「洗濯機の柔軟剤の投入口がない!どうしたらいい?」
「二層式の洗濯機で柔軟剤の入れ口がわからないんだけど」
「投入口を使わない場合の正しい洗濯方法って?」
今時の洗濯機はドラム式であろうと縦型式であろうと柔軟剤の投入口は普通についていますよね。
が、二層式の洗濯機の場合、柔軟剤がないものもありますよね。
実は私の実家の洗濯機も昔は二層式で柔軟剤の投入口がありませんでした。
で、そんな時は自分たちで柔軟剤を入れていたのですが、この時の柔軟剤の入れ方によって洗濯物の仕上がりが変わってくるんですよね。
というわけで今回は「柔軟剤の投入口がない時の洗濯の仕方」をご紹介。
洗剤や柔軟剤の投入口がなくて困っている!という人はぜひ参考にしてくださいね。
また洗濯後の衣類をふんわりフワフワに仕上げる方法や、柔軟剤の香りを残す方法もまとめていますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
洗濯機の柔軟剤投入口がない どこにあるの?
柔軟剤投入口がない時の対処法の前に、念のためにもう一度「柔軟剤投入口がどこにあるのか」を確認してみましょう。ないと思ったら実はあった!ということもありますからね。
念のためにチェックしておいて損はありません。
柔軟剤を入れる場所は、洗濯機やメーカーによって異なります。
ただ、ほとんどの場合は「洗濯機の上部」に設置されていますが、中には違うところに設置されている洗濯機もあります。
- 縦型の全自動洗濯機…洗濯層の内側フチ部分や水の注入箇所にあることが多いです
- ドラム式洗濯機…洗濯機の外部に引き出し部分があり中に投入口があります
洗濯機の柔軟剤投入口を使わない洗濯方法
正しい柔軟剤の投入方法
さてそれでは次に、本当に投入口がない場合の正しい洗濯の仕方を紹介しますね。洗濯機に柔軟剤の投入口がない場合、自分でタイミングを見計らって洗濯槽に柔軟剤を入れなければなりません。
さて、この柔軟剤を入れるタイミングは以下のようになります。
- 洗い *洗濯用洗剤を入れる
- 脱水
- すすぎ(1回目)
- 脱水
- すすぎ(2回目) *柔軟剤を入れるならココ!
- 脱水
このすすぎの時に洗濯槽に水が入っている時に柔軟剤を入れます。
なぜ2回目のタイミングなのかというと、最初のすすぎの段階では洗剤が衣類に残っているので柔軟剤の効果が落ちてしまうんです。
なので、洗剤がキレイに落とされてしまったタイミングで柔軟剤を入れます。
ちなみに、柔軟剤を入れた後は数分間そのまま漬け置きにすると衣類がフワフワになりますよ。
もしくは洗いモードで洋服全体に柔軟剤をいきわたらせてから脱水にかけると良いですね。
溜めすすぎと注水すすぎ機能があるなら
あと、「溜めすすぎ」と「注水すすぎ」の2種類がある洗濯機もありますよね。この場合は以下のタイミングで柔軟剤を入れます。
- 溜めすぎ…2回目以降の最後のすすぎ時に柔軟剤を入れる
- 注水すすぎ…水の濁りが無くなったタイミングで一度注水をとめ、柔軟剤を入れる
また、洗濯機を3分ほど回して、柔軟剤を衣類全体にいきわたらせることもお忘れなくです。
運転を途中で止めることができる機能がついているなら
もし「洗濯機を途中で止めることができる」機能がついているなら、2回目の注水のタイミングで洗濯機が止まるように設定しておくと良いですね。全自動の場合「うっかり柔軟剤を入れ損ねた!」ということがあり得ますが、このように自動で止まってくれるのでしたらベストなタイミングで柔軟剤を投入できます。
こういった機能はぜひ活用していきましょう。
柔軟剤で洗濯物をフワフワに仕上げるために注意したいこと
目からウロコの「正しい洗濯術」 | 洗濯のプロ 洗濯ブラザーズ監修 |【暮らしにいいコト】Vol.3 洗濯
それでは次に柔軟剤の正しい使い方を紹介していきます。
特に洗濯物をフワフワに仕上げたい場合、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 洗剤と柔軟剤は一緒に入れない
- 洗剤や柔軟剤を入れすぎない
- 洗濯物を入れすぎない
- すすぎは2回がオススメ
- 洗濯槽の掃除を定期的に行う
洗剤と柔軟剤を一緒に入れない
洗剤と柔軟剤を一緒に入れてしまうと、お互いの効果を打ち消し合ってしまいます。洗剤には陰イオンが、柔軟剤には陽イオンが含まれているため、混ぜ合わせると中性に変化し効果が激減してしまうんです。
なので、基本的に洗剤と柔軟剤は別々に入れるのがベスト。
できるだけ別々に入れるようにしましょう。
洗剤や柔軟剤を入れすぎない
よくありがちなのが「汚れがひどいから洗剤を多くいれる」や「香りを強くしたいから柔軟剤を多くいれる」ということですよね。ですが、これは逆効果のNG行為。
洗剤や柔軟剤は決められた適量を入れるのが一番効果的なんです。
というのも洗剤や柔軟剤を入れすぎると、洗剤が泡立ちすぎてその泡で汚れをカバーし、逆に汚れが落ちないんです。
さらに多すぎる洗剤がすすぎでは充分に落ちないので、残った洗剤が繊維に入り込み、黄ばみや嫌な臭いの原因になってしまうことも…。
柔軟剤も同じで入れすぎると臭いがキツすぎて臭くなったり、肌荒れの原因にもなってしまいます。
洗剤と柔軟剤は容量を守っていれるようにしましょう。
洗濯物を入れすぎない
特に家族が多くなるとついやってしまうのが「洗濯物の詰め込みすぎ」ですよね。が、ここは詳しく解説しなくてもわかると思いますが、洗濯物がギューギューになると汚れが落ちにくくなってしまうばかりか、生乾き臭の原因にも。
さらに恐ろしいことに、洗濯機の故障や不具合にも繋がりかねませんので本当に注意しましょう。
すすぎは2回がオススメ
最近ではすすぎ1回でOKな洗剤も販売されていますし、洗濯機で節約モード(すすぎ1回)も選べて、そちらでしたら電気代や水道代を少し節約できますよね。すすぎ1回とすすぎ2回、どちらもメリット・デメリットがありますよね。
どちらを選ぶかは個人の好みしだいなのですが、もし柔軟剤の効果を充分に出したいならすすぎは2回目の方がオススメです。
すすぎ1回だけだと、どうしても洗剤が衣類に残ってしまい柔軟剤の効果が薄くなってしまいますので。
ふわふわに仕上がり、かつ香りも良い洗濯物にしたいならすすぎは2回の方がいいかな、と思います。
洗濯槽の掃除を定期的に行う
- 洋服の汚れが落ちにくくなってきた
- 洗濯してもタオルが臭い
- 柔軟剤を入れても洗濯物が柔らかくならないし、香りもしない
あなたは洗濯槽の掃除を定期的にしていますか?
洗濯槽が汚れていると黒カビ菌が発生・繁殖し臭いや汚れの原因になってしまいます。
もし数か月以上洗濯槽の掃除をしていない…ということでしたらぜひ掃除をしてみてください。
洗濯の仕上がりが全然違ってきますよ。
柔軟剤の香りを残す方法
【検証】柔軟剤の匂いが残る方法を検証してみた!
柔軟剤の香りって自分好みのものだと本当に良い香りですよね。
が、なかなかその良い香りが洗濯物に残ってくれない時もありますよね。
そんな時は以下の方法を試してみてください。
- 無香料の洗剤を使う
- ぬるま湯で洗濯する
- 柔軟剤の容量を守る
- 脱水する前に30分程度つけ置きする
- 脱水時間を少しだけ短くする
- 日光に直接当てず、できるだけ部屋干しする
洗濯物の汚れが落ちると、その分柔軟剤の効果も出やすいですので。
また、上記の中でも効果的なのは「30分のつけ置き」と「部屋干し」ですね。
が、部屋干しは風通しが良いところに干せないとかえって生乾きの匂いがしてしまいますものね><
部屋干しが難しいという場合は「30分つけ置き」だけでも行うと、柔軟剤の香りが残りやすくなりますので、ぜひ試してみてくださいね。
柔軟剤の入り口がない場合の対処法まとめ
いかがだったでしょうか?洗濯機に柔軟剤の入り口がなかった場合、「2回目のすすぎのタイミング」で柔軟剤を投入すると良いですね。
その際、数分間つけ置きするか、もしくは2~3分洗濯機を回して衣類全体に柔軟剤をいきわたらせるとフワフワで香りが残る仕上がりになりやすいですよ。
さらに柔軟剤の香りを残したい場合はつけ置き時間を30分に長くすると良いですよ。
ぜひ試してみてくださいね。
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