「将来の夢が看護師なんだけど、作文を書くことになった」
「看護師を目指す理由って何にすればいいの?」
「例文を読みたい!」
小学生、中学生、高校生の作文でよくある将来の夢ですが、看護師で書こうと思っている人も多いはず。
が、作文を書けと言われても、なかなか思いつかないものですよね。
そこで今回は「将来の夢が看護師の場合の作文の書き方」をご紹介。
一緒に看護師に興味を持ったキッカケもまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
専門学校や大学の小論文用に探している人も必見ですよ。
将来の夢が看護師 理由はどうする?
現実的な理由は避けた方が無難
まず、将来の夢の作文を書く時に必要なのは「なぜ看護師を志そうと思ったのか」の理由ですよね。ここのところがハッキリしていると、作文もさくさく書けるものです。
が、「そこそこ給料がいいから」「どこでも働けるから」「なんとなく目指そうと思ったから」とぼや~んとした理由の場合、それをそのまま書くのはNG。
確かに私も看護師は美味しい仕事だと思っており、娘にも薦めたいくらいですが(将来的に食いっぱぐれることも無さそうですし。普通の一般事務なんかに比べたらお給料もいいですし)、そんな現実的な事柄を作文に書く必要はないでしょう。
あまり先生から良い印象は抱かれません。受験用の小論文なら、なおさらです。
では、どんなことを書けばいいのか。
やはりここは嘘でもいいから、学生らしく前向きで明るい理由を書くべきでしょう。
具体的な例を次の章で紹介します。
看護師を目指す理由の例
看護師を目指す理由としては、過去に看護師と関わってその時に感銘を受けたからというのが一番無難です。今まで病院に行ったことがない人はいないですよね。
なのでまず嘘とバレません。
そこら辺を踏まえて以下のような理由が考えられます。
通院した際に看護師さんが優しくしてくれたから
- 熱で苦しい時に体を支えてくれた
- 注射が嫌で泣いていたら笑わかせてくれた
- 骨折で痛かったが、治療後にご褒美の〇〇(お菓子、シール、折り紙など)をくれた
その時に看護師さんが優しく接してくれたことにしましょう。
上述しているような具体的なエピソードがあるとなお良しです。
入院中に親身になって接してくれたから
- 毎日明るい声であいさつをしてくれた
- 落ち込んでいたら相談に乗ってくれた
- 買い物がしたいと言ったら、快く引き受け車いすで売店まで連れていってくれた
やはりこちらも具体例があるとより信憑性が増し、素敵な作文になりますよ。
家族が入院中に懸命に看護してくれたから
- ナースコールを押しても嫌な顔せずに、親身になって接してくれた
- 認知症が入り家族でも対応が難しい祖母に対し、親切に対応してくれた
- 家族が「看護師の〇〇さんがよくしてくれている」と嬉しそうに話していた
その際、「いいな」と思うようなナースに出会った経験がある人もいるでしょう(いなかったとしても、いたことにしましょう)。
そういった経験を具体例をあげながら紹介すると良いですね。
知り合いが看護師だから
- 母親が看護師で頑張る姿に憧れたから
- 親戚に看護師がおり、やりがいがある仕事だと言っていたから
- 姉が看護師で活き活きと働く姿が眩しかったから
看護師が将来の夢の作文の書き方
さて、理由ができたところで実際の作文の書き方を紹介しましょう。基本的には以下の順序で作成するとOKです。
- 私の将来の夢は看護師です。なぜなら~~~だからです。(看護師を目指す理由)
- 看護師になるためにも~~をしたいです。(看護師になる方法/小学生は省略してOK)
- 私が看護師になったら~~~をしたいです。(看護師になった際にしたいこと/どういう看護師になりたいのか)
1の看護師になる理由は上述しているので省略するとして、2と3について補足しますね。
看護師になる方法
看護師になる方法はネットで調べるといくらでも出てくると思います。- 看護師になるためにどういったことを勉強しないとなのか
- どんな知識がいるのか
- 知識以外にどのような心構えが必要なのか
- 進学先はどこにするといいのか
どういう看護師になりたいのか
ここは看護師に興味を持ったキッカケと連動させて考えると書きやすいかな、と。「そんなこと言われてもわからない」という人でしたら、そこまで深く考えずに自分がなりたい理想の看護師を書いておくと良いでしょう。
実際にそう行動できるかどうかは関係ありません。
どんなに高い理想でも、気にせず書いてOK。
「実際そんなの無理でしょ」と感じたとしても、書くのも願うのもタダですので。
若者らしく堂々と書いておきましょう。
将来の夢が看護師の作文例文
それでは最後に例文を紹介しましょう。私の将来の夢は看護師になることです。
私は子供の頃、病院が嫌いでした。病院といえば痛い注射を打たれたり、苦い薬を出されるところで正直に言うと地獄のような印象でした。が、そんな私の認識は一人の看護師さんによって変えられました。
看護師さんは私が熱で苦しそうにしていると「苦しいよね。でももうすぐ良くなるから、頑張ろうね」と励ましてくれたり、頑張って注射を打ったあとは「〇〇ちゃん、よく頑張ったね。泣かずに偉いよ。頑張ったからご褒美あげるね」と手作りの折り紙をくれたりしました。
それまで嫌な印象しかなかった病院が、その看護師のお姉さんに出会ったことでそんなに嫌いな場所ではなくなり、注射も薬も「お姉さんが応援してくれるから頑張ろう」と思えるようになりました。私はそのお姉さんのように一人一人に寄り添い励ましてくれるような看護師さんになりたいです。
そのためにもしっかりと勉強を頑張りたいと思います。看護師は人の命に係わる仕事です。ちょっとした医療ミスが問題になることもあります。人体の仕組みや医療の知識などを身につけるのは必須です。専門知識学ぶために看護学校へ進学する必要もあるでしょう。そのための勉強を今からコツコツと頑張っていこうと思います。
そして看護師になったあかつきには、私も人から感謝されるような働きがしたいです。任された医療行為を行うのはもちろんのことですが、それ以外にも病気で不安になっている患者さんに寄り添い、気持ちを軽くしてあげたいです。たとえ相手が子供であろうと、高齢者であろうと、どんな人であってもその人の気持ちになり「あぁ、この人に担当してもらって良かったなぁ」と感謝されるような、そんな看護師を目指そうと思います。
もしどうしても文章が思いつかないようでしたら、こちらを参考にして言葉を言い換えて書くといいでしょう。
ちなみに看護師の例文は以下のページにも掲載しているので、よければどうぞです。
⇒中学校 卒業文集の例文。簡単な書き方や便利なテンプレートまとめ
*卒業文集の例文ですが「将来の夢」というタイトルで看護師の例文を掲載しています。
将来の夢が看護師で作文を書く方法まとめ
いかがだったでしょうか?今まで看護師に関わったことがない人はいないでしょう。
将来の夢で作文を書く際は、過去にあった経験を少し膨らませて書くと書きやすいですよ。
頑張ってくださいね。
↓こちらも参考になります↓