伝言ゲーム ビジネス版。研修などで社員の伝える能力を育てよう

伝言ゲーム ビジネス版
 

子どもの頃、伝言ゲームをやったことのある方も多いはず。

「相手に正しく伝えたつもりなのにまったく違う意味で伝わっている」とか、「きちんと聞きとろうとしたのに半分も理解出来なかった」とか、いろいろと思い出はありますよね。

 

そんな伝言ゲーム、実はビジネスの現場でも大いに活用することができるのです。

特に、研修などで社員の伝える能力を伸ばしたいときには最適なゲーム。

遊び感覚のつもりでも、たくさんの気付きや反省があってとても勉強になりますよ。

 

ここでは「伝言ゲームがビジネスに向いている理由や、そのやり方、おすすめのお題」についてご紹介していきます。

 

「人事で担当になったけど新人研修で何をしようか迷っている」、「職員研修で楽しく遊べて勉強になるゲームがしたい」という会社員、職員の皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。

 

伝言ゲームがビジネスに最適な理由

正しく伝えることの難しさが分かる

伝言ゲームで最も難しいのは、相手に正しく伝えるということですよね。

きちんと聞きとったつもりなのに、いざ口に出して言おうとすると「あれ、何から言えばいいのかな。」と頭が真っ白になってしまうことも。

 

自分の中では理解しているのに、他の人に伝えようとすると上手く伝えられないということは社会に出てからもよくあることです。

 

会社では「お客様に正しい内容を伝えること」も必要ですが、それと同時に「社員同士での意思疎通」が大切になりますよね。

営業職に限らず、事務職、クレーム対応、コールセンター、全ての業種、職種で「伝える力」は必要になってきます。

そのため、伝える力を伸ばすという意味では、伝言ゲームはとても良いトレーニングになりますよ。

 

要点を理解しながら聞くことができる

相手の話の要点を理解しながら聞くことができれば、伝えるときも的確に伝えやすくなりますよね。

 

伝言ゲームは「相手から言葉を聞きとること」からスタートするので、この時点での集中力や理解力も求められるのです。

 

ゲームだったら聞き返すこともできるでしょうが、これがお客様や取引先の方相手だったらそう何回も聞きかえせませんよね。

また、この能力は上司や先輩の話を聞く時にも活かされます。

一度で要点を理解して聞きとるという力も、伝言ゲームでは鍛えられるようになりますよ。

 

相手の気持ちに立って考えることができる

相手にきちんとお題を伝えないと、ゲームは進んでいきません。

だから「どういう話し方で、どれくらいの話す速さで、どこから話したら相手が聞きとりやすいか」工夫しながら伝えることが大事。

 

これは、相手の気持ちに立って考えるということに繋がるので、ビジネスではとても大切なことになるのです。

 

「自分さえ理解できていれば良い、内容をとりあえず伝えきれば良い」というのではなく、「きちんと相手が理解できるように伝えるという心配り」も、伝言ゲームによって磨かれていく力だと思います。

 

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ビジネス用伝言ゲームのルール、やり方は?

伝言ゲームの基本的なルール

まず、グループを作り一列に並びます。

列の先頭の人は「出題者からお題を聞くor紙で見せてもらい」、それを次の人に言葉で伝えて行きます。

 

このとき、大きな声で話してしまうと列全体に聞こえてしまうため「耳打ちする程度で伝える」ようにしてください。

 

お題を伝えられた人は、また次の人に耳打ちで伝えて行きます。

最後に並んでいる人は、お題の内容を発表します。

その内容が「元のお題からどれくらいずれているか、正確に伝わっているか」で、そのグループの伝える力が分かるようになります。

 

必要なものは?

伝言ゲームに必要なものは「お題の準備」だけです。

あとは「参加者に伝えていってもらうだけ」なので、どこでも簡単にできるゲームとなっています。

 

また、ゲームをスムーズに進めるために、研修時間が決まっている場合は「制限時間」を設けるようにしましょう。

「5分の間に後ろの人までお題を伝えて行ってください。」というようにして、分かりやすく「残り〇分です。」と教えてあげるといいですよ。

 

お題は、長文の場合は紙に書いて先頭の人に見せた方が、後から答え合わせをしやすくなります。

人数が多いほど正確に伝えていくことが難しくなってくるので、研修の最初は5~6人チームでスタートした方がやりやすいと思います。

慣れてきたらチームを無くし、「その場にいる全員で1つのお題を正確に伝えていく」というのも伝える力を鍛える訓練になりますよ。

 

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ビジネス研修向け伝言ゲームお題

簡単なビジネス用語を用いたお題

社会人になってから使い始めるビジネス用語。

連絡をとるときに、正しく伝えられていないと後々トラブルになることも考えられます。

ここでは、その練習だと思って、社会に出てからのことを想定したお題を設定してみましょう。

 

お題の例文

「3階会議室は配線工事のため本日使えません。

会議をする部署は、総務課に連絡のうえ、5階食堂室を使うようにしてください。」

 

「部長は本日研修のため不在です。

お客様から連絡があった場合は、副部長もしくはチームリーダーに確認をとってください。」

 

「山口様というお客様が来られたら、至急融資部の田中さんに連絡するようにしてください。内線番号は〇〇〇です。不在の場合は携帯に連絡をお願いします。」

 

地図を口頭で言うお題

社会人になると、会社の場所や取引先の場所、お客様の自宅など、地図上のことを口頭で説明する場面も多くなります。

普段からその道をよく知っている人に伝えるなら「あぁ、あの通りを曲がったところか。」と分かってもらえるでしょうが、初めての人に伝えるには分かりやすく丁寧に伝えることが大事。

地図を口頭で言うお題は、相手の立場に立って伝える能力を伸ばしてくれます。

 

お題の例文

「本社の場所をご説明します。

〇号線を北に進んでいただき、〇〇株式会社が見えましたら右折してください。

そこから東に300メートルほど進んでいただきますと本社の赤い看板が見えて来ると思います。お車でお越しの際は、正面玄関右手の駐車場にお停めください。」

 

「取引先の○○株式会社の場所を説明します。

会社から出て、東に500メートルほど進むと郵便局が見えます。

そこを南に曲がり3つ目の信号を左折すると着きます。

受付の田辺さんという方に約束があることを伝えてください。」

 

長文を用いたお題

長文は伝える方も聞く方も、集中力やコミュニケーション能力が求められるお題です。

何度か聞き返してしまうかもしれませんが、伝言ゲームとしては最もやりがいがあると思います。

 

お題の例文

「今店頭に来ているお客様は、部長のご両親のいとこにあたる方で、〇〇株式会社の専務を5年前までされていたそうです。

お飲み物は、ブラックコーヒークリーム入りの砂糖なし、お茶菓子は〇〇ケーキ屋のガトーショコラを出すようにしてください。」

 

「今日来店されるのは、1年前に契約いただいて現在はご夫婦とお子さん2人と生活されている鈴木さんと、2週間前に見積もりを依頼されたご夫婦とお母様の3人で暮らす佐藤さんです。

鈴木さんご一家は11時来店予定なので2階応接室へ、佐藤さんご一家は13時来店予定なので1階ロビーへ通してください。」

 

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ビジネス伝言ゲームまとめ

ビジネスの研修で使える伝言ゲームについてまとめてみました。

楽しい遊びも、伝え方や聞き方、理解の仕方を意識しながらやることでコミュニケーション能力を伸ばすことに繋がりますね。

研修で伝言ゲームを取り入れてみることで、実際に仕事を始めたときのイメージも沸きやすいと思います。

楽しみつつ能力を伸ばして行くためにも、ぜひ取り入れてみてください。