将来の夢の作文 薬剤師の書き方。理由はどうする?小学生・中学生・高校生

将来の夢の作文 薬剤師
 

「将来の夢の作文を薬剤師で書きたい」

「薬剤師になりたい理由って何を書けばいい?」

「薬剤師が将来の夢の作文例文ってある?」

 

小学生、中学生、高校生で出される課題で将来の夢ってよくありますよね。

で、中には薬剤師を目指したいと思っている人もいることでしょう。

が、なかなか薬剤師で将来の夢を書こうと思っても、思いつきにくいもの。

 

そこで今回は「将来の夢が薬剤師の場合の作文の書き方」をご紹介。

 

薬剤師になりたい理由や、具体的な例文までまとめています。

学校の宿題で困っている人、または小論文の参考にしたい人はぜひ参考にしてくださいね。

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将来の夢の作文 薬剤師での書き方

薬剤師で将来の夢の作文を書く場合、以下のような構成がオススメです。
  1. 薬剤師になりたい理由
  2. 薬剤師になるために、今からすべきこと
  3. どのような薬剤師になりたいか、薬剤師になったあとに何を行いたいのか
今から詳しく解説していきますね。

ちなみに「2」と「3」の順番は逆になってもOK。

「私は薬剤師になって~~を行いたい。だから今~~を頑張る。」といった流れでもいいです。

書きやすい方を選ぶといいですね。

薬剤師になりたい理由

薬剤師になりたい理由ですが、自分なりの理由があるなら、それをそのまま書くといいですね。

ただし「お給料がいいから」的な理由はやめておきましょう。

例え本当のことだとしても、先生からの印象が悪いです(お金の大切さと命の大切さを絡めて、うまくまとめることができれば良い印象に持っていくことも可能かもですが…)。

作文や小論文として書くなら、嘘でもいいので、前向きで読んだ人が応援したくなるような理由を書きましょう。

「そんなこと言われても、理由なんて思いつかないよ」

という人は、以下の理由を参考にして考えてみてください。
  • 薬局で薬を処方してもらったことがある
  • 家族が薬を処方してもらったことがある
  • マンガやドラマで感動したから
さらに詳しく説明していきますね。

薬局で薬を処方してもらったことがある

薬剤師といえば、医師から指示された処方箋をもとに薬を処方してくれるお仕事ですよね。

病院後に薬局に行き、薬剤師から薬をもらった経験がある人も多いでしょう。

その際に薬剤師に憧れる出来事があった…という理由が一番無難かな、と思います。
  • こちらの体調を気遣い、丁寧に薬を処方してくれた
  • 薬剤師さんが処方してくれた薬を飲んだら、それまで辛かった症状が改善し感動した
  • 子供の頃、薬嫌いな私に飲みやすい薬を処方してくれた
書きやすいのは、「薬のお陰で症状が改善した」という線かな、と。

「辛かった頭痛や熱が薬のお陰で楽になった。まるで魔法のようで感動した。」

「かゆくてかゆくてたまらなかった皮膚が、塗り薬を塗ったら嘘みたいに消えた。」

「一緒に処方してもらった痛み止めで、辛い痛みが引いた。」

こういった経験があるなら、「だから将来自分も同じような想いをした人を助けたいと思った」的な感じでまとめるといいかな、と思います。

家族が薬を処方してもらったことがある

「自分は病院に行ったことがないくらい健康優良児だったから、薬剤師の世話になったことはない。」

という人でも、家族(祖父母とか)が病気で薬局に通っている…という人はいるでしょう。
  • お婆ちゃんが薬局に行ったあとに「あの薬剤師さんが親身になってくれるから助かる」と話していた
  • 診察後に泣き続けていた妹に薬剤師が優しく話しかけ、妹が笑顔になっていた
  • お爺ちゃんのお薬手帳を確認して、お爺ちゃんに最も良い薬を処方してくれた
こういった経験があるなら、薬剤師になりたい理由として使ってもいいですね。

家族のことですし、少しくらい嘘が混ざっていてもバレる心配がない…というのも嬉しいポイントですね。

マンガやドラマを見て感動したから

数は少ないですが、薬剤師をテーマした漫画やドラマがあります。

主人公やキャラクター達の考えや生き様に共感して薬剤師に興味をもった…という理由もありかな、と思います。
  • アンサング・シンデレラを見て、医療現場を裏で支える葵みどりに憧れた
  • 薬屋のひとりごとを見て、元薬師の猫猫(マオマオ)が薬学を含めた豊富な知識で事件を解決する姿に痺れた
  • 異世界薬局を読み、薬学の知識で不治の病を治す主人公にスカっとした。自分も同じように病気で苦しむ人を助けたいと思った
薬剤師に興味を持ったのがテレビやマンガでも問題ありません。

最初のきっかけは漫画でも、真摯に薬剤師に向き合っている姿勢を作文に書きこむことで好印象に持っていけますよ。

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薬剤師になるために、今からすべきこと

具体的な薬剤師になる方法はネットで調べると簡単に出てくると思います。

高校生以上でしたら、現実的な「薬剤師になる方法」を書くといいでしょう。

その際、作文の文字数が足りない場合、より具体的に書き原稿を埋めるのもありです。

 

中学生以下でしたら、もう少しぼんやりとした内容でもいいでしょう。
  • 薬について今から図書館で本を読み勉強したい
  • 色々な人と関わり、誰にでも優しく接せるようになりたい
  • しっかり勉強を頑張りたい
また、他の項目で書きたい内容が多い場合、「薬剤師になる方法」のところは省略してしまっても大丈夫ですよ。

どのような薬剤師になりたいか、薬剤師になったあとに何を行いたいのか

ここは自分の夢を大いに語る部分ですね。

薬剤師になって何を成し遂げたいのか。

どのような薬剤師になりたいのか。

自分の理想の薬剤師像をそのまま書けばOKです。
  • 病気で苦しむ患者を救いたい
  • 精神的にも辛い患者に寄り添い、支えとなる薬剤師になりたい
  • 地域に根付き、頼りにされるような薬剤師になりたい
  • 患者一人ひとりに合った薬を処方できる薬剤師になりたい
ここは理想の薬剤師を書く場所ですので、自由に書いていいでしょう。

少し大げさに書くくらいが丁度良いです。

存分に夢を語ってください。

「いや、そんなに熱い想いなんてないよ」

という人は、まぁ、「こんな薬剤師が本当にいたらいいよな」的な理想像を書いておくといいですね。

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将来の夢が薬剤師の作文例

それでは、「将来の夢が薬剤師の作文例」を紹介しましょう。

自分で作文を書く際の参考にしてみてください。

私が薬剤師という仕事を知ったのは、子供の頃にできた発疹がきっかけです。ある時、私の指の間に赤くぷつぷつした発疹ができました。見た目も気持ち悪いし、痒みもあるしで、本当に憂鬱でたまりませんでした。それに何より、友達に見つかったら気持ち悪がられないかという恐怖がありました。数日で治るだろうと思っていた発疹は一週間経っても治らず、ついに私は母親に頼んで皮膚科を受診しました。

医者から診断を受けた上で薬局で薬を処方してもらったのですが、薬を貰う時、暗い顔をしていた私に薬剤師さんは「発疹、辛いよね。薬を塗ったらきっと治るよ。見た目も戻るし、痕も残らないから安心してね」と優しく声をかけてくれました。その言葉に私は不思議なほど慰められました。

薬剤師は毎日何人もの客に薬を処方しているのでしょう。伝えなければならない注意事項を説明し、薬を手渡す。その繰り返しの中、一人の暗い顔をしていた客の心に寄り添い、真心のこもった声を掛ける。それは簡単なようで、とても難しいことです。私はブラスバンド部に所属していますが、毎日自分の練習で精いっぱいで困っている仲間や後輩を気遣う余裕なんてないからです。だからこそ仕事で大変な中で患者の心が軽くなるような声を掛けてくれた薬剤師にとても感動し、そして思ったのです。私もいつか同じように病気で苦しんでいる人の心に寄り添えるような薬剤師になりたい、と。

そのためには薬科大学への進学が必要です。受験合格を第一目標にし、毎日勉強を頑張ります。また、自分のことだけを考えていてはダメです。私がなりたいのは、他人を気づかえるような薬剤師です。周りをよく観察し、困っている人がいたら手を差し伸べたいです。まずはブラスバンド部や教室で困っている人に声を掛けるところから始めようと思います。こうやって少しずつ努力を積み重ねることで、病気に苦しんでいる人の心に寄り添えるような薬剤師に近づいていけるんだと思います。いえ、絶対にそうなります。

ひとまず、こんな感じでどうでしょうか。

今回は先に「理想の薬剤師像」を書いて、最後に「薬剤師になる方法」を書くパターンですね。

ちょっと終わり方が微妙になってしまいましたが(申し訳ありません)、まぁ、参考にできるところは参考にしてあげてください。

将来の夢の作文 薬剤師の場合の書き方まとめ

いかがだったでしょうか?

病院へ行き、薬を処方された経験なら誰でもあるのではないでしょうか。

もし薬剤師を目指す理由で困ったら、そういった時の経験を元に書いてみるといいですね。

少し難しいかもですが、頑張ってください。

 

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