君の膵臓をたべたい 読書感想文の例文。簡単な書き方は?

君の膵臓をたべたい 読書感想文の書き方
 

夏休みの宿題といえば読書感想文ですが。

本を読む習慣がない人なら「できるだけ興味が持てる本で感想文を書きたい」と思っちゃいますよね。

で、そんな時に候補となるのが映画化・アニメ化もされた「君の膵臓をたべたい(著者:住野よる)」でしょう。

とはいっても、いざ感想文を書こうとすると中々言葉が出てこないものです。

 

そこで今回は「君の膵臓をたべたいの読書感想文の書き方」をご紹介。

 

簡単なあらすじや、感想文を書く時のポイント、さらに例文もまとめていますよ。

小学生、中学生、高校生で感想文で悩んでいる人はぜひ参考にどうぞです。

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君の膵臓をたべたいのあらすじ(簡単な話の内容)

まずは「君の膵臓をたべたい」のあらすじを紹介しましょう。

ユーチューブで検索すると、感想やあらすじをまとめてくれている動画がありますよ。

「本は読んだんだけど、内容を覚えていない…」という人は参考にどうぞです。

↓ネタバレなし感想とネタバレあり感想に別れているので、ネタバレしたくない人はこちらをどうぞ。

『君の膵臓をたべたい』小説の感想!【ネタバレなしからのネタバレあり】

↓映画版のあらすじと感想をまとめてくれています。これを見ると大体の流れがわかります。

「君の膵臓をたべたい」ネタバレあらすじ結末と感想

↓こちらは「君の膵臓をたべたい」の好きなシーンをまとめてくれています。

「読んだけど感想を書くとなると難しい」という人でしたらこちらの動画が読書感想文を書く時にかなり役立ちます。

【ネタバレ注意】“君の膵臓をたべたい”の好きなシーンBEST3【祝!映画公開】

また、動画ではなく文字であらすじを読みたいというひとは「読書メーカー」さんがオススメ。

読書メーカー

こちらのサイトでは多くの人が感想を書き込んでくれています。

「感想・レビュー」の下で「全て表示」と「ネタバレ(のみの感想を表示する)」を選べますので、好きな方を選ぶと良いでしょう。

ぶっちゃけ、このサイトの感想を読むだけで本を読まなくても読書感想文が書けてしまいます(笑)。

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読書感想文を書く時のポイント

・命が一つのテーマなので、過去に身近な人の死を経験したことがあるなら、その時の体験談を書く(祖父母、ペットなど)。

・命の価値について考えてみる。自分と他の人との命に差があるのか。

・人はいつどんな時に死ぬのかわからない。なので、今を精いっぱい生きる…という方向だと書きやすい。

・死ぬまでにやりたいことリストを考えてみる。

・感想が思いつかない人は心に残った名言を引用し、そのことについて書いてみる。

君の膵臓をたべたいの名言

【君の膵臓をたべたい/山内桜良】君に捧げる共病文庫

上述しましたが、もし「感想文が全然思いつかない」時は以下のような感じに書くのもオススメです。

この本を読んで印象に残ったセリフが3つあります。

一つ目は「~~~~」です。この時、桜良は……。私はこのセリフを読んで……と感じました。

二つ目は……。

キミスイは名言が多い小説でもありますからね。

いくつか、感想文のヒントになるセリフを紹介しますね。

私も君も、一日の価値は一緒だよ

病気である咲良も、健康である春樹も一日の価値は等しい。

もしかしたら春樹だって明日には死ぬかもしれない。

そんな中、偉大なことを行ったとしても、何気ない日常を過ごしたとしても、一日の価値は全部同じ。

ただ自分が納得できるように過ごせれば、それでいい。

 

本当に深い言葉です。

この言葉だけで読書感想文が書けそうです。

僕は本当は、君の膵臓をたべたい

本のタイトルにもなっているこの言葉。

咲良の「人に食べてもらうとね、魂がその人の中で生き続けるんだって」というセリフがあってからこそ出てきた言葉ですね。

 

大好きな人の魂を、想いを、自分の中で生き続けさせたい…そう強く願って言ったセリフとなります。

きっと誰かと心を通わせること。そのものを指して、生きるって呼ぶんだよ。

自分一人では生きていると言わない。

誰かに関わって、一緒に喜んだり、泣いたり、ケンカしたり、怒ったり、すれ違ったりして、そうやって過ごすことが生きるということ。

グッと心に刺さる言葉です。

思春期の子供だと、なおさら刺さるのものがあるのではないでしょうか?

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君の膵臓をたべたい 読書感想文例文

読書感想文例文


題名(タイトル):生きるということ

明日は普通にやってきて、いずれ私は大人になり、普通に家族を持って、普通にお婆ちゃんになって子供や孫に見守られながら死んでいく。今まで私はそんな未来が待っているのだと疑っていませんでした。でも、この本を読んで、なぜ自分は明日も生きて、明後日も生きて、老衰で寿命を全うするまで普通に生き続けることができると信じていたのか不思議になりました。

明日のことは誰にもわかりません。もしかしたら私は明日には事故で死んでしまうかもしれないのです。いえ、私だけではありません。私の友達も、家族だって、明日には何かしらの事故に巻き込まれ会えなくなってしまう可能性はあります。事故じゃなくても、重い難病を患って残りの人生の期限が決められてしまう可能性だってあるんです。そう考えるととても怖くなりました。もしかしたら自分が明日にも死んでしまうかもしれないというのは、自己がバラバラに砕けて無くなってしまうかのような恐怖感を感じます。

でも、咲良の「私も君も、一日の価値は一緒だよ」という言葉で考えが変わりました。余命一ヵ月の人だって、健康な子供だって、お爺ちゃんだって、偉い政治家だって、ホームレスの人だって一日の価値はみな等しく同じなのです。そこで何をするかは、それぞれの自由です。

将来のために勉強をするのも良いでしょう。部活を一生懸命頑張るのも良いです。友達といっぱいお喋りするのもありです。家族にありがとうを伝えてもいいでしょう。何気ない日常を平穏に過ごし、ゆっくりとした幸せを噛みしめるのもいいと思います。ただ、自分が「楽しかった。今日も精いっぱい生きた」と納得できるような過ごし方をすれば、それでいいのだと思います。

ただし、「どうせ明日には死ぬかもだから、どうなってもいいや」と投げやりな生き方をするのだけは間違いです。この本が教えてくれているのは、そういったことではありません。人の未来はどうなるかわからない。だからこそ、一日一日を大切に丁寧に生きていかなければならない。きっと咲良はそう教えてくれているのだと思います。

私は今まで、ただ何となく生きてきました。毎日学校に行ってぼーっと授業を受けて、なあなあに部活をして、家に帰って、お母さんが作った食事をもそもそと食べて、お風呂に入って、ドラマを見て、ベッドで眠る。毎日のタスクを目的も何もなく淡々とこなしていただけです。

でも、それではいけないのだと思いました。もしかしたら明日には死ぬかもしれない。もちろん生きる可能性の方が高いだろうけど、もしかしたら本当の本当に明日はやってこないかもしれない。なら、毎日をもっと一生懸命生きたいです。

私はまだ将来なりたい物は考えていませんが、自分が「こんな仕事をしたい」と思えた時のために今のうちからしっかり勉強を行いたいです。

友達とも色々なことを話して、いっぱい遊びたいです。今までちょっとした言葉の不足でケンカしてぶつかった時もありましたが、明日会えるとは限らないのだから自分の正直な気持ちは臆することなく真正面から伝えたいです。特に大好きな気持ち、友達と出逢えて本当に良かったという気持ちを伝えたいです。友達にこんなことを話すのは少し気恥ずかしいですが、突然会えなくなった時に後悔したくないので勇気を出そうと思います。

また、部活だって去年よりも良い結果を残せるように毎日の練習を頑張りたいし、家に帰ったらもっとお母さんの手伝いをして、お父さんにもお母さんにもありがとうの気持ちを伝えたいです。食事だって「いつもありがとう。今日も美味しかったよ」と笑顔で言いたいです。ドラマは私にとって癒しなので見るのを辞めることはできないけど、家族と会話する時間や家で勉強する時間を増やせたらと思います。

人は必ずいつか死にます。しかし、その死がいつ訪れるかは誰にもわかりません。だからこそ、毎日を自分が納得できるように充実させていかなければならないのだと思います。それが咲良が私に教えてくれたことです。これから先、いつ何があっても後悔だけはしないように、一日一日を丁寧に生きていこうと思います。

↑こちらで1679文字。原稿用紙にすると5枚(4枚+12行)になりますので中学生・高校生向けですね。

コピペして使っても全然OKですが、他の人と被る可能性があるので、その点は自己責任でお願いしますね。

コンクール受賞者の例文

「君の膵臓をたべたい」の読書感想文でコンクール受賞している人もいます。

こういった人の感想を読んで参考にしてみるのも良いですね。

中学一年生の感想文

中学1年生の感想文

高校2年生の感想文

高校生の感想文

君の膵臓をたべたいの読書感想文まとめ

いかがだったでしょうか?

「君の膵臓をたべたい」は読みやすい本ですので、本が苦手な人にもオススメです。

また本を読まずに映画やアニメのDVDを見て感想を書く…というのもありですよ。

感想文を書く時は「誰でもいつ死ぬかわからない。だから今日をしっかり生きよう」みたいな感じで書くと書きやすいかなぁと思います。

このページが参考になると幸いです。

 

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