「親への感謝の手紙の例文が知りたい」
「卒業時に父親や母親を感動させるメッセージを贈りたい」
「お父さんやお母さんを泣かせるような手紙を書きたい」
小学校、中学校、高校、大学卒業時、あるいは父親や母親の誕生日や還暦祝い、はたまた自分の結婚式などで「親への感謝の手紙」を書くことがありますよね。
自分のことを何よりもわかり大切に育ててくれた親に対し「ありがとうの気持ちを伝えたい」「感動させる手紙を書きたい」と思っても、なかなか文章にできないもの。
どんな手紙を書けばいいの?と悩んでしまいます。
そこで今回は「親を感動させる手紙の書き方と例文」をご紹介。
中学生向けとして書いていますが、小学生、高校生、大学生、社会人でも使える内容になっていますよ。
また、イロイロなパターンの手紙の例文を紹介していますので、こちらも参考にどうぞです。
中学生 親への手紙の書き方
手紙にどんなことを書けばいいの?
「親にどんなことを書けばいいのかわからない」そんな時は以下のようなことを手紙の中に取り入れると良いですね。
- 親に感謝した時のエピソード
- 親に申し訳ないと思った時のエピソード
- 未来への抱負 or これからもよろしくお願いしますという気持ち
でも、具体的なエピソードが思いつかないという人は、以下の内容を参考にしてください。
・毎日ご飯を作ってもらったり洗濯物などをしてもらってる(将来的に一人暮らししたら自分でしないとだからね。仕事や学校で疲れた後にご飯作ったり、朝の出勤前に洗濯物干したり帰宅後に畳んだりするのけっこうメンドクサイからね)。
・勉強や部活、クラブ活動を応援してもらった(送り迎え、試合の応援)
・勉強や運動などを一緒に行ってもらったことがある
・自分が落ち込んでいる時や泣いている時に励ましてもらった
・何があっても自分の味方でいてくれるのがわかる
・反抗期で酷い態度や言葉で傷つけたり、無視したことがある
・作ってくれたご飯やお弁当を食べなかったことがある
・友達の前で恥ずかしくてお父さんやお母さんを邪険に扱ったことがある
友達みたいに両親と仲が良い人もいるでしょうが、親がうとましく感じて反抗的な態度を取ってしまったことがある人もいるんじゃないでしょうか?
私も中学時代は「自分が兄弟と比べて愛されていない」と感じて、親に酷い態度をとった物です。
親になった今では「(平等ではないかもだけど)子供はみなそれぞれ可愛いし、全員大切に想っている」とわかるのですが…(笑)。
そういった経験がある人ほど、自分の素直な気持ちを手紙に書くと親は感動するものですよ。
照れくさくても頑張りましょう!
手紙は手書きで!
手紙を書く際は、ぜひ便箋に手書きで書いて渡しましょう。ラインなどで書いたメッセージを送るのも良いのですが、やっぱり「子供からの手書きの手紙」というのは親にとって嬉しいもの。
どんなに下手な文章でも、下手な文字でも、とにかく嬉しいんです。
私、娘が私の誕生日に書いてくれたメッセージカードとかって大切にとっているので。
あなたが書いた手紙も、親からしたら「最高の宝物」になりますよ。
便箋は100均で購入した物でOK。最悪、メモ帳やノートを切り離した物でもOKです。
勇気を出して「手書きの手紙」をママやパパに渡してあげてください。
親を泣かせる手紙例文
それでは、お待たせしました。親に対する手紙の具体的な文例を紹介しますね。
気に入った手紙があれば、ぜひ参考にしてください。
部活を応援してもらった感謝を伝えたい手紙
お母さんへ
中学3年間、部活のテニスのことを応援してくれてありがとう。
お母さんは、毎日早起きしてお弁当を作ってくれたよね。
私が貧血で調子を悪くした時は、鉄分をとれるようにとご飯のメニューを工夫してくれたし、サプリも買ってくれた。
試合の時は送り迎えもしてくれたし、合宿にも活かせてくれて、自主練にも付き合ってくれたよね。
私がテニスでここまで頑張れたのは、お母さんがいたからだよ。
本当にありがとう。
私は高校になっても大好きなテニスを続けるつもりだよ。
お母さんのためにも優勝を目指して頑張るから、これからも私を応援してくれると嬉しいです。
〇〇
父さんへ
いつも僕たちのために働いてくれてありがとうございます。
普段、あまり話をしない父さんが、僕がサッカーの試合で負けて落ち込んだ時に慰めてくれましたよね。
「失敗したっていい。そこから何かを学び、そしてまた挑戦すればそれでいいんだ」
口下手な父さんが言ってくれたこの言葉、本当に嬉しかったです。
僕はこの言葉で立ち直れましたし、前向きな気持ちになれました。
また、部活だけではなく、受験で落ち込みそうになった時もこの言葉で乗り越えられました。
本当にありがとうございます。
僕はまだまだ子供ですが、これから父さんみたいな男に成長していけるように頑張ろうと思います。
これからもよろしくお願いします。
〇〇
お父さん、お母さんへ
いつも私のことを応援してくれてありがとう。
吹奏楽部に入った私を二人とも応援してくれて、大会は必ず見に来てくれたよね。
毎回両親が応援に来るのは少し恥ずかさもあり、友達の前でそっけない態度をとったこともあったけど、でも心の中ではいつも嬉しかったんだよ。
二人が私を「トランペットがうまい!」「マーチングが面白い!」と友達や親せきに誇らしそうに話してくれた時も、口では「そんなこと言わないで!」と言ったけど、本当は嬉しかった。
素直になれない私でごめんね。でも、本当は二人のことが大好きなんだよ。
お父さん、お母さん。いつもありがとう。
こんな私だけど、これからもよろしくね。
〇〇
卒業時に母親や父親に贈りたい手紙
お母さんへ
いつも私のことを想ってくれてありがとう。
この1年間、私は反抗期でお母さんを傷つけてばかりいたよね。
お母さんの言葉を無視したり、酷い言葉を言ったりして、本当に嫌な娘だったと思う。
でもお母さんはそんな私を見捨てることなく、いつも優しく私に接してくれたよね。
もう中学卒業になるから、最後に素直な気持ちを伝えるね。
お母さん、今まで私を育ててくれてありがとう。
私を産んでくれてありがとう
いつも私を愛して、大切にしてくれてありがとう。
私、本当はね、お母さんの娘で良かったって思ってるよ。
春からは高校生になるけど、これからはもっと素直になるように頑張るから、これからもよろしくね。
〇〇
お父さんへ
いつも俺を励ましてくれてありがとう。
俺が中学3年間、勉強に部活にと充実した日々を送れたのは、お父さんが近くで応援してくれたからです。
勉強でわからないところがあると教えてくれたり、部活で躓いていると解決策を一緒に考えたりしてくれたよね。
仕事で疲れているはずなのに、帰宅後に俺のために一生懸命になってくれるお父さんは男の俺から見てもカッコいい理想の父親です。
4月からは俺も高校生です。高校では中学以上に勉強も部活も頑張ろうと思います。
これからもよろしくお願いします。
〇〇
お父さん、お母さんへ
中学3年間ありがとうございました。
二人が温かく見守ってくれたお陰で、楽しい中学生活を送ることができました。
私は4月から家を出て高校の寮に入ります。
正直、不安な気持ちもあるけど、私を後押ししてくれた二人のためにも頑張ろうと思います。
お父さん、お母さん。私の夢を応援してくれて、〇〇高校に行かせてくれてありがとう。
〇〇高校で一生懸命頑張って夢を叶えることが二人への恩返しだと思うので、これからも夢に向かって全力投球で頑張ります。
連休には家に帰ってくるので、これからもよろしくお願いします
〇〇
親を感動させる一言メッセージ例文
最後に、簡単な短文や一言メッセージを紹介します。長文の手紙はちょっと…という人は「メッセージカード」に短い言葉で「ありがとう」の気持ちを伝えると良いですよ。
いつもありがとう。
お母さんは僕の理想の母親です。これからも温かい目で見守ってください。
お母さん、今まで育ててくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。
私の子供の頃の夢は「パパのお嫁さんになる」でした。
今の夢は「パパみたいな旦那様のお嫁さんになる」だよ☆
いつもありがとう。
親父みたいなカッコイイ大人になる。それが僕の目標です。
中学3年間ありがとうございました。
二人のお陰で最高に楽しい中学生活になりました。
こんな自分だけど、これからもよろしくお願いします。
いつも部活の応援ありがとう!
最後の試合は、お父さんとお母さんのために頑張りました。
高校になってもサポートよろしくお願いします。
辛い受験の時、応援してくれてありがとう。
目標の高校に受かったのは、二人のお陰だよ。
高校になってもずっと仲良し親子でいようね!
反抗期で嫌な態度ばっかりとってゴメンね。
中学卒業と一緒に反抗期も卒業する予定なので、これからは良い子供になります。
こんな自分だけど、これからもよろしくお願いします。
父親や母親への感謝の手紙例文まとめ
いかがだったでしょうか?両親に対して素直な気持ちの手紙を書くのは照れくさいでしょうが、その手紙だけでお父さんもお母さんも感動できるものです。
ぜひ心のこもった手紙を書いて、父親や母親を泣かせてやりましょう!
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