4月から子供が高校生になる母親の心配事の1つといったら
「高校入学準備の費用がいくらかかるのか」
という事ですよね。
入学する時は制服やジャージ等、とにかく購入する物がたくさんあり、一気にまとまったお金が必要です。
しかも、中学までは義務教育で学校でもあまりお金がかからなかったかもしれませんが、高校からはちょっと違いますよね。
というワケで今回は「高校の入学準備にかかる費用」についてまとめてみましたよ。
その他、入学後に必要になるお金や生活費、部活、塾の費用まで紹介していますので、「高校生活の3年間でかかる費用」について知りたい方はぜひ参考にしてくださいね。
【目次】
・高校入学準備金はいくら用意する?
・高校入学後の3年間で必要なお金は?
・高校生の部活 費用はいくら?
・高校生の教育費(塾、家庭教師、通信教育) 料金はどのくらい?
高校入学準備 費用はいくらいるの?
高校入学までに必要な費用は?準備する物は何?
まずは「高校入学までに必要になる費用」について説明しますね。通学する高校によっても異なりますが、高校入学時には大体「以下のリストの物」が必要ですよ。
【高校入学までに必要な物リスト】
□ 冬服(上下ブレザー)…約40,000円
□ 冬用ブラウスorYシャツ×2枚…約8,000円
□ 夏服(上下)…約10,000~15,000円
□ 冬用半袖シャツorポロシャツ×2枚…約8,000円
□ ジャージ(長袖上下)…約8,000円
□ 体操服(半袖上下)…約6,000円
□ カーディガン(任意)…約5,000円
□ 冬用コート(後から購入可)…10,000~20,000円
□ 水着(後から購入可)…約5,000円
□ 鞄…約10,000円
□ 通学用靴…約5,000円
□ 運動靴…約5,000円
□ 上履き…約5,000円
□ 体育シューズ…約5,000円
□ 校章…約1,000円
□ 教材費…20,000~50,000円
【通学費用】
□ 自転車(ヘルメット、カッパ)…10,000~100,000円
□ バスor電車の定期代
制服や教材費の値段は通学する高校によって差はあるものの、全て新品でそろえるとなると
最初に15~20万の費用が必要です。
これに加えて、子供によっては「自転車」「バスや電車の定期代」が必要になります。
さらに、入学後すぐに「PTA会費」や「授業料」等の支払い、部活に入るなら「部活用具」の購入が必要です。
そこまで考えておくと、入学~入学後1ヵ月以内に「20~30万」くらいは用意があった方が安心できますよ。
ちなみにですが、制服は「制服リサイクル 高校名」等で検索すると「近場のリサイクルショップやネットの通信販売」を探す事ができます。
これらを利用すると、かなり費用をおさえる事ができますので、もし金銭的に余裕がない場合はリサイクルを利用するのも手ですよ(*´ω`*)
公立高校の授業料はいくら?入学後に必要な費用は?
次に、「実際に高校に入学した後に必要になる費用」ですが、1番気になるのは「授業料」ですよね。基本的に全日制の公立高校授業料は「年間118,000円」です。
が、現在は「高校授業料無償化」の制度がありますので、世帯年収が約900万以下の場合はこの授業料が免除されます。
つまり、世帯年収が約900万以下の家庭なら、授業料は無料です(*´ω`*)
とはいっても、高校で支払う料金は「授業料」だけではありません。
その他に「PTA会費、修学旅行積立金、施設費」等が必要になってきます。
それらの料金が「どのくらいの金額か」は通う高校によって異なりますが、公立高校なら年間5~6万(月4,000~5,000円)くらいの出費を覚悟しておいた方が良さそうです。
そこのところも踏まえると、高校3年間では毎月「このくらいの金額」が必要になります。
【高校3年間 毎月必要になる費用】
□ 学校納付金(PTA会費、修学旅行積立金等)…約5,000円
□ 学資保険…1,000~1,500円
□ 小遣い…3,000~8,000円
□ 携帯(スマホ)…5,000~10,000円
□ 衣類…3,000~5,000円
□ 昼食代…お弁当or500~1,000円
□ 食費UP…2,000~
平均すると月2~3万、年額20~30万の費用が必要です。
もちろん「スマホがいらない!」というのでしたら、毎月の費用は安くなりますよ。
その他に、この金額に加えて「部活の費用」「塾や家庭教師費用」が必要になってきます。
部活&学習費用の詳細については、記事の続きを読んでみてくださいね。
関連記事
『中高生にスマホは必要か?メリット・デメリット、所持率や使用ルールは?』
高校生の部活 お金はいくらかかるの?
次に「高校の部活動でかかるお金」ですが、これは部活によって費用が大きく異なります。
例えば、必要な用具が全て高校にそろっている部活なら初期費用は無料です。
が、逆に入部の段階で部活に必要な用具を一通り買い揃える必要がある部活なら、そこそこのお金の用意が必要です。
ここでは、ひとまず「運動部」に入部した場合の「最初にかかる費用」について説明しますね。
【高校の部活に必要な費用】
□ 部活用具
□ ユニフォーム
□ シューズ
□ ジャージ
□ ウィンドブレーカー
□ バッグ
部活にもよりますが、運動部に入部した場合は最初の段階でこれらの物を購入する必要があり、全部そろえるとなると「3~5万円」のお金が必要です。
これが「特別な器具が必要な部活」や「全部員が専用のジャージやウィンドブレーカーを購入しないといけない部活」の場合、初期費用の段階で10万円以上のお金が必要な事もあります。
が、それはあくまで「全国レベルで活躍するような特殊な部活」の場合がほとんどですので、普通の部活なら多くても5万円あれば充分に足りると思いますよ( *´艸`)
ちなみに、部活によっては入部後も以下の費用が必要になります。
□ 施設利用費
□ 合宿費
□ 試合等の遠征費
□ 古くなった用具や衣類の買い替え
特にもし「子供の能力が開花し、県大会以上の試合で活躍するレベル」になると想像以上に「試合の遠征費」が大変です。
子供が活躍してくれるのは嬉しいのですが、遠方で大会がある場合「子供の旅費+応援でついていく親の旅費」で家計は火の車に…なんて事もあり得ます。
ただし、メジャー部活等の全国大会になると子供の旅費に関しては「学校や市等で一部~全額旅費が寄付される」事が多いですので、安心してくださいね(*´ω`*)
高校生の塾費用は?家庭教師や通信教育なら?
最後に高校生の学習(通信教育、塾、家庭教師)にかかる金額について紹介しますね。子供さんが「大学受験」を考えているなら、成績UPの為にも今から「どんな学習方法があるのか」、「どのくらいの費用がかかるのか」知っておくと良いですね。
高校生の通信教育 費用はいくらら?
・月額…5,000~12,000円
高校での通信教育にかかる費用は年間平均「5~15万」くらいです。
多くの通信教育は「入学金」や「テキスト代」もいらない為、
他の学習法に比べると、費用が格安です。
また、塾などへの送り迎えも必要なく、好きな時間に好きなペースで勉強できるのも通信教育のメリットですね。
もし気になるようであれば、資料を請求してみると良いですね。
高校生の塾費用 金額は?
【通常料金】
・受講料…月5,000~30,000円
・入学金…10,000~70,000円
・テキスト代…年間15,000~
・その他施設利用費等…年間30,000~
【大学受験対策】
・季節講習費…約30,000円(夏期、秋期、冬期)
・入試対策…30,000~
高校生で必要になる塾の費用は「受けた塾、何教科の講義を受けるか、週何回通うか」で授業料が大きく異なります。
例えば有名塾で5教科(国、数、英、理、社)を週5日ペースで習うとなると、年間30~50万円必要ですし、個人塾で1教科週1ペースになると年間5~8万円程度の金額だったりします。
また、主な塾のほとんどは「大学受験対策」を行っており、3年生になると受ける教科を増やしたり、それらの受験対策を受講する高校生が増えます。
その場合、2年時にかかっていた費用よりも10~30万円多くの金額が必要になりますよ。
高校生の家庭教師や個別塾の費用
・授業料…1時間2,000~3,000円が相場(教える人が難関大学出身者の場合は1時間7,000円以上の場合もあります)
・入会費…0~40,000円
・教材費…年間15,000~
・交通費…家庭教師の場合、別途必要
高校生の家庭教師や個別塾の費用ですが、1時間2,000~3,000円が授業料の一般的な相場になります。
さて、具体的な月謝の金額になりますが、やはり「どの家庭教師を受けるか、1回何時間、週何回授業を受けるか」で費用の差があります。
仮に1回2時間×週2ペースで授業を受けると、テキスト代(ピンキリです)も加えて4~6万円の月謝になりますが、1回1時間×週1ペースだと月1~2万円くらいです。
家庭教師の場合、学習塾や通信教育に比べてどうしても費用が高くなりますが、1対1で勉強を教えてもらえるので、きめ細かく丁寧に指導してもらえます。
集団講義の場合だと「分からない場所でつまづいて、そのまま授業に付いていけなくなる」という事もありがちですが、家庭教師なら先生が生徒の実力を把握できますし、わからないところがあったらすぐに質問できるので、成績も伸びやすいです。
もちろん、子供によって「合う・合わない」がありますので、お子さんとよく話し合って、最適な学習法を選ぶと良いですね。
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高校の入学準備金 費用はいくら?授業料や部活、塾にかかるお金まとめ
いかがだったでしょうか?高校入学までに必要な費用は「15~20万」くらいですよ。
公立高校なら部活費用やその他1ヵ月以内にいる金額まで考えても「30万」あれば足りると思います。
最初の1年間は何かとお金が必要で大変ですよね。
もし大学受験まで考えているなら「家計の見直し」等を検討しても良いかもしれません。