私は毎朝、私と夫の分のお弁当を作っています。いつもはきちんとお弁当を作っているのですが、たまーに(本当にたまになんだからね!)寝坊して時間が無い時もあります。そんな時は、
簡単おにぎりが大活躍!
朝にささっと握るだけなので、すぐに作れてしまいます。しかーし、おにぎりが簡単なのは良いのですが、これからの梅雨や夏の季節、具が痛んでしまう事が気になります。
私は冷房が効いた職場なので良いのですが、夫は暑いカバンの中におにぎりを入れっぱなし。酷い時は、車の中に置いたままにする事もあるそうです。もう、おにぎりに「腐ってくれ」と言わんばかりですよね。
「誰かー!夏場でも痛まないおにぎりの具を教えてくださーい!」
って感じです。というワケで今回は「夏場でも痛まないおにぎりのおすすめ具材」についてまとめてみましたよ。一緒に「食中毒を予防するおにぎりに作り方や保存方法」も紹介していますので、良かったら参考にしてくださいね。
夏おにぎり 痛まないための注意点は?食中毒を予防するにはコレ!
意外かもですが、「おにぎり」は夏のお弁当の中でも特に食中毒になりやすい物なんです。ですので、食中毒予防は入念に行う必要があります。具体的には以下のポイントに注意してくださいね。
夏おにぎりが痛まない作り方1 ご飯を炊く時は梅干しやお酢と一緒に
ご飯を炊く時、水の中にお酢や梅干しを少しだけ入れて炊いてみてください。お酢や梅干しは抗菌作用があるので、これだけでかなりご飯が長持ちするようになりますよ。お酢や梅干しの分量は「お米3合にお酢小さじ1杯 or 大きな梅干し1個」で大丈夫ですよ。炊飯器にお酢を入れ忘れた場合、炊き終わったご飯にお酢を混ぜてもOKです。もしくは、刻んだ梅干しを混ぜるのもおすすめですよ。
夏おにぎりが痛まな作り方2 完全に冷ましてから握る
ご飯が暑いままおにぎりを握ったら、湯気で水分ができるので腐りやすくなってしまいます。ですので、ご飯を完全に冷やしてしまってから、おにぎりを握るようにしましょう。ちなみにご飯を早く冷ますには、大き目のボウルにご飯を入れ、ざっとかき混ぜて置いておくだけでOKです。うちわや扇風機で風を送るとさらに早く熱がとれますよ。
夏おにぎりが痛まない作り方3 握る時はラップかビニール手袋で!
実は素手は雑菌だらけ。おにぎりが腐りやすい原因も「手から菌が移り、それが夏の暑さと湿気で増殖してしまう」からなんですよ。ですので、おにぎりを素手でにぎるのは厳禁。
必ずラップやビニール手袋をして握りましょう。もしくは、100均などに素手を使わず簡単におにぎりが握れる便利グッズが売っていますので、そちらを利用するのもおすすめです。
夏おにぎりが痛まない作り方4 海苔は食べる前に
できたらというか、食中毒の予防対策をさらに完璧にするならですが、海苔は菌を増殖させるので「食べる直前に付ける」のがベストです。が、夫や子供がわざわざ食べる直前に海苔を巻いてくれるかというと・・・難しいところですよね。
その際は、上記したように「おにぎりが完全に冷えてしまってから海苔を巻く」ことで、だいぶ雑菌を減らす事ができますよ。くれぐれもご飯が冷めてしまってから海苔をつけるようにしましょうね。
夏おにぎり 前日に作るのはOK?
基本的に夏場のおにぎりを「前日に作り置き」するのは推奨できません。が、朝がどうしても苦手で起きれないという人もいるでしょう。そんな人は、「夜に握っていたおにぎり」を朝もう1度レンジでチンして火を通し、完全に冷ましてから包みなおしましょう。
あるいは、「職場で涼しい場所に保管できる」&「電子レンジがある」なら、前日に作ったおにぎりを冷凍させてそのまま持っていき、職場でチンして食べるという方法もあります。これならおにぎりが腐ることもないですね。というか、ある意味、これが1番理想ですね(笑)
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夏おにぎり 具材のおすすめは何?腐らない具はコレ!
次におにぎりの中に詰めても腐りにくい「おすすめの具材」をいくつか紹介しますよ。夏はぜひ以下のような具材をおにぎりに入れてみてくださいね。
夏おにぎりの具材1 梅干し
夏に腐りにくいおすすめの具材No1はなんといっても「梅干し」です。梅干しは防腐剤代わりになるので、時間が経ってもおにぎりが傷みません。できたら梅干しの身を刻んでご飯全体に混ぜるのがおすすめですが、面倒な人は中に梅干しを入れるだけでも良いでしょう。
あと、梅干しと言っても市販で売られている塩分控えめな甘い梅干しはあまり効果がありません。昔ながらのしょっぱい梅干しを使うのが1番効果的ですよ。
夏おにぎりの具材2 大葉
大葉も防腐効果がありますので、夏場の具にぴったりですよ。海苔代わりにおにぎりに巻き付けるとオシャレ度もUPしてハイセンスなおにぎりが出来上がりますよ。中は梅干し、周りは大葉だと最強の組み合わせになりますね( *´艸`)
夏以外の季節なら大葉としらすで混ぜ込みご飯を作るのですが、夏場にしらすはNG。同じ小魚でも乾燥したちりめんじゃこなら大丈夫なので、夏は「大葉+ちりめんじゃこ」の組み合わせがおすすめです。
夏おにぎりの具材3 昆布
水分が少なく、味もしっかりとついている昆布は夏のおにぎりの具にぴったりです。夏おにぎりの中では私も昆布が1番好きですね。夏おにぎりの具材4 塩とゴマ
具というより味付け方法ですが、シンプルに塩味なんていかがでしょうか?ちょっと寂しい感じもしますが、昔からおにぎりを握る時って塩をつけて握りますよね。これは塩に高い殺菌作用があるからなんです。シンプル過ぎて寂しいという人はゴマを周りにくっつけるのもおすすめですよ。
夏おにぎりの具材5 保存がしっかりできるならこれらの物もおすすめ
保冷材等を使って、ある程度保存ができるならこんな具材もおすすめですよ。・高菜
・サケフレーク
・タラコ
・わさびふりかけ
・おかか(鰹節を醤油とみりんで味付け)
・唐揚げ
・キンピラ
ちなみに、夕食のおかずを具にして「爆弾おにぎり」を作る時は、汁気のない味が濃いおかずを選ぶのがポイントですよ。1度電子レンジで温めた後に、完全に冷ましてからおにぎりの中に入れるようにしましょうね。
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夏おにぎり 腐る具材は?入れてはいけない具材はコレ!
逆に夏に腐りやすいお弁当やおにぎりに入れてはいけないNG具材はこれらの物になりますよ。他の季節なら良いのですが、夏だけは避けた方が無難です。夏おにぎり 腐る具材1 マヨネーズ
卵を使ったマヨネーズは基本的に腐りやすいのでNG。ツナマヨ、エビマヨ美味しいですけど、夏場は我慢しましょう。それから、炒り卵を混ぜ込んで作るおむすびも傷みやすいので注意ですよ。夏おにぎり 腐る具材2 生もの
しらすや明太子等の生ものをそのままおにぎりの具材にしたら、すぐに腐ってしまいます。夏場は避けるのが無難ですが、どうしても食べたい人は炒めて火を通した後に使いましょう。夏おにぎり 腐る具材3 混ぜご飯や炊き込みご飯
基本的に具(特に卵)とご飯が混ざったものは腐りやすくなっています。ですので、夏にチャーハンや混ぜご飯、炊き込みご飯をおにぎりにするのはダメです。混ぜご飯って栄養たっぷりなのですが、夏場だけは遠慮しましょう。あと、いなり寿司も意外に傷みやすいですので、夏場は要注意ですよ。
夏おにぎり 腐る具材4 チーズ
夏場は乳製品も食中毒の原因になりやすいです。チーズとツナ、チーズとおかか、チーズとカニカマ等の組み合わせは鉄板で美味しいですけど、夏場は避けた方が無難でしょう。夏おにぎり 保存方法はどうする?
最後に夏でもおにぎりが傷みにくい保存方法を紹介しますね。基本的には「夏のお弁当の保存の仕方」と同じになりますよ。食中毒を予防する為に、気を付けて保存しましょう。夏おにぎりの保存方法1 おにぎりは個別に包む
おにぎりを包む時、まとめて同じラップなどに包むのはNG。違う具等がくっつくとそれだけでおにりぎりが傷みやすくなります。面倒でも1個1個個別に包みましょう。夏おにぎりの保存方法2 涼しい場所で保管
熱がこもりやすい場所はそれだけ菌が増殖しやすいです。夫や子供には「できるだけロッカーやカバン、車の中に入れっぱなしにせず、風通しが良い涼しい場所に置いておく」ように伝えましょう。といっても、職場や学校では難しい場合もありますよね。そんな時は以下の方法を試してみましょう。
夏おにぎりの保存方法3 保冷材と保冷バッグを活用
おにぎりを袋に入れる時、一緒に「ケーキ等を買ったときに付いてくる保冷材」を入れるだけでヒンヤリと涼しくなりますよ。わが家では夏にお弁当&おにぎりを夫に持たせる時、いつも「保冷バッグ&保冷材」の組み合わせです。今のところまだ1度も「おにぎりが痛んでいた」という話は聞いたことがありませんよ。
夏おにぎりの保存方法4 ペットボトルを冷凍して保冷材代わりに
ペットボトルを冷凍庫で凍らせて保冷材代わりにするのも良いですね。ペットボトルの水も冷たいので美味しく飲めますし、一石二鳥ですよ。スポーツする時は熱中症の予防にもなりますし、おすすめです♪ 関連記事
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夏おにぎり 痛まない具材や腐らない保存方法まとめ
いかがだったでしょうか?夏のおにぎりは腐りやすいため、食中毒の原因となりやすいですが、具材や作り方、保存方法を工夫することで傷みにくくする事が可能ですよ。ぜひ上記したポイントを押さえて、夏場でも美味しいおにぎりを作ってくださいね。