干物の賞味期限切れは食べれる?冷凍保存なら?正しい保管方法も紹介!

干物の賞味期限が切れた
皆さん干物はお好きでしょうか?

干物は日持ちも良く、太陽をたっぷり浴びさせることで、カルシウム、ビタミンD、さらにうま味までもがアップしていて、食べておいしく体にいい食品です(*^^*)

が、この干物・・・うっかり冷蔵庫の奥から見つかる事もあり、

「たくさん頂いたけれど食べきれずに、期限切れの干物が残ってしまった・・・」

「賞味期限が切れた干物って、食べても大丈夫なの?」

賞味期限の切れた干物を前に、考え込んでしまうこともしばしば・・・ということもありますよね。

 

そんなあなたに朗報です!

今回は栄養士をしている記者が「賞味期限切れの干物は食べれるのか?」について紹介したいと思います。

日本は海に囲まれた海洋大国!

加工方法もさまざまで、イワシなど素干ししたもの、塩干し、煮干し、焼干し、味醂干しなどの調味干し、燻製干し・・・などなど、味や食感、風味もたくさんありますし、

ほっけ、アジ、サバ、イカ、カレイ、カマス、サンマ、のどぐろ、ししゃもと各地で獲れるお魚もさまざまなので、それを干した名産品もたくさんありますものね。

「干物をよく買う人」や「お土産に干物をたくさんもらう人」は必見ですよ。

 

また、合わせて「干物が食べれないサイン」や「冷凍と冷蔵保存の違い」「干物を長く持たせる保存方法」についてもまとめていますので、参考にしてくださいね。

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干物の賞味期限切れは食べれる?そもそも賞味期限と消費期限の違いって?

そもそも賞味期限と消費期限の違いって?

まず、消費期限と賞味期限の2つの違いについてなのですが、

・消費期限・・・腐敗の心配がなく、安全に食べられることを保証した期限
・賞味期限・・・味の変質がなく、おいしく食べられることを保証した期限

わかりやすく分けるとこのようになります。

並べてみると、随分印象が違いますね。

賞味期限に関しては、メーカーなどがあらゆる検査を通して品質を保証し、実際においしく保存できる期間より2/3程度短く設定してあります。

なので、「賞味期限が切れたもの=ただちに食べられない!」というわけではないのですね。

 

干物の場合は細菌などの微生物のすみかとなる水分を飛ばし、表面に膜のバリアを張って、保存性を高めた食品。

腐りやすいナマモノではありませんので、賞味期限と記してある場合が多いのす。

ただ、そのぶん賞味期限が切れたあとの食べる・食べないの判断は難しいところですよね。

それでは、実際に干物がどのような状態だったら食べられないのか、次の章で詳しくみていきましょう!

賞味期限切れの干物 食べれるor食べれない判断はどうする?

「賞味期限切れの干物は食べれるのか」ですが、ここのところは「干物の状態」によります。

上記のように賞味期限は「美味しく食べれる期間」ですし、干物は日持ちしやすいものですので、2~3日賞味期限が切れたくらいならほとんどの場合は大丈夫です。

が、干物が以下のような状態なら危険信号です。

・普通の干物と違う臭いがする
・表面がぬるぬるしている
・表面に白いぷつぷつがある
・過度にカラカラになっている
・焼いている時に変な匂いがする
・食べてみたら妙な味や酸っぱさがある

このような時はすでに干物が傷んでいて、お腹を壊してしまう可能性があるので食べない方が無難でしょう。

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干物の賞味期限 冷凍と冷蔵だと違いがあるの?

基本的にどの食品でも、保存温度が低いほど鮮度が保たれます。

多くの食中毒の原因になるような菌が元気になる温度は25度~40度くらいで、冷蔵庫の温度は5℃前後です。

つまり、干物を冷蔵保存している場合でもほとんどの菌の活動が鈍くなるんですね。

ですが、それでも腐敗を遅らせるというだけで、完全に干物の傷みを防げるわけではありません。

 

が、冷凍保存になると-18度の世界になりますので、活動できる菌はまずいなくなります。

(それでも扉の開け閉めで温度があがったり冷凍やけしたりしますので、過信は禁物ですよ!)

なので、干物も同じように冷凍のほうが長持ちさせられるのです(*^^*)

一般的な丸干しや開き、味醂干しなどを例にあげると「冷蔵では4日程度、冷凍では1か月程度」と賞味期限が大きく違ってきます!

ここのところは次の章で、もう少し詳しく説明していきますね。

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干物の保管方法 長くもたせるなら?栄養士が伝授します!

干物を長く持たせるなら、断然冷凍保存がおススメです!

「干物はもともと保存食だし、冷蔵で十分なんじゃないかな?」

と思いますが、多くの干物業者さんは「当日食べるぶんは冷蔵庫へ、それ以降のものは冷凍庫へ保管してください」と説明されている通り、冷凍は干物に残っているわずかな水分ごと凍らせますので品質や風味の劣化を防ぐのに一番優れているんです(^^)

それで、冷凍保存するときの正しい保存法は、以下の通りです。

・ラップを二重に巻く
or
・ラップで包んだものをさらにジッパー付きの保存袋に入れる

干物は空気に触れさせると酸化が早まり、味の劣化が早くなってしまうのです。

ですので、出来るだけ空気に触れさせないように保存するのが「干物を長く持たせるコツ」ですよ~♪

 

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干物の賞味期限切れは食べれる?冷凍保存なら?正しい保管方法も紹介!まとめ

干物は、

・冷凍保存が一番長持ちする
・賞味期限切れ=食べられないというわけではない

ということがポインです。

しかも干物は水分がほとんどない食品なので、解凍の必要がありません

むしろ凍っている方が焼いたときに身がくっついてしまう心配もなく後片付けもラクなので、そのまま焼くのがオススメです。

また、網でジュージュー焼くのも香ばしくておいしいのですが、フライパンで調理するのもおススメします。

耐熱クッキングシートを敷いて、その上に干物を並べて焼けば洗い物も減りますし、焦げる心配もないので一石二鳥です!

 

あとは過度にカラカラになっていたり、焼いたときに変な臭いがする、食べてみたら妙な雑味や酸っぱさがある・・・

というときは食べるのを止めておいたほうが良いと思います。

おなかを壊してしまったら悔やんでも悔やみきれませんから・・・(^^;)

過敏になりすぎなくても良いですが、最後はご自身の感覚と照らし合わせて、判断してくださいね。

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干物は腐るとどうなるのでしょうか?傷んだ干物のニオイや見た目等の特徴、真空パックの干物の賞味期限などをまとめています。冷蔵庫から日にちが経った干物が出てきて食べるかどうか悩んでいる人はぜひ読んでみてくださいね。


↑こちらの記事で干物が腐った時の見分け方もキチンとチェックしておきましょう。

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