「親から子への卒業メッセージって何を言えばいいのかな?」
「卒業式に子供に感動できるお祝いの言葉を贈りたい!」
「母親や父親から息子や娘におめでとうを伝えるには?」
小学校、中学校、高校において、最後にあるイベントといえば「卒業式」ですよね。
成長したわが子の姿に涙が出そうになってしまうママやパパもいるのではないでしょうか?
そんな子供へ「心に残るメッセージを贈りたい」と思ってしまいますよね。
が、愛する子どもへの言葉ほど、なかなか思いつかないもの。
そこで今回は「親から子供へ贈る卒業メッセージ例文」をご紹介。
小学校、中学校、高校、大学に分けて「一言の短文~長文」とイロイロなパターンのメッセージを紹介しています。
その他、卒業にピッタリな四字熟語、名言などもまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
親から子への卒業メッセージ 小学校編
まずは小学校の子供へ贈るメッセージから紹介しますね。小学校では、優しい言葉を使って「頑張ったこと」「応援していること」などを伝えてあげると良いですね。
一言例文
卒業おめでとう!
小学校6年間で〇〇は色々なことを学んで大きく成長したよね。たくましく育った〇〇の姿にママもパパも感動しています。
中学になっても、さらに大きく成長するのを楽しみにしています。
ついに今日で卒業だね。今までお疲れ様でした。
〇〇が笑顔で元気に学校に通ってくれた。ただそれだけで、私達は幸せいっぱいです。
春からは中学生。これからも〇〇がずっと笑顔でいられますように☆
〇〇が生まれた時、お母さんもお父さんも感動したものです。
そんな〇〇も、もう卒業。ここまで育ってくれて、ありがとう。
これからも〇〇のペースで頑張ってね。私たちはいつでも〇〇を応援しているよ。
〇〇、卒業おめでとう。
小学校6年間、お勉強も運動もよく頑張ったね。
4月からは中学生。これからも〇〇らしく頑張ってね!
卒業おめでとう。
いつも明るい〇〇。この6年間でたくさんのお友達ができたね。友達は宝だよ。
これから中学になっても友達を大切にして、周りを明るくしてね。
長文の例文
〇〇、卒業おめでとう。
引っ込み思案の〇〇が、この6年間で大きく成長したよね。
最後の合唱コンクール、皆の前で堂々と歌う〇〇の姿に「こんなに立派になって」と感動したよ。
何事に対してもひたむきにコツコツと頑張れるのが〇〇の良いところだよ。
中学になっても〇〇のペースでコツコツと前進していこうね。
〇〇、卒業おめでとう。
〇〇は2320gで生まれました。ママもパパも「こんなに愛しい存在がこの世にあるのか」と感動するとともに、「こんなに小さな体でちゃんと育ってくれるのだろうか」と気が気ではありませあんでした。
でも私たちの心配をよそに、〇〇はすくすくと育ってくれて、もう小学校卒業です。
〇〇、ここまで育ってくれてありがとう。私たちの元に生まれてきてくれてありがとう。
〇〇が成長して、私達の前にいてくれる。それだけで私たちは嬉しいです。
これから、もしかしたら辛いことがあるかもだけど、いつでも私達は〇〇の味方です。
〇〇は〇〇らしく頑張ってね。これからも大切な〇〇をママもパパも応援しているよ。
もし伝えたことがない場合は、「どんな様子で生まれてきたのか」「その時、自分がどう思ったのか」を話してあげても良いかなぁ、と思います。
うちの娘は現在小学1年生ですが、生まれた時のことを伝えるとすごく嬉しそうにニコニコしますよ♪
親から子供へ卒業メッセージ 中学校編
中学生になると、子供もいっきに大人びますよね。また、中学からは受験や勉強なども本格的に始まるので、そういった場面で頑張る子供も増えるでしょう。
本人が努力したことを認めてあげるようなメッセージを贈りたいですね。
一言例文
卒業おめでとう!
中学3年間、野球に打ち込む〇〇の姿はとても素敵だったよ。
最後の試合で打ったヒット、本当にカッコよくて感動しました。
次は高校だね。高校でも野球頑張ろうね。応援しているよ!
卒業おめでとう&受験お疲れ様でした。
私も〇〇も初めての受験。二人三脚で頑張って目指していた高校に合格した時は本当に嬉しかったよね。本当によく頑張りました。
次は高校生活だね。今回の受験を乗り切った〇〇なら大丈夫。きっとなんでもできるよ!高校生活を楽しんで☆
〇〇、中学卒業おめでとう。
あんなに小さかった〇〇がもう立派なお兄さんだね。
〇〇の成長を嬉しく思います。
高校になっても〇〇らしく頑張ってね!
〇〇、卒業おめでとう。
中学3年間はどうでしたか?勉強にスポーツに、色々と学んだ3年間だったと思います。
春からは高校生。さらに実り多き3年間になるよう陰ながら祈っています。
3年間お疲れ様でした。
中学では部活も勉強もよく頑張りました。小学校までの時とは違い、自分から色々なことに挑戦する姿に〇〇の成長を感じました。
高校では何に挑戦するのかな?これからの〇〇の挑戦をお母さんもお父さんも応援しています。
長文例文
中学、卒業おめでとう。
初めての自転車通学、初めての受験、初めての部活と、中学3年間は初めてがいっぱいだったよね。
初めてのことだらけで戸惑いながらも、〇〇はよく頑張っていたと思います。
途中、悩んでいた時期もあったようですが、それでも毎日、立派に学校に通った〇〇が私たちは誇らしいです。
誰がなんと言おうと、お母さんもお父さんも〇〇の味方だよ。
止まない雨はなく、開けない夜はありません。
これからも〇〇のペースでゆっくり進んでいこうね。
陽菜の名前は「陽だまりのなかに咲く菜の花のように芯の強い女の子に育って欲しい、見ているだけで周りを明るくしてくれるような優しい女の子に育って欲しい」という願いを込めてつけました。
陽菜はいつも笑顔でニコニコしていて、まさに名前の通りに育ってくれたと思います。
そんな陽菜がお母さんもお父さんも大好きです。
陽菜、卒業おめでとう。これから高校生だね。高校でも陽菜らしく明るく笑顔で過ごせることを祈っています。
こうやって生まれた時のことを思い出すと、自分たちも「子供が生まれた時の純粋な気持ち」を思い出し、初心にかえれますよね。
本当に…生まれた時は「それだけでありがたい!」と思っていたはずなのですが…段々と「もっとこうして欲しい」みたいな欲が出てきてしまいますよね><
卒業お祝いを伝える時、もう一度親側が初心に戻り、純粋な気持ちでお祝いの言葉を伝えてみても良いですね。
親から子供へ卒業メッセージ 高校編
現在は18歳で成人となりました。つまり、高校卒業時はほとんどの子供が「成人」ということになります。子供に対しても「一人の対等な大人」と思い、高校生活で頑張ってきたことを認めてあげるようなメッセージを贈りたいですね。
また、高校卒業後から進路がそれぞれ分かれますよね。不安に思っている子供を元気づけられるような内容になると良いですね。
一言例文
卒業おめでとう。
〇〇は中学、高校とずっと吹奏楽部一筋だったね。
6年間、よく頑張りました。お疲れ様でした。
これからは練習に当てていた時間を好きなことに使ってね。
〇〇、卒業おめでとう。
目指していた〇〇大学に合格して良かったね。これも〇〇が毎日頑張っていた結果だよ。
春からは〇〇大学生。大学で、自分が学びたいことをしっかり学んでね。応援しているよ。
今日で高校生活も終わりで、来月からは社会人だね。
早めに社会人になるのはキツイこともあると思うけど、〇〇がやりたかった道ならお母さんもお父さんも応援するよ。
頑張ってね。
卒業おめでとう。そして、看護専門学校への合格おめでとう。
夏に大学には進学せずに、看護専門学校に入ると聞いた時は驚いたよ。看護師はキツイこともあるけど、命を救う手伝いができる素晴らしい仕事です。〇〇の選択をお母さんは応援しているよ。
これから勉強が大変になるだろうけど頑張ってね。もしかしたら、数年後に同じ病院で一緒に働けるかもだね。楽しみにしているよ、将来の看護師さん!
卒業おめでとう。
高校3年間、勉強に部活によく頑張りました。本当にお疲れ様でした。
春からは一人暮らしだね。もしキツクなったり寂しくなったりしたらいつでも帰ってきていいよ。
〇〇の家はいつでもここだから。何かあったら遠慮せずに頼ってね。
お母さんもお父さんも、〇〇を応援しているよ。
長文例文
高校卒業おめでとう。
〇〇にとって高校3年間はバレーボール一筋だったね。
親元を離れてバレーに打ち込む〇〇を、家で応援することしかできないのがちょっと悔しかったよ。
最後の大会は〇〇にとっては少し残念な結果だったかもだけど、3年間バレーを頑張り続けた〇〇は私たちの誇りです。
本当にお疲れ様でした。
これから大学に進学し〇〇がどんな道を進もうとも、私達は〇〇を応援しています。
いつも私たちが〇〇の幸せを願っていることを忘れないでね。
高校卒業おめでとう。
〇〇も18歳。もう立派な大人だね。
生まれた時はあんなに小さかった〇〇がもう大人なんだと思うと嬉しくもあり、同時に少しだけ寂しさもあります。
ただ、大人になったと言っても、〇〇が私たちの子供だということには変わりません。そして親はいつでも子を想うものです。
何かあったらすぐに知らせてちょうだいね。
いつでも〇〇のところに駆けつけるからね!
親から子供へ卒業メッセージ 高校編
次に「大学卒業編」をご紹介します。大学卒業になると、ほとんどの子供はこれから就職しますよね。
社会人になることに不安を感じている子供も多いでしょう。
そんな子供が前向きになれるようなメッセージを贈れると良いですね。
一言例文
大学卒業おめでとう。
これからは〇〇も社会の一員。〇〇として働くね。
働くのは大変なことでもあるけど、きっと〇〇なら大丈夫。
夢に向かって頑張ってね。応援しているよ。
卒業おめでとう。
春からは東京で一人暮らしだね。
今まで一緒に暮らしてきた〇〇が一人暮らしだと思うと寂しくもあるけど、お母さんは〇〇を応援しているよ。
もし何かあったらいつでも帰ってきていいからね。応援しているよ。
〇〇、卒業おめでとうございます。
一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから。デカルトの言葉です。
新しいステージでの活躍を祈っています。
大学卒業おめでとうございます。
4年間、講義にレポートにとよく頑張りました。頑張る〇〇の姿はとてもカッコよかったです。
4月からは一人暮らしですね。たまには家に帰ってきて、一緒にお酒を飲んでくださいね。
〇〇の帰りを、いつでも私たちは待っていますよ。
長文例文
〇〇、大学卒業おめでとう。
親元を離れた大学生活、最初は大丈夫かなと不安だったけど。4年間、バイトもしながら立派に頑張ったね。本当にお疲れ様でした。
これからは〇〇だね。ずっと夢だった〇〇に就けたこと、自分のことのように嬉しかったよ。
社会人になっても〇〇らしく頑張ってね。
ただ無理はしないでね。いつでも私達が見守っていることを忘れないで。もし何かあったら連絡してね。
それでは、お盆に〇〇と会える時を楽しみにしています。
〇〇、卒業おめでとう。
〇〇も社会人だね。そんな〇〇に私の大好きな四字熟語を贈ります。
勇往邁進(ゆうおうまいしん)。どんな困難にも負けずに、自分の夢や目標に向かってひたすら突き進むという意味です。
これから社会の一員になり、時にはキツイこともあるでしょう。そんな時は「勇往邁進」を思い出し、ぐっと歯を食いしばって、それでいて勇敢に前へ突き進んでいってください。
〇〇のこれからの活躍を期待しています。
名言というものは心に残りますし、何かあった時に「頑張ろう」と思わせてくれる力がありますよね。
今からいくつか前向きになれる言を紹介しますので、良かったら参考にしてくださいね。
卒業生に贈りたい名言や格言・四字熟語
名言
卒業生に贈りたい名言です。偉人の前向きな言葉は心に刺さるものがありますよね。・石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。
(松下幸之助/日本の実業家)
・天才とは努力する凡才のことである。
(アインシュタイン/ドイツの理論物理学者)
・大事なのは今までのあなたじゃなく、これからのあなた。
(エラ・フィッツジェラルド/アメリカのジャズシンガー)
・人を信じよ、しかし、その百倍も自らを信じよ。
(手塚治虫/日本の漫画家)
・つらい道を避けないこと。自分の目指す場所にたどりつくためには進まなければ。
(キャサリン・アン・ポーター/アメリカのジャーナリスト)
四字熟語
四字熟語も「人に贈る言葉」として人気が高いです。卒業生にピッタリなものをいくつか紹介しますね。
・不撓不屈(ふとうふくつ)
どんな困難にあっても、決して心が挫けないという意味。
・精神一到(せいしんいっとう)
心を研ぎ澄まし集中し努力すれば、できないことはないという意味。
・報恩謝徳(ほうおんしゃとく)
受けた恩や恵に対して報いようという、感謝の気持ちを持つこと。
・雲外蒼天(うんがいそうてん)
雲の上は青空が広がっている。転じて、どんな苦しみや困難でも乗り越えた先には、明るい未来が待っているという意味。
・初志貫徹(しょしかんてつ)
初めに心に決めた志を、何があっても最後まで貫き通すこと。
英語の名言
中学生以上でしたら、英語の名言を贈るのもカッコいいですよね。いくつか紹介しますね。
・Dream big and dare to fail.
大きな夢を見て、思い切って失敗しなさい。(ノーマン・ヴォーン/イギリスのコメディアン)
・Graduation is not the end. It’s the beginning.
卒業は終わりではない。始まりだ。(オリン・ハッチ/アメリカの政治家)
・It’s never too late to be who you might have been.
なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。(ジョージ・エリオット/イギリスの作家)
・Keep hope alive!
希望を生かし続けろ。(ジェシー・ジャクソン/アメリカの公民権活動家&牧師)
・fly high!!
(高く飛べ、大志を抱け)
↓英語の名言に関してはこちらもどうぞです↓
保護者から子供への卒業メッセージまとめ
いかがだったでしょうか。子供の卒業式って親にとっては本当に感動するものですよね。
ぜひ、大切な子供へ素敵な言葉を贈ってあげてくださいね。
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