子供が小学校や中学校へ通っているママの共通の悩みといえば「PTA問題」ですよね。
誰かがやらないといけない物。そう分かっているのですが、
「できたらPTA役員なんてやりたくない!」
というのが本音です。
「ただでさえ仕事や家事、育児に追われて毎日てんてこまいな生活なのに、これ以上PTA役員・委員の仕事まで増えるなんて無理!」そんな人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は「PTA役員の上手な断り方」を紹介しようと思います。
「PTA役員の免除規定」や「具体的な辞退理由」、「絶対になりたくない時の断り方」等も合わせてまとめていますので「PTA役員を断りたい」という人はぜひ参考にしてくださいね。
【目次】
1、PTA役員の免除規定は?免除されやすい理由と免除されにくい理由
2、PTA役員の断り方 人間関係に角が立たない方法は?
3、絶対にPTA役員になりたくないなら、こんな断り方もあり
PTA役員の辞退理由・免除規定は?
実はPTAにはそれぞれ「こんな理由だったら仕方がないから、役員になるのを免除しよう」という免除規定があります。この免除規定は住んでいる地域によって異なるので「絶対にこの理由だったら役員にならなくてすむ」というワケではありませんが、比較的「免除になりやすい理由」がありますので、まずはそちらを紹介しますね。
あなたの家庭環境が以下のような状況なら、それを「辞退理由」にして断ってみるのもありですよ(*´ω`*)
PTA役員の辞退理由1 数年以内にPTA役員や委員をしたことがある
同一人物の負担を減らすために、「過去数年以内に役員を務めた人は、役員選考の候補から外される」という決まりを作っている学校は多いです。ただ、学校によって
・小学校6年間で1度だけ役員を務めればOK
・1年間役員を務めたら、その後2~3年間のみ役員免除
・会長や委員長等を務めた場合だけ免除。平委員の場合は免除にならない
と規定は様々です。まずは子供が通っている学校のPTAがどんな規定なのかを確認してみると良いですね。
PTA役員の辞退理由2 妊娠中もしくは下の子が未就園児
妊娠中のママ、3歳以下の未就園児がいるママも免除されるケースが多いです。出産や育児の大変さは他のママも経験していますので、比較的「免除されやすい理由」ですね。
ただし「妊娠を希望している」だけでは免除の対象になりません。
あくまで役員を選考する時点で妊娠が確定しているママが対象ですので、注意してくださいね。
PTA役員の辞退理由3 母子家庭、父子家庭
一人親の場合も免除になる可能性大です。ただ、一人親でも「実家で生活していてジイジバアバ等の子供の面倒を見てくれる人が同居している」場合は免除の対象から外れる可能性もあります。
あと、「単身赴任」の場合は免除されにくいですので気を付けてくださいね。
PTA役員の辞退理由4 転勤・転校・引越しの予定がある
仕事で転勤で引越し・転校する予定がある時も役員をやらなくてOKなケースが多いですね。他の役員からしても途中でメンバーがいなくなって、また選びなおさなければならないのは迷惑な話ですものね。
ただ、学校によっては「転勤するまででも良いからPTA役員を引き受けて欲しい」と言ってくる場合もあります。その際はあきらめましょう。
PTA役員の辞退理由5 町内会や子供会、他の兄弟のPTA役員になっている
確実ではないですが、「地域の活動や他兄弟のPTA役員・委員等を務めている」場合も免除される可能性があります。もし、何か他の役員をしているなら、念の為にその旨を伝えてみると良いですね。
PTA役員の辞退理由5 同居家族に介護が必要な人がいる
祖父母等の「同居している家族に介護が必要な人」がいる場合もPTA役員を免除される可能性が高いです。また、祖父母に限らず他兄弟に「重い障害」や「病気」があり、付きっ切りで面倒を見なければならない場合も、事情を考慮して役員免除になりやすいですよ。
ただし、祖父母が別居している場合は免除の対象にならない事が多いですので、注意ですよ。
PTA役員の辞退理由6 家族の大黒柱として働いている
基本的に「共働きやフルタイムで働いている」という理由ではPTA役員免除にはなりません(たまに週5日、1日8時間以上働いている場合は免除になる学校もありますが)。が、何らかの理由で旦那が休職中だったり、正社員以外の職についていて「自分が家族の大黒柱として働いている」という場合は免除になる可能性が大幅にアップします。
そのような事情があるなら、一言伝えてみても良いですね。
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PTA役員の断り方 人間関係に影響しない上手い断り方は?
次に「PTA役員の断り方」ですが、人間関係に角が立たないようにしたいなら、以下の事に注意してみてくださいね。「PTA役員ができない理由」がある場合は、このようにして断りましょう!
PTA役員の断り方1 事前に選考委員or現PTA役員の人に伝える
PTA役員を選ぶ日が決まっている場合、早め早めに選考委員or現PTA役員さん等に「現在のあなたの状況、PTA役員をできない具体的な理由」を伝えておきましょう。事前に相談していた方が相手も納得してくれるし、事情によっては親身になって相談に乗ってくれますよ。
当日、決める直前や決まった後に伝えられても「今さら言われても・・・事情があるなら前もって知らせてよ!」とブーイングになっちゃいますからね。
また、免除してもらいたい理由が「個人的な物」で、他のママに知られるのが嫌な時も事前に相談しておくのがベストです。
場合によっては、役員決めの時に「あなたが免除されている」と他の保護者に気づかれないように配慮してくれる可能性もありますよ。
PTA役員の断り方2 嘘はつかない
いくらPTA役員をするのが嫌だからといって、嘘の理由をでっちあげるのはタブーです。そういう事は必ず後からバレますし、悪い噂って広がるのが早いです。
そうなると、あなたがママ友から付き合いを切られ孤立しちゃいますし、最悪、子供同士の友人関係にも影響が出ちゃう可能性もあります。
そうならない為にも、「嘘の理由」でPTA委員を断るのだけはやめておきましょう。
PTA役員の断り方3 しつこい勧誘の場合は毅然とした態度で断る
あと「推薦でPTA役員を決める」という場合、「正式な辞退理由」があるにも関わらずしつこく勧誘してくる事があります。その際は「〇〇な理由でできません。何度お願いされても無理な物は無理です」とハッキリとした態度で断りましょう。
安易に引き受けたりしたら「この人は強く押せば、役員を引き受ける」と思われて、毎年委員を押し付けられちゃいますよ。
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PTA役員をやりたくない!絶対になりたくない時の裏技対策
「PTA役員なんてどうしても無理!絶対になりたくない!」という時は以下のような方法で断るのもありですよ。ただし、こちらはあくまで「裏技」になりますので、最悪の場合、「あの人は嫌だからといってここまでするんだ」と友達づきあいを避けられちゃう可能性があります。
「子供が卒業するまで孤立しても平気な人」のみ試してみてくださいね。
PTA役員の断り方1 「旦那が反対している」で押し切る
「私はPTA役員を行っても良いんだけど、どうしても旦那が反対して絶対に無理。そもそも夜に外出するのも禁止されているので、PTA役員の活動をするのも難しい」あなた自身がPTAをするのが嫌なのではなく、旦那にさせてもらえないという理由で断ってみましょう。
ずばり「夫に悪者になってもらう」作戦です。
夫には申し訳ないですが、仕方ありません。割り切りましょう(笑)
PTA役員の断り方2 「絶対にやりません!」宣言を行う
「PTA役員は絶対にしません!もしなったとしても、物理的に無理なので会議も参加しませんし、もちろん仕事もしません」と強い態度で宣言してしまいましょう。他の役員からしても、仕事をしないPTA会員がいたら迷惑なので、暗黙の了解で役員候補から外れるでしょう。
が、そこまですると確実にあなたの評判はガタ落ちです。
卒業するまで周りのママから陰口を言われますが、それでも良いなら試してみてください。
PTA役員の断り方3 役員を決める日に欠席する
この方法は確実ではありませんが、「PTA役員を決める日に用事を作って欠席する」という手もあります。低学年のうちなら「いない人に決めちゃうのもね・・・」で免除されるかもしれません。ただ、この方法は逆に「1番面倒な仕事を押し付けられる」という可能性がありますので、注意してくださいね。
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PTA役員の断り方!絶対にやりたくない時に免除になる辞退理由まとめ
いかがだったでしょうか?必ず1度は回ってくるだろうPTA役員。
もし「正式な免除理由・自体理由」がある場合は、無理をして役員を引き受ける事はありません。
「家庭」の事を優先して、役員・委員を断るのもありかなぁと思います(*´ω`*)