買ったばかりのタオルやバスタオルはふわふわ柔らかくて気持ちが良いですよね。
あのふわふわに顔をうずめると最高に幸せな気分になれます。
が、このタオル、使っているうちに
段々とゴワゴワで固くなりませんか?
しかも、何年も使い込んだバスタオルがゴワゴワになるならまだ分かりますが、数ヵ月しか使っていない(酷い時には数週間)タオルがゴワゴワバサバサになったりしませんか?
子供や旦那からも「最近、タオル固くない?というか痛いんだけど」と苦情が出てきますし最悪です。
「誰かー!タオルをふわふわにする洗濯方法を教えてくださーい!」
って感じですよね。
というワケで今回は「タオルをふわふわにする方法」をまとめてみましたよ。
以下の項目も一緒に紹介していますので、良かったら参考にしてくださいね。
・ タオルがゴワゴワになる原因は?
・タオルがふわふわに仕上がる洗い方は?
・タオルがふわふわになる干し方は?
タオルをふわふわにするには?ゴワゴワになる原因はコレ
まず最初に「柔らかいタオルがゴワゴワに固くなる理由」から説明しますね。そもそも私たちが「タオルがふわふわしている」と感じるのは、
「ループ」と呼ばれる輪っかに秘密があります。
バスタオルやタオルを近くで見てもらえばわかると思いますが、タオルの両面には「たくさんのわっか」が生えていますよね。
このわっかの事を「ループ」と呼ぶのですが、このループがキレイに並び、真っ直ぐに立ち上がっていると、私たちがタオルに触った時にクッションの役割を果たし、「ふわふわして柔らかい」と感じます。
が、このループが横倒しになっていたり、他のループともつれ合っていた場合、クッション機能が低下します。
すると私たちが触れた時に「ゴワゴワして固い」と感じるのです。
では、なぜループが痛むのかというと主な原因は以下の4つです。
タオルがゴワゴワになる原因1 ドラム式洗濯機を使っている
縦型式の洗濯機と違ってドラム式洗濯機は「叩き洗い」になります。すると、無残にもループがバシバシと叩き潰されてしまい、新品同様のタオルもすぐにバリバリになってしまいます。
実はわが家も数年前に「ドラム式洗濯機」に買い替えたのですが、ドラム式に変更したとたん「タオルのゴワゴワ率」が上昇しましたよ(-_-;)
タオルがゴワゴワになる原因2 少量の水で洗っている
タオルが痛む原因の1つは「汚れが落ちきれていない」事です。んで、洗剤をちゃんと使っているのに汚れがあまり落ちていないのは「水の量が足りていない」のが原因かもしれません。
特に現代では「節水コース」等の洗濯機が増えています(特にドラム式)。
エコなのは重要ですが、あまりにも水の量が少なすぎると落ちる汚れも落ちないです。
半日着た程度の軽い汚れなら少ない水量でも大丈夫ですが、運動して汗をたくさんかいた衣類などの汚れは大量の水で洗わないと落ちませんので注意ですよ。
タオルがゴワゴワになる原因3 柔軟剤を入れすぎている
タオルがゴワゴワだと「もっと柔らかくしたい!」という気持ちで柔軟剤の量を増やしてしまいがちですが、これは逆効果です。というのも、柔軟剤はタオルの吸収性を下げてしまいます。
そればかりが、柔軟剤は毎回の洗濯で衣類に蓄積されていくのですが、この柔軟剤と洗剤の界面活性剤は真逆の働きをします。
すると、繊維に残っていた柔軟剤が洗剤の洗浄力を低下させ、汚れが落ちにくくなってしまうんです。
汚れでタオルも固くなりますし、雑菌臭も残りやすくなりますので、注意してくださいね。
タオルがゴワゴワになる原因4 日が当たる場所に長時間干している
天気が良いと日光が当たる場所に洗濯物を干した方が気持ちが良いですよね。が、紫外線がガンガン当たる場所に長時間バスタオルを干し続けると、タオルの繊維に含まれる水分が出すぎてしまいます。
するとふわふわだったタオルの繊維も縮んでガチガチタオルになってしまうんです。
洗濯物はできたら日陰に干すのが良いですね。
スポンサーリンク
タオルをふわふわにする洗い方
それでは「タオルがゴワゴワになる原因」がわかったところで、「具体的にどんな洗濯の仕方をすればタオルがふわふわに仕上がるのか」を紹介していきますね。タオルをふわふわにする洗い方1 水量は手動で「高い」を選択
洗濯物の量に対して水の量が少なすぎると汚れが落ちずにタオルが硬くなってしまいます。水量は手動で「洗濯物の量に対して多めの量」を選択するようにしましょう。
ちなみにドラム式洗濯機の場合、中にギュウギュウに洗濯物を詰め込むと「多い水量」を選択したとしても水量が足りませんので、その際は洗濯物の量を半分に減らし2回に分けて洗うのがおすすめです。
タオルをふわふわにする洗い方2 汚れが酷くないなら中性洗剤で洗う
もしタオルの汚れが酷くないなら「中性洗剤(主にオシャレ着用として売られています)」を使って洗ってみてください。洗浄力はアルカリ性洗剤(一般的な洗剤)の方が強力ですが、中性洗剤の方が繊維を柔らかく仕上げる働きがあるので、洗い終わった後にふわふわになりやすいです。
ただし、汚れが酷い場合は中性洗剤では落ちないため、その時は普通の洗剤を使ってくださいね。
タオルをふわふわにする洗い方3 柔軟剤は少量
上記したようタオルを柔らかく仕上げたい時に「大量の柔軟剤」を使うのは逆効果です。タオルのみを洗うのなら柔軟剤は使わなくても良いくらいですよ。
ちなみにこれには「柔軟剤の種類」に関係なく、どの柔軟剤を使用しても同じです。柔軟剤はすすぎ1回目の時に少量だけ使うようにしましょう。
タオルをふわふわにする洗い方4 お酢やクエン酸を使う
柔軟剤の代わりに「お酢やクエン酸」を使うとタオルが柔らかくなりますよ。方法はすすぎの時にお酢やクエン酸(私的にはクエン酸の方が柔らかくなりました)を小さじ1杯入れるだけです。
たったこれだけでもタオルの仕上がりが変わってくるので良かったら試してみてくださいね。
ちなみに「重曹」を柔軟剤代わりに使うという方法もありますが、私が試してみた限り重曹よりお酢やクエン酸の方が効果的でしたよ。
クエン酸なら嫌な臭いも一緒に取れるし、お好みでアロマを使えば好きな香りもつけれるし、一石三鳥です。
→タオルの臭いはクエン酸のつけおきが効果的。ゴワゴワもふわふわになるよ
スポンサーリンク
タオルをふわふわにする干し方
それでは次に「タオルをふわふわに柔らかく仕上げる干し方」を紹介しますね。洗い方も重要ですが、どちらかというと「干し方」の方がさらに大切ですよ。
タオルをふわふわにする干し方1 乾燥機を使う
特に「ドラム式洗濯機」の場合、最も効果的なタオルをふわふわにする方法は「乾燥機を使用する」ことです。乾燥機だとふんわりと乾かすことができるので、寝ていたタオルのループが起き上がり、仕上がりがふわふわになりますよ。
もし「電気代が勿体ない」「最後は外に干したい」「臭いが気になる」という場合は、最初の30分だけ乾燥機にかけ、その後は外に干すと良いですね。
これだけでも仕上がりが全然違いますよ。ぜひ試してみてください。
タオルをふわふわにする干し方2 干す時にバサバサと降る
最も手軽に「タオルをふわふわにする方法」は干す前にバンバンと思いっきり振り下ろす事です。こうする事で、繊維に空気が送られ、べちゃっと寝てしまっていたループが立ち上がりますので、乾いたらバスタオルがふわふわに仕上がります。
具体的な方法としては、半分に折ったタオルの両端を持って、勢いよくバサバサと振り下ろすだけですよ。
表を5回、裏を5回行えばかなり柔らかくなります。
タオルをふわふわにする干し方3 直射日光を避け、乾いたら素早く取り込む
洗濯物を長時間紫外線に当て続けると、繊維が傷んでバサバサになりますし、長持ちもしにくいです。ですので、特に夏場は直射日光がガンガン当たる場所はさけ、日陰に干すのがおすすめです。
そして、乾いたらすぐに取り込みましょう。夏場なら数時間で乾きますよね。
どうしても洗濯物が乾きにくい秋や冬の場合は紫外線も弱いので太陽が当たる場所に干しても大丈夫ですが、やはり乾いたら素早く取り込むのがおすすめですよ。
一緒に読まれている人気記事
『タオルの臭いの取り方!熱湯や酸素系漂白剤で簡単に無臭に!』
『洗濯機の掃除の仕方!漂白剤とクエン酸で驚くほど綺麗に!』
『洋服の染み抜き 時間がたった食べ物の黄ばみも簡単に落ちちゃいました♪』
ゴワゴワで固いバスタオルをふわふわに柔らかくする洗濯方法まとめ
いかがだったでしょうか?タオルをふわふわに柔らかくするにはタオルの表面についている「ループ」をキレイに立たせてあげるのが1番です。このループはたっぷりの水でキレイに洗濯した後、干す前にバサバサと勢い良く降るだけでもかなり立ち上がりますよ。
少し手間をかけるだけで、仕上がりが全然違ってきますので、ぜひ試してみてくださいね(*´ω`*)