現在、わが家ではご先祖様のお墓を1つ管理しているのですが、ふとこの前1つの疑問が出てきまして。ずばり、
「お墓の掃除の仕方ってどうすればいいんだろう?」
という心配です。
今まで適当に掃除をしてきたのですが、ふと「この掃除のやり方は合ってるのだろうか?」「コケや水垢をもっとキレイに落とす方法はないだろうか?」と疑問に思いまして。
おそらく同じような悩みを持っている主婦の方も多いはず!
というワケで今回、「正しいお墓の掃除方法」についてまとめてみましたよ。
「お墓掃除の仕方」で悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
【目次】
・お墓掃除をする時期は?
・お墓掃除のマナーやルールってあるの?
・お墓掃除に必要な道具は?何が便利?
・水垢やコケをキレイに落とすコツやポイントは?
お墓掃除の仕方 時期やマナーは?
お墓掃除 時期はいつするの?
まず最初に「お墓掃除をする時期」についてですが、実は掃除をする時期は特に決まっていません。ですので、
あなたの都合が良い日に掃除をして大丈夫ですよ。
ただ、一般的には「このような時期」にお掃除をする人が多いようです。
・お盆前
お盆は毎年8月13日~16日の4日間になります。
人が集まる時期なので、このお盆前の都合が良い日に掃除をする人が多いです。
仕事等で忙しくて掃除をする時間がない人は、お盆にお墓参りをした際に一緒に掃除を済ませてしまう人もいますよ。
・お彼岸
お彼岸は春分の日と秋分の日の前後の7日間ですね。
春分の日と秋分の日は毎年違いますが、大体「春分の日…3月21日前後」、「秋分の日…9月23日前後」となりますよ。
この他にも「年末に大掃除を行う人」もいますよ。
個人的には春分の日や秋分の日が掃除がしやすいのでおすすめです。
あと、「忙しくてどうしても掃除する時間がない」「お墓が遠方でお掃除に行けない」という場合は、「お墓掃除代行サービス」を利用するの手ですよ。
お墓掃除 マナーやルールはあるの?
次に「お墓掃除をする際のマナー」ですが、これは住んでいる地域や霊園、墓地によって違いますので、詳しくはご両親や義父母に尋ねてみると良いですね。ちなみに一般的な「お墓を掃除する際のマナー」はこんな感じです。
・お墓掃除をする前にはお墓に手を合わせて、「今から掃除をする旨」をご先祖様に伝える
・墓石を掃除する際、お墓の土台には登ってもOK
・墓石にはできたら登らない方が無難。が、どうしても墓石が高くて手が届かない場合には登るのも仕方がないと思います。
・枯れたお花やお供え物、ゴミは必ず持ち帰る
色々と心配事もあるかもですが、基本的に「ご先祖様への感謝の気持ち」を持って掃除をすれば大丈夫。
ご先祖様からしたら「あなたがお墓を掃除してくれている」という事が何よりも嬉しいはずなので、少しくらい作法が間違っていても許してくれますよ(*´ω`*)
お墓掃除 道具セットは何が必要?便利なグッズは?
次に「お墓掃除をする時にあると便利な道具」を紹介しますね。これらの道具はお墓の状況によって必要な物が異なりますので、以下のリストを参考に必要な道具をそろえると良いですね。
【お墓掃除道具セット】
・ホウキ(外周り、墓石周辺を掃き掃除。できたら外回り用の大きなホウキと墓石用の小さなホウキがあると良い。が、1本でもどうにかなります)
・チリトリ
・バケツ
・ゴミ袋(出たゴミは持ち帰るのがマナーです)
・タオル(仕上げのからぶき用。新品のタオルが理想です)
・墓石用洗剤(無くても可。ホームセンター等に売っています。クレンザー等の洗剤は墓石を傷つける可能性があるので注意)
・スポンジ(墓石をこするのに使います)
・タワシ(針金の物はNG。墓石によっては普通のタワシでも傷が付く場合があるので、できたら使わない方が無難です)
・歯ブラシ(戒名彫刻のコケを取るのに使います)
・軍手(必要なら準備しましょう)
・水筒用の柄が長いブラシ(花を生ける場所の水垢取りに使います)
・植木バサミ(植木があるお墓のみ)
・虫よけスプレー等(夏限定。お墓は蚊が多いです)
ちなみに私はこちらの「お墓掃除道具セット」を使用していますよ。
お墓お掃除6点セット 10P05Nov16 12月上旬出荷予定 |
こちらの商品を購入してからは、最低便の必要な道具が袋に入って揃っているので、イチイチ道具をチェックする必要がなくなりました。
かなり重宝しています♪
あと、お墓掃除をした後は、一緒に「お墓参り」まで済ませてしまうと一石二鳥ですよ。
ですので、これらの「お墓参りセット」も一緒に持参していくのがおすすめです。
【お墓参りセット】
・お花(地域によってお供えする花が異なります。私の地域では「ハナシバ、菊、その他の花」を飾りますよ。あと、お盆は「ホオズキ」も一緒に飾ります。
・切りバサミ(生花をカットするのに使います)
・お線香
・チャッカマン(お線香に火を付けるのに使います)
・蝋燭(お線香に火を付ける時に使います。無くてもOKですが、風が強い日は合った方が便利です)
・水
・その他お供え物(必要な地域は用意してください。私の地域ではお花と水だけお供えすれば、その他のお供え物は特に必要ないです)
お墓掃除 水垢やコケを落としてキレイにする方法は?
それでは「正しいお墓掃除の仕方」を紹介しますね。これらの順番で掃除をすれば大丈夫。
お墓のしつこい水垢やコケまでキレイに落とす事ができますよ♪
1、お墓全体を掃き掃除し、落ち葉やゴミを取り除きます。
2、墓石の上から下の方までホウキで軽くはわき、埃やゴミを落とします。
3、墓石の上から水を流します。お墓掃除は「水洗い」が基本ですよ。
4、墓石用洗剤を付けて、スポンジで墓石を洗います。
墓石の汚れが酷くないようなら、洗剤は使わずに水のみでも大丈夫です。
というか、できたら墓石を傷つける可能性があるので、洗剤は使わない方が良いですね。
墓石をこする時もできるだけ「スポンジや柔らかいブラシ」を使うようにしましょう。
5、戒名(名前が書かれた金や赤の部分)部分を掃除します。
この彫刻部分は緑のコケができやすい場所ですよね。
戒名部分がキレイなら柔らかいスポンジで洗うのがおすすめですが、緑のコケが付いている場合は「歯ブラシ」で擦り落とすとキレイになりますよ。
ただし、あまり強くこすると時の部分が剥がれてしまうので注意してくださいね。
ちなみに綿棒を使うという手もありますが、かなりの本数の綿棒が必要になりますので、毛先が柔らかめの歯ブラシがおすすめです。
6、水受け部分やお花を生ける部分を取り外し、洗います。
水垢が付いている場合は、「水筒等を洗う柄の長いブラシ(100均にも売っています)」で擦り洗いすると汚れがキレイに取れますよ。
7、最後にもう1度墓石の上から水を流し、洗剤を落としてしまってから乾いたタオルでキレイに仕上げ拭きをします。
これでお墓掃除は完璧です。
慣れていないうちは少し手間取るかもしれませんが、慣れてしまうと意外に早く掃除を終わらせる事ができますよ♪
お墓掃除の仕方、方法!道具セットやマナー、水垢やコケを落とすコツまとめ
いかがだったでしょうか?お墓はご先祖様が眠る大切な場所です。
年に1度はご先祖様に感謝しつつ、キレイに掃除するようにしましょう♪
あと、お墓参りをした際にちょこちょこ掃除をするようにしたら、そこまで汚れないので大掃除が楽になりますよ。
時間の都合がつくようなら、普段から少しずつ掃除するようにしたら良いですね(*´ω`*)