洗濯物が臭いことってありますよね。
特に梅雨から夏にかけては「汗の臭い」や、部屋干しで「生乾きの臭い」で、シャツやタオルがとんでもない異臭を放っちゃいます。
え?洗濯物が異臭レベルで臭いのって私だけですかΣ(・ω・ノ)ノ!
いやいや、そんなことないはず!
ってか、他に乾いている洗濯物がなくて、クサ~いシャツや下着を身に付けないといけない時の、あのやるせなさったらもう・・・。
「どうにかして洗濯物の臭いを取る方法はないのー!?」
って叫びたくなっちゃいますよね。
そんな人に朗報です!
洗濯物の臭いに困り果てた私が色々と試してみた結果、なんとあんなにクサかった洗濯物の匂いが「漂白剤と部屋干しの仕方を工夫するだけ」で劇的に改善されましたよ!
というワケで今日は誰でも簡単にできる「洗濯物の臭いの取り方」を紹介しますよ。
あなたもここを読んで洗濯物の嫌な臭いをスッキリ消してしまいましょう♪
洗濯物の臭いの取り方 原因を知って対策を立てよう
洗濯物が臭い原因1 タンパク汚れが落ち切れていない
洗濯の物の臭いって特に梅雨から夏にかけて酷くなりますよね。
なぜ梅雨から夏にかけて洗濯物から悪臭が発生するかというと、第一の原因は洗濯物に付いた「タンパク汚れが落ち切れていない」からです。
「ん?タンパク汚れってなに!?」
そう思っちゃいますよね。
タンパク汚れというのは、私たちの身体から出た「皮脂や皮膚、汗の中に含まれるタンパク成分の汚れ」の事です。
わかりやすく言うと、あなたは小学校時代、給食の時間に牛乳を床にこぼした経験はありませんか?牛乳を拭き取った雑巾って「ものすごーく臭い」ですよね。
しかも、雑巾を十分に洗いきれていなかったり、干す場所が日陰になっていて乾きが悪いと、数日たっても雑巾は「ずっと臭いまま」で、最終的にゴミ箱行きになっていませんでしたか?
これは雑巾に染みついた「牛乳のタンパク汚れ」が原因です。
同様にTシャツやタオルが汗臭いのも、人間のタンパク汚れが落ちきれていないためです。
例えば、新品のシャツや下着は同じように洗濯しても臭いませんよね。
新品の衣類にはこのような汚れが付いておらず、雑菌もいないから同じ洗濯機で同じように洗濯しても臭いが残らないんです。
また、梅雨から夏にかけては汗をかきやすく、衣類に付着するたんぱく汚れが他の時期より増えてしまいます。
ですので、ますます臭いがキツクなるんです。
洗濯物が臭い原因2 乾くまで時間がかかりすぎている
次に洗濯物が臭い第二の原因ですが、「洗濯物が早く乾かない」ことにあります。あなたは洗濯物をどこに干していますか?
部屋干ししたり、ベランダでも日光があまり当たらない場所に干していませんか?
このような場所に洗濯物を干すと洗濯物が乾きにくいですよね。すると・・・
・雑菌の繁殖に必要な水分が長時間、衣類に留まる
・紫外線による殺菌効果がない
このように洗濯物が「雑菌が大好きな環境」となってしまい、雑菌が大量発生してしまうんです。
これでは洗濯物が臭くなるのも仕方がないですよね(ノД`)・゜・。
洗濯物の臭いの取り方は?
洗濯物の嫌な匂いを「スッパリ消し去る」には、上に挙げた原因を上手に取り除いてあげれば解決します!そのためのポイントは以下の3つです。
1、洗濯物に残っているタンパク汚れや雑菌を完全に取り除く
2、雑菌が繁殖しないよう洗濯物を早く乾かす
3、洗濯物に雑菌がいない状況を継続させる
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう♪
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洗濯物の臭いは漂白剤でつけおきして殺菌消毒
まずは漂白剤を使って洗濯物にこびりついた臭いの元である「皮脂の汚れや雑菌」を完全に落としてしまいましょう。方法は以下の通りです。
1、洗濯機もしくはお風呂の浴槽にお湯をためます
お湯の温度は40℃~50℃です。「お風呂のお湯より少し熱い程度」が理想ですよ。40℃~60℃が一番漂白剤の殺菌効果が高まる温度です。
お湯がぬるいと殺菌効果が期待できませんので、注意ですよ。
つけおきする場所は、洗濯物の量が少ないならバケツや洗面器を使ってもOKです。
洗濯物の量が多いようなら、浴槽を使って一気に消毒してしまった方が早いですよ。
ちなみに「温度を測るのがメンドクサイ」という場合には「お鍋で煮る(煮沸する)」という裏技もあります。
適正温度は40~60℃ですが、ぶっちゃけ始めに少しくらい温度が高くても消臭効果はあります(そして黒ずみや黄ばみも一緒に落ちるので一石二鳥)。
ただし、この奥の手は「衣類がいたみやすくなる」というデメリットもありますので注意してくださいね。詳しくは以下の記事をどうぞです。
→洋服の染み抜き 時間がたった食べ物の黄ばみも簡単に落ちちゃいました♪
2、お湯に漂白剤を入れます
漂白剤は「酸素系漂白剤の粉末タイプ(ワイドハイター 粉末タイプ等)」を使いましょう。同じ酸素系漂白剤でも液体タイプや重曹だと殺菌効果が薄いです。
また、塩素系漂白剤は漂白力が強すぎて、衣類の色落ちや生地のいたみの原因になりますので「酸素系漂白剤」の方がおすすめです。
漂白剤の量は「つけおき」や「シミぬき」の分量を入れましょう。
ワイドハイター粉末タイプだと水1ℓに対し5gですよ。
漂白剤の量が少ないとあまり臭いが落ちません。
3、洗濯物を入れ1時間つけおきします
この時、お湯が冷めるのを防ぐために、洗濯機や浴槽に蓋をしておくと良いですね。4、後は洗濯機で普通に洗濯するだけです
つけおきが終わったら軽くすすいで、洗濯機で洗濯するだけです。洗濯機で洗う時は洗剤や柔軟剤を入れてOKですよ。
いつも通り普通に洗濯すれば大丈夫です。
これでシャツや下着の嫌な臭いはなくなっていますよ♪
もし、「つけおきしても臭いんだけど…」という時は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
→タオルの臭いをワイドハイターEXで簡単消臭。つけおきしても臭う場合の対策も。
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部屋干し方法 洗濯物が早く乾く方法って?
洗濯物の雑菌が取れてしまったら、次は「濡れている洗濯物をできるだけ早く乾かす」ことが大切です。一番良いのは「晴れた日に日光が当たる場所に干す」ことですが、梅雨の時期だったり、仕事の都合で「どうしても部屋干ししかできない」人もいますよね。
そんな時は、以下の方法を試すと洗濯物が早く乾きますよ。
1、部屋干しで扇風機を使うと洗濯物が早く乾く
部屋干しした洗濯物に直接扇風機を当て、「洗濯物が強風で煽られている」状態にしてください。この時、除湿器を一緒につけると更に効果的ですよ。
できたら部屋は6帖以下の狭い場所の方が乾きが早いです。
外で雨が降っていなければ窓を少し開けておくのも良いですね。
風呂場まで扇風機のコードが届くなら、浴室に洗濯物を干し、浴室の換気扇を回しつつ扇風機もつけると洗濯物が早く乾きますよ。
2、部屋干しでエアコンを使うと洗濯物が早く乾く
部屋に扇風機がない場合にはエアコンを使いましょう。これは私が独身時代、アパートで1人暮らしをしていた時によく使っていた方法ですが、私は寝る前に洗濯をし、洗濯物を部屋干しにした後にエアコンをつけたまま就寝していました。
エアコンの温度は時期によって変わりますが、大体以下の通りです。
・春・・・暖房:25℃~27℃
・夏・・・冷房:22℃~23℃
・秋・・・暖房:23℃~24℃
・冬・・・暖房:26℃~36℃(冬だけ風量最大)
翌日は洗濯物は干したままで、家を出る前にエアコンを消し、帰宅後に乾いた洗濯物をたたんでいましたよ。
これだけで洗濯物のにおいがすることはありませんでしたよ。
洗濯物の臭いを消す方法 普段から洗濯の仕方を注意する
最後に洗濯物の臭いが取れた後、できるだけ「洗濯物無臭期間」を長くする方法ですが、これは衣類を洗濯する時に以下の2つのポイントに注意してみてください。1、洗濯する時に液体タイプの酸素系漂白剤を使用する
普段から「酸素系漂白剤(液体タイプ)」を使用することで、洗濯物にタンパク汚れや雑菌が蓄積されるのを防ぎます。液体タイプの酸素系漂白剤は粉末タイプより漂白効果が穏やかなので、ウールや絹にも使えますし、シャツの黄ばみや黒ずみも解消してくれますよ。
漂白剤単体では漂白効果が薄いので、通常の洗剤も一緒に使用してくださいね。
「赤ちゃんや小さい子供がいるから普段から強い洗剤を使うのに抵抗がある」という場合は「クエン酸」を使うのがオススメですよ。
クエン酸でしたら安全な素材ですし、臭いを落とすだけでなく「タオル等の洗濯物をふわふわにしてくれる効果」もありますよ~。
→タオルの臭いはクエン酸が効果的。ゴワゴワもふわふわになるよ
2、洗濯機に衣類を入れすぎない
家族が多いとついつい洗濯機に洋服をギュウギュウに押し込んでしまいますが、これでは汚れをキレイに落とせませんし、洗剤や柔軟剤の効果も半減してしまいます。洗濯物の量は洗濯機の中で「水と服がジャブジャブ勢いよく回る」くらいが丁度良いです。
臭いが出てくるとまた「つけおき消毒からやり直し」ですので、 洗濯物が多い時は面倒でも2回に分けて洗濯することをおすすめします。
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洗濯物の臭いの取り方 まとめ
いかがだったでしょうか?梅雨から夏にかけての洗濯物の嫌な臭いは以下の方法で取り除けます。1、酸素系漂白剤(粉末タイプ)でつけおき
2、洗濯物を素早く乾かす
3、普段から酸素系漂白剤(液体タイプ)を使用
もちろん梅雨や夏だけではなく、春夏秋冬いつでも使える方法ですので、ぜひお試しあれ!