お風呂を見るといつの間にかカビがびっしり…なんてことありますよね。
特に年末の大掃除などでは、カビ取りに苦労した方も多いはず。
そんな時に使いたいのがカビキラーだと思います。
名前の通り、カビに効いてくれそうな感じがしますよね。
そもそもカビキラーとは「塩素系漂白剤」という洗剤のこと。
成分である「次亜塩素酸塩」と「水酸化ナトリウム」がカビや菌を撃退してくれるのです。
何だか名前だけ聞いていると科学の時間って感じがして、ややこしくなってきますよね。
カビキラーを使う時に気になるのが、掃除時間のことや、健康面への影響のことだと思います。
お風呂場はきれいにしたいけれど、体に影響があるのでは困りますよね。
特に「小さな子供や赤ちゃんがいる家庭」や「妊婦さん」の場合は心配も強くなるはず。
そこで、カビキラーを使ってお風呂を掃除する時のコツや注意点、使用時間、人体への影響についてご紹介。
カビキラーで掃除をしよう!と思っている方は、ぜひチェックしてくださいね!
カビキラーでお風呂を掃除する時のコツや注意事項は?窓が無い場合はどうする?
肌や目に触れないように注意!
カビキラーは強力な洗剤なので、肌や目に触れることのないように注意してください。カビキラーを使う時は、メガネ(保護メガネというのがあるので、それをつけましょう)をつけてゴム手袋とマスク着用が望ましいです。
また、夏場でも長袖長ズボンで使用した方が安心ですよ。
換気は必ず心がけて!
カビキラーを使う時は、お風呂の窓は開けて、必ず換気をしながら掃除するようにしてください。とはいえ、お風呂場に窓がない…という場合もありますよね。
特に賃貸の方だとそうかもしれません。
そんな時は、まず換気扇を必ずつけることを忘れず行ってください。
お風呂場とキッチンが近いという場合は、キッチンの換気扇も合わせてつけておくと効果的です。
また、お風呂場のドアは開けて、リビングやキッチンの窓を開けておくだけでも風の通り道ができるのでオススメですよ。
一番避けたいのは籠った空気の中でカビキラーを使ってしまうことです。
必ず風の通り道をつけてから掃除するようにしてくださいね。
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カビキラー お風呂の放置時間は?何分なら効果があるの?
カビキラーを使っていて迷うのが放置時間だと思います。我が家にあるカビキラー本体の説明書きには、「数分後、水で充分洗い流す。※ひどいカビ汚れには、約20~30分置くと効果的」とあります。
でも、わたしはいつもこれを見て思うのですがなんかざっくりしていると感じませんか。
ひどいカビってどこから?数分って何分?
と、使う前にけっこう迷うことに…。
また、お風呂場のどこに使うかによっても時間を変えた方がいいんじゃないの?と思えてきますよね。
そこで、それぞれの場所に使う時に効果的な方法をまとめてみました。
壁
壁にカビがあると早速カビキラーを使おう!と思われるかもしれませんが、まずは普通のお風呂用洗剤で表面の汚れをさっと落としてください。その方がカビのみに効果的に使えます。
そして、壁を完全に乾かしてからカビキラーを使うようにしてください。
水気が残っていると、成分が薄まってしまうので効果が落ちてしまいます。
しっかり乾いたらカビキラーを噴射!
真黒で壁の隙間に入っているようなカビなら15分程度は置いた方がいいです。
薄い黒や薄い茶色、ピンクのカビなら5分程度できれいになりますよ。
天井
天井のカビは直接吹きかけると垂れてきて危険です。そこで、柄付きのスポンジやモップにカビキラーをつけ、それを天井に塗りつけるようにしてください。
その後5分ほど放置して、シャワーを使って洗い流せばきれいになりますよ。
洗い流しの時も、顔や体にかからないように!水を含ませたスポンジを使うとやりやすいです。
床
まず雑巾で床の水気をしっかり拭き取ってください。床に多いのは皮脂汚れ。沈着して黒ずんできていることも多いはず。
カビキラーを全体にまいて、10分ほど放置できれいになります。
ただ、白いまだらができてしまったという場合もあるようなので、まき方は均一になるようにしましょう。
実はわたしも、お風呂の床にまいたらまだらになってしまったことがあるのですが(やってしまった!と愕然としました…。)1週間ほどで元に戻ったのでそんなに心配はいらないと思います。
浴槽のフタ
浴槽のフタは溝が多いのでカビがたまりやすいんですよね。そんな部分はブラシとの合わせ技が大事です。
まずフタの水気をきれいに拭き取って、カビキラーを黒ずみにかけて10分ほど放置してください。
フタを折るとより溝に入るので試してくださいね。
その後シャワーでよくすすいだら、次にお風呂用の洗剤で洗いすすいでください。
この時ブラシを使いながら溝をこすることで、よりきれいになっていきますよ。
排水口
排水口は髪の毛や汚れが溜まるところなので、お風呂の中で最も汚れやすい所と言えます。そこでカビキラーは長めの放置が効果的。
排水口の髪の毛や表面の汚れをきれいにとり、雑巾で水気を拭いてから吹きかけてください。
排水口のフタ、受け網の全体に吹きかけ30分ほど放置してください。
ものすごく真黒でしつこいカビがいる…という場合は、カビキラーをかけた後に上からラップをするのがオススメ。
成分がよーく浸透してくれるので、ラップなしよりもきれになりますよ。
時間が経ったあとは、きれいにシャワーで洗い流してくださいね。
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カビキラー使用後のお風呂は入っても大丈夫?子供や赤ちゃん、妊婦は?
気になる場合は時間を空けて
カビキラー使用後は、よく換気をして、シャワーで洗い流せば入っても問題ありません。カビキラーの成分である「次亜塩素酸塩」は分解スピードが早めの物質なので、実は普通に使っているお風呂の中性洗剤より早く無害化しやすいんですよ。
だから、お風呂洗剤を使った後にすぐお風呂に入ったけれど問題なかった!という経験がある方は、カビキラーにおいても大丈夫と言えそうです。
ですが、肌の弱い方や赤ちゃん、妊婦さんが入浴を考えている場合は、時間を空けてから入った方が安心です。
たとえば、カビキラーの使用は午前中の早めの時間にして、換気をしながら洗い流しその後も入浴前まで換気を続けるというようにすれば匂いや成分もだいぶ少なくなりますよ。
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浴室用カビキラーの放置時間は?黒カビを簡単に落とす方法まとめ
いかがでしたか。お風呂のしつこいカビに効くカビキラー。
放置時間をしっかり見極めることで、お風呂が一気にきれいになるので爽快ですよね。
ただ、効果が目に見えて分かるだけに、どれだけ強い洗浄力なのだろう…と心配になることもあるはず。
ご使用の際は、服装や換気、洗い流しには充分気をつけて安全に掃除をしていきましょうね。