「夏休みの宿題で夏休み新聞が出たんだけど、作り方がわからない」
「テーマやネタは何を選んだらいいの?」
「書きやすい便利なテンプレートってある?」
小学生の王道夏休みの宿題の1つである「夏休み新聞」。
絵日記ならなんとなく作り方や書き方がわかりますが、新聞となると「一体に何を書けばいいの!?」「難しいことを書かないとなの!?」と心配になりますよね。
そこで今回は「小学生向け夏休み新聞の簡単な作り方」をご紹介。
書く内容に困った時のテーマやネタの選び方、詳しい書き方、テンプレートの場所などを詳しく解説しています。
夏休み新聞を作るように言われた子供はもちろん、子供のパパやママもぜひ参考にしてくださいね。
また、小学生だけではなく中学生の夏休み新聞の作り方の参考にもどうぞです。
夏休み新聞の見本や例は?
「夏休み新聞と言われても全然イメージがわかないんだけど…」という人はまず「見本」を見てみましょう。以下のサイトで子供が実際に作った夏休み新聞を見ることができますよ。
・1年生~2年生(低学年)向け新聞の見本
・3年生~4年生(中学年)向け新聞の見本
・5年生~6年生(高学年)向け新聞の見本
ちなみに上の5~6年生向け新聞は「子供新聞コンクール」の受賞作品です。
全学年の新聞がありますので、他の学年の子供も見てみると良いですね。
ただし、コンクール受賞作品の場合は「あぁ、なるほど。大体こんな感じね」と参考にするだけでOKですよ。
普通の夏休みの宿題でしたら、ここまでハイレベルな新聞を作る必要はありません。
今から簡単な作り方を紹介しますので、楽しみながら作っていきましょう。
もちろん、「いや、自分は高評価を受けるスゴイ新聞を作りたいんだ!」という人は受賞作品を参考にして作ると良いですよ♪
夏休み新聞の簡単な作り方
夏休み新聞を簡単に作ってしまいたい場合は、以下の手順で作業してしまえばOK。- テーマを考える
- 題名(タイトル)を考える
- 記事を書く
- 実際に新聞に書いていく
小学生向けのテーマやネタは?
新聞に書く内容ですが、好きなテーマが見つからないのなら「夏休みの思い出」を選んでしまうのが一番簡単です。例えば夏休みにこんな体験はしなかったでしょうか?
- 祖父母の家に遊びに行った
- 旅行やレジャー施設で遊んだ(海、プール、キャンプ、遊園地)
- クラブの大会に参加した
- お祭りやイベントに参加した
- 何か植物を育てた
- 習い事を頑張った
- お手伝いを頑張った
「特別な体験なんてしていない」という人は工場見学に行ってみるのがオススメ。
「地域名 工場見学」で検索すると様々な工場見学(無料な場所もあり)があるので、家族の思い出を作りつつ夏休み新聞のネタにしてしまいましょう(笑)
何かを研究したいなら
「でも、それだとありきたりだな」と思う人は、自分が興味を持てる何かについて研究したり実験したりするのも有りです。例えば、以下のような物を調べてみたらどうでしょうか?
- 乗り物系(電車や駅、車、自転車、飛行機)
- 生き物系(花、虫、動物、鳥)
- 本
- 街の歴史(神社・工場)
- 好きな食べ物(アイス、ポテトチップス、ラーメン)
例えば「自分が好きな◯◯ランキング」なんてどうでしょうか?
好きな物を調べつつランキングを決め「なぜそのような順位になったのか。どこがポイントなのか」を自由に書いてしまえばOK。
好きな物を調べるので、全く興味がない物を調べるより書きやすいですよ。
その他「町マップ」「生き物マップ(身近にどんな生き物がいるのか)」を書くのも良いですね。
少しひねって「家の中マップ」なんてものも面白いかもしれません。
また、好きな食べ物についてトコトン調べ(重さ、カロリー、材料、作り方)等を書くのもオススメ。
ちなみに私は「大好きな納豆」で過去にこんな記事を書いているのですが…
・納豆に砂糖を入れると粘り気がスゴイことに!気になる味は?
・納豆は何回混ぜるのが一番おいしいの?500回混ぜてみた!
・賞味期限1年過ぎた納豆がヤバイことになってた【閲覧注意】
こんな風に「馬鹿らしい内容」でも写真を取りつつ、1つ1つの違いを詳しく書いたら新聞ネタになってしまうと思いませんか?
納豆でしたら安いし、すぐに実験できるのでオススメですよ。(あ、ただ賞味期限切れを子供に食べさせるわけにはいかないので、それはヤメてあげてくださいね)
その他、各種メーカーの納豆を食べ比べて、「食べ比べランキング」を作るのも良いですね。
納豆関係ないですが、私的に「100円以内で買える駄菓子の至高の組み合わせはコレ!」といった内容の新聞を誰かに作って欲しいです(え?)。
タイトルの決め方
新聞に書く内容が決まったら「タイトル」を決めましょう。新聞の名前はシンプルな物がベスト。調べた事や書いた内容がわかる題名がいいですね。
いくつか例を紹介しますね。
- 思い出新聞、思い出もりもり新聞、ビックリ思い出新聞
- 納豆新聞、納豆ネバネバ新聞、神秘☆納豆新聞
- ◯◯工場新聞、◯◯工場の事情新聞、◯◯の秘密新聞
- 電車新聞、電車ランキング新聞、ベスト・オブ・電車新聞
「◯◯新聞」だけだと寂しく感じる人は、少しだけアレンジするとインパクトも出て良いですね。
記事の書き方
タイトルが決まった後は「記事」を書いていきましょう。最初からプリントに書くと間違った時などに訂正が大変なので、まずはノート等に「書きたいこと」をどんどん書いていき、最終的に「どの記事をどの場所に書くのか」を考えると良いですね。
ちなみに新聞は「縦書き」が一般的ですが、あえて横書きで書くのもありですよ。
文章を書く時のコツは
新聞の本文を書く時のコツは「事実のみを書く」こと。感想は「社説(新聞の最後の方のスペース)」に書くのが一般的ですよ。が、「簡単な新聞でいいや」という場合は、そこまで深く考えないで良いでしょう。
色々と考え始めると筆が進みませんので、とにかく思いつた内容を書いていくのがオススメです。
その際に「5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、どうした、なぜ」だけ意識して書くと良いですね。
【例】納豆マゼマゼ新聞
お盆の8月15日に家でパパと納豆500回混ぜに挑戦しました。パパが「納豆はたくさん混ぜたほうが美味しい」と言ったので、どのくらい混ぜるのが一番美味しいのか調べるためです。
↑こんな感じです。お盆の8月15日に家でパパと納豆500回混ぜに挑戦しました。パパが「納豆はたくさん混ぜたほうが美味しい」と言ったので、どのくらい混ぜるのが一番美味しいのか調べるためです。
新聞の構成は?
ちなみに新聞のテーマが「何かを調べたもの」の場合、- 最初に「なぜそれを調べようと思ったのか」理由を書く
- 調べた内容を淡々と書いていく
- 最後に感想を書く
調べた内容については数は何個でもOKですよ。
「夏休みの思い出新聞」の場合でしたらこんな感じ。
- 一番の思い出を大きなスペースにドンと書く
- その他のスペースに小さな思い出をいくつか書く
- 最後に感想を書く
実際に新聞に書いていく
実際に新聞に記事を書いて行く際、考えなければならないのが「レイアウト」ですよね。どんなレイアウトにしようか迷ったら、以下のサイトを参考にしてみると良いでしょう。
・オシャレな新聞のレイアウト3種類
・小学生向け新聞の作り方
基本的には、新聞上部(1~2段目)に「1番見てほしい記事」を書き、その下の方に他の記事を書きますよ。
また、記事だけだと読む人が読みにくいので、記事と記事の間には定規等で線を引いたり、小さい記事はペンで囲みを入れるようにすると良いですね。
- 1~2年生…2段(1~3記事)*1段目はイラストや写真
- 3~4年生…2~3段(1~5記事)
- 5~6年生…3~5段(3~6記事)
早く終わらせたい場合には…
ちなみにですが、「文章を考えるのが苦手」という人は写真やイラストで場所を取るのも一つの手ですよ。一番楽なのは写真をプリントアウトしてノリで貼り付けてしまうことです。
ただし、写真やイラストが多すぎて文字数が少なすぎるとアウトなので、ここらへんはバランスを見ながら調整していきましょう。
夏休みの新聞テンプレートってある?
「とにかく早く新聞を作ってしまって、夏休みを思いっきり遊びたい!」そんな人はネット上に公開されているテンプレートを利用して新聞を作ってしまうのかオススメ。
さすがに記事をマルパクリするのはNGですが、レイアウトや記事の内容を参考にするのはありです。
歴史系の真面目な新聞テンプレート
・平和新聞の作り方平和新聞の詳しい書き方が紹介されています。
こちらのサイトを参考にするだけで、先生からも高評価を受ける新聞が作れそうです!
家族新聞や思い出新聞系テンプレート
・夏休み新聞テンプレート「おうち新聞」と「夏休み新聞」のテンプレートが紹介されています。
そのままダウンロードして文字やイラストを書いていけばいいので楽ですね。
また「何を書こう」と迷った時も、こちらのテンプレートを参考にすると良いですよ。
罫線付きテンプレート
リンク
こちらはAmazonで購入できる新聞作成用紙です。なんと罫線付き。コピーすると罫線が消えるので「真っ直ぐ文字を書けない」という子供にもオススメ。
10枚入りで150円くらいで購入できるので、利用してみるのも良いですね。
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夏休み新聞の書き方まとめ
いかがだったでしょうか?「何を書けばいいの?」と悩みがちの夏休み新聞ですが、夏休みの思い出や自分が好きなことをテーマに選べば案外簡単に書けるものですよ。
迷ったら「夏休みの思い出」「工場見学」「町マップ」らへんを選んでおけば比較的簡単に書けるかと思います。もしくは「納豆まぜ挑戦」でも良いですね(笑)
頑張って素敵な新聞を作り、残りの夏休みを満喫してくださいね。
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