小学生高学年 読書感想文の本おすすめ!5~6年生が読みやすいのはコレ!

小学生高学年(5年生、6年生)の夏休みの宿題で時間がかかるものといえば「読書感想文」ですよね。

で、読書感想文の場合、最初に本を読み、さらにその本の感想を書かないといけないのですが、読んだ本によっては「感想文が書きにくい」というか、「全く感想が出てこない」って事もあったりして


「読書感想文を書きやすい本が知りたい!」


って思っちゃいますよね。
そこで今回は「小学校高学年におすすめな読書感想文の本」をまとめてみました。

5年生、6年生が読みやすい&感想を書きやすい本を紹介していますので、「11歳、12歳向けの読書感想文用の本を探している」という人はぜひ参考にしてくださいね。

【目次】
1、読書感想文を書きやすい本の選び方
2、小学5年生、6年生におすすめな本


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小学生高学年の読書感想文 本で読みやすい&感想を書きやすいのは?

まず、読書感想文で「感想が書きやすい本」ですが、小学生低学年なら「子供が興味がある本、似たような経験・体験がある本を自由に選んでください」と言うのですが、

高学年の場合、それだけではちょっと残念というか、できたら「しっかりとした読書感想文を書いて、先生から高く評価されたい」って思っちゃいますよね。
で、その場合ですが、


最初に「読書感想文に書きたいテーマ」を決めてしまうのがおすすめです。


ちなみに私的には「以下のようなテーマ」が特に読書感想文を書きやすいかなぁと思います。

・戦争関連(平和の尊さ、命の大切さ、戦争の残酷さ、現在テロが多い事をどう思うか、どうしたら戦争やテロがなくなるか)

・友情関連(友達や仲間の大切さ、自分にとって友達とは/友達とのケンカ等の体験談を書くのがおすすめ)

・いじめ問題(なぜいじめはダメなのか、いじめをなくすにはどうしたら良いのか/いじめに関する体験談も書く)

・家族、兄弟の絆関連(家族や兄弟の大切さ、自分の家族についてどう思うか、今後どう接していきたいか/家族に関するエピソードも書く)

・部活関連(部活での体験談、チームメイトの事、試合での目標、目標を達成するために今後どうしたいか?)

・自己実現(将来の夢は何か?夢の理由は?夢を叶えるために今後どうしたいか)


で、この中から「自分が興味があるテーマ、このテーマなら書きやすいなと思えるもの」を考えて、そのテーマに関連した本を選ぶのがおすすめです。

最初に「読書感想文に書くテーマ」が決まっていると、テーマを意識しながら本を読めるので、感想も出てきやすいですよ(*´ω`*)

で、あまり大きな声では言えませんが、読書感想文は「本を読む前と読んだ後で、自分の考えや行動がどのように変わったのか」を書けば良いのですから、書くテーマさえ決まっていたら本を読まなくてもなんとなく感想文が書けてしまったりもしちゃいます(笑)

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小学5年生、6年生の読書感想文 本でおすすめなのは?

それではさっそく「小学校5年生、6年生におすすめな本」を紹介していきますね。

それぞれ「本のテーマ」も記入していますので、本を選ぶ時の参考にどうぞです♪

5~6年生におすすめな本1 戦争で死んだ兵士のこと(テーマ:戦争)


【戦争で死んだ兵士のこと あらすじ】
森のほとりで一人の兵士が死んでいるところから始まり、兵士の人生を巻き戻すように振り返っていく絵本です。

この本は、戦争の話でありながら原爆や空襲といった悲惨なシーンは一切ありません。
ただ、淡々と「ごく普通な青年の人生」が逆再生で語られていきます。

だからこそ「戦争の悲惨さ」が嫌という程伝わりますし、多くの人の心に響くのです。


【戦争で死んだ兵士のことで読書感想文を書くなら】
・戦争やテロ等で亡くなった人にはどんな人生があっただろうか?
・その人と自分、何か違うところがあるだろうか?
・なぜ戦争を行ったらダメなのか?
・戦争やテロを無くすにはどうしたら良いのか?


5~6年生におすすめな本2 かあちゃん(テーマ:家族愛、いじめ)



【かあちゃん 内容】
同僚を巻き添えにして事故で死んだ父。
父の罪を背負うために「母ちゃん」は笑う事をやめた。

この本は「母親と子」の関係の話であり、同時に「いじめ」もテーマになっています。
色々な形の「母と子の物語」にきっとあなたは涙する事になるでしょう。
涙無しには読めません。


【かあちゃんで読書感想文を書くなら】
・あなたと母親はどんな関係か?本を読んで母親に対してどんな風に思ったか?
・いじめられた人、いじめた人、いじめを見ているだけの人、それぞれどんな事情があるのか?
・人を許すにはどうしたら良いのか?許されるにはどうしたら良いのか?


5~6年生におすすめな本3 チーム(テーマ:スポーツ、部活)


【チーム あらすじ】
箱根駅伝の学連選抜チーム(予選で落ちた大学の中で速い人が集まって作るチーム)の物語。
寄せ集めのため、チームであってチームでない。
彼らがいかにしてチームになっていくのかが描かれています。


【チームで読書感想文を書くなら】
・取り組んでいるスポーツや部活についての体験談は?
・チーム(仲間)になるというのは、どういう事だろう?
・今行っているスポーツに、今度どのように取り組んでいきたいか?


5~6年生におすすめな本4 願いがかなうふしきな日記(テーマ:自己実現)



【願いがかなうふしぎな日記 内容】
「望みを書くと願い事がかなう日記」を亡くなったお祖母ちゃんにもらった光平。
光平が日記に願い事を書くと、不思議な事に願いがどんどん叶っていく・・・。

日記を通して、時に悩み、考えながら成長していく少年の物語です。


【願いがかなうふしぎな日記で読書感想文を書くなら】
・叶えたい夢や願い事はどんなものがあるか?
・どうやったらその願いや夢が叶うか?
・「願いがかなう日記」があるなら、どんな事を書くか?そして、どのように行動するか?


5~6年生におすすめな本5 わたしの心のなか(テーマ:偏見、差別、障害)

【わたしの心のなか あらすじ】
脳性麻痺の障害を持ち、生まれてからずっと言葉をしゃべる事ができなかったメロディ。
そんなメロディの転機となったのは、10歳の時、「パソコン」を手に入れたのがきっかけです。
「パソコンの力」で想いを伝えられるようになり、メロディの世界はどんどん広がっていくのですが・・・。


【わたしの心のなかで読書感想文を書くなら】
・自分の中で「見た目で決めつけている偏見」はないか?
・偏見や差別はなぜ起こるのか?
・メロディと自分・・・異なる点や共通点はどこか?


5~6年生におすすめな本6 楽園のつくりかた(テーマ:友情、青春、思春期、自分探し)


【楽園のつくりかた 内容】
都会のエリート中学生「優」が転校した先は、ド田舎の中学だった。
しかもクラスメートは「バカ」「マスク根暗」「オカマ」の3人。
果たしてここは地獄か楽園か?

ドラマにもなった話です。主人公は中学生ですが、一気に読める青春ストーリーで思春期前の小学校5年生、6年生にもおすすめです。


【楽園のつくりかたで読書感想文を書くなら】

・自分にとって「幸せ」「楽園」ってなんだろう?
・今まで経験した「嫌な環境」は?
・「嫌な環境」を「楽園」に変えるにはどうしたら良いんだろう?


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5~6年生におすすめな本7 1歳から100歳の夢(テーマ:夢)


【1歳から100歳の夢 内容】
1歳の夢、2歳の夢、3歳の夢・・・という風に始まり100歳まで続きます。
年齢の異なる100人の夢を読める、とても素敵な本です。

この本は読み手によって「読み方、感じ方」が大きく変わります。
同世代の夢を見て自分の夢を考えるのも良いし、親や祖父母世代の夢を見て「自分の親や祖父母にもこんな夢があるんだ」と確認するのも良いですね。
「まだ夢が決まっていない」という人にもおすすめですよ。


【1歳から100歳の夢で読書感想文を書くなら】
・自分にはどんな夢があるだろう?
・兄弟や親、祖父母にはどんな夢があるだろう?
・自分の夢を叶えるためには、今後どのようにすると良いだろう?


5~6年生におすすめな本8 くちぶえ番長(テーマ:友情、青春、正義)


【くちぶえ番長 あらすじ】
小学4年生の男の子ツヨシのクラスに転校してきた口笛が得意な女の子マコト。
転校初日、マコトは「学校の番長になる!」ととんでもない宣言をしたのだった!


【くちぶえ番長で読書感想文を書くなら】
・友達ってなんだろう?正しい事ってなんだろう?
・なんでマコトはみんなに好かれているんだろう?
・これから自分はクラスメートとどんな風にかかわっていきたいだろう?



5~6年生におすすめな本9 いきのびる魔法~いじめられている君へ~(テーマ:いじめ)


【いきのびる魔法 内容】
じつはこの本「マンガ」です。ですので「本嫌い」な子供でも簡単に読んでしまう事ができます。

「辛かったら逃げてもいいんだよ」「死を選ぶくらいなら全力で逃げて」というメッセージが込められているのですが、それだけでは終わらず「命の大切さ」「現実の厳しさ、残酷さ」を教えてくれます。


【いきのびる魔法で読書感想文を書くなら】
・今までツライ経験をした事はあるか?
・生きたくても生きられない人がいる事をどう思うか?
・自殺はなぜダメなのか?


5~6年生におすすめな本10 ぼくがぼくであること(テーマ:家族の絆、自分探し)


【ぼくがぼくであること 内容】
小学6年生の男子「秀一」は母親への反発から夏休みに家出をする。
家出をした先で色々な事件に合いながら「自分と家族との関係」を見直し、「自分が自分であること」について学んでいく。

小学生には隠しておきたい「大人の醜い部分」まではっきりと描かれている本です。
子供だけではなく、大人・・・教師や親にも読んでもらいたい1冊です。


【ぼくがぼくであることで読書感想文を書くなら】
・自分と母親や父親との関係は?母親や父親はどんな思いで自分と接しているんだろう?
・秀一や夏代についてどう思うか?
・自分が自分らしく生きるためにはどうしたら良いんだろう?



中学生向けに書いた記事ですが、小学校5、6年生の参考にもなりますよ♪
中学生の読書感想文 本のおすすめは?選んではいけない本も紹介!
中学生 読書感想文の書き方例!構成やコツを紹介!


兄弟がいる方はこちらの記事も一緒にどうぞです♪
読書感想文の本 小学生中学年おすすめ!3~4年生が書きやすい本はコレ!
小学生低学年 読書感想文の本おすすめ!1~2年生が書きやすいのはコレ!


小学生高学年 読書感想文の本おすすめ!5~6年生が読みやすい本まとめ

いかがだったでしょうか?
読書感想文を書きやすい本を選ぶ時は「最初に書くテーマ」を決めると、テーマを意識して本を読むようになるので感想も出てきやすいですよ。

早く読書感想文を書いてしまって、残りの夏休みを思いっきり遊んじゃいましょう(*´ω`*)

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