「今年のゴールデンウイークの休みはいつからいつまで?」
「5月の大型連休中に通院したいんだけど、病院はあいてるの?」
「GW中に子供が発熱した!内科や小児科は受診できる?」
4月から5月にかけてある大型連休ゴールデンウィーク。彼氏や彼女との旅行や、家族旅行、里帰りを予定している人も多いでしょう。
が、そんな休みに限って「急なケガや病気になってしまった!」ということがあるもの。
「でも連休中に受診できるの?待ち時間はどのくらい?かなり長いの?」と気になってしまいますよね。
そこで今回は「2023年(令和5年度)の病院のゴールデンウイークについて」ご紹介します。
旦那や妻といった家族、または恋人が病院に勤めている人。
または、急な体調不良で受診を考えている人など、ぜひ参考にしてくださいね。
2023年のゴールデンウイークはいつからいつまで?(令和5年)
まず、2023年のゴールデンウイークは5月3日(水)~5日(金)の3日間になります。
これは病院においても同じです。
- 5月3日(水)…憲法記念日
- 5月4日(木)…みどりの日
- 5月5日(金)…こどもの日
が、土日が休みの一般企業でしたら、5月3日(水)~7日(日)の5日間になりますよね。
- 5月3日(水)…憲法記念日
- 5月4日(木)…みどりの日
- 5月5日(金)…こどもの日
- 5月6日(土)…土曜日
- 5月7日(日)…日曜日
そこから、さらに企業によっては平日の5月1日(月)と5月2日(火)に有給をとることもできるでしょう。
つまり、土日祝日も合わせて最大4月の29日(土)~5月7日(日)の9日間となります。
さすがに病院に勤めている医者や看護師、助産師、介護士がここまでの連休を取るのは難しいですが、一般的な大企業に勤めている会社員でしたら、このような長期休暇も可能となります。
もし家族や彼氏・彼女が病院勤めなら、ひとまず6日(土)にお休みをり5連休になれないか相談すると良いですね。
ゴールデンウイーク中に病院は開いているの?
「ゴールデンウイーク中に病気やケガをした!」「出産予定日がゴールデンウイーク中なんだけど、産婦人科は開いている?」
「ゴールデンウイーク中に手術はできるの?」
気になるこちらの質問ですが、答えは病院の種類によって異なります。
病院の種類によってゴールデンウイーク期間が異なる
病院は基本的に祝日は休み(休診)となっています。なので、祝日になる5月3日(水)~5日(金)の3日間はお休みです。
が、その他の1日(月)、2日(火)、6日(土)は病院によって休みかどうかが異なります。
- 開業医や個人病院…病院によって様々。休みになる場所もあれば、あいている場所もある。
- 公共病院…基本的にあいている。ただし、医者個人が有給で休む場合があり、担当医が不在という事も。
- 大学病院…こちらも基本的にはあいている。が、医者や看護師が休みを取っている事もあり。
これは内科、外科、皮膚科、眼科、耳鼻科、産婦人科など全ての科で同じことが言えますし、手術も基本的には通常通り行われます。
が、個人営業である開業医は、暦通りに営業する必要がありません。
なので、普段だったら開いている平日や土曜日も特別に休みをとっている…ということもありえます。
個人病院に関しては「開業医の考え方しだい」ですので、受診できるかどうかは直接電話して尋ねるしかありません。
ゴールデンウイーク中に病院を受診できるの?
なので、ゴールデンウイーク期間中に病院を受診できるかどうは以下のようになっています。- 4月29日(土)…昭和の日/祝日なので休診
- 4月30日(日)…日曜日/休診
- 5月1日(月)…平日/受診可能(ただし、個人病院は休診の可能性あり)
- 5月2日(火)…平日/受診可能(ただし、個人病院は休診の可能性あり)
- 5月3日(水)…憲法記念日/祝日なので休診
- 5月4日(木)…みどりの日/祝日なので休診
- 5月5日(金)…こどもの日/祝日なので休診
- 5月6月(土)…土曜日診療 or 休診
- 5月7日(日)…日曜日/休診
総合病院などでしたら「時間外受診」もあるので、もしもの時は利用しましょう。
もしかかりつけの個人病院があるなら、念のために電話で開いているかどうかを確認すると良いでしょう。
確認後、やっぱり開いていないようなら公共病院を受診しましょう。
ゴールデンウイーク中は待ち時間が長い!?
ゴールデンウイーク中にどうしても病院を受診する場合…当然待ち時間が長くなります。しかも普段は個人病院を利用している人も、休み期間中は公共病院に殺到するので、確実にいつもより混雑します。
具体的にどのくらいの時間を待つかは病院とその時の状況によりますが、最低でも2時間待ちは覚悟しておきましょう。
特に幼児を病院に連れて行く際は、子供が静かに遊べるオモチャや飲み物・簡単なお菓子等を持参していきましょう。
大人でも暇つぶしの雑誌や本、スマホ等を持っていくのがオススメです。
ちなみに特に人集中するのは「休みの前」と「休みの翌日」なので、特に混雑が予想されるのは以下の日程になります。
- 4月28日 金曜日
- 5月1日 月曜日
- 5月2日 火曜日
- 5月8日 月曜日
また、5月8日(月)も長期連休明けでかなり混雑している可能性大です。
もし軽い発熱くらいで病院に行くまでもない…という場合は2日(火)、あるいは9日(火)まで我慢するというのも手です。
が、我慢しすぎて病気が悪化したらいけないので、受診するかどうかは自分の体調と相談し決めると良いですね。
子供なら子ども医療電話相談を利用する
ちなみにですが、もし赤ちゃんや乳幼児も含めて子供が病気や怪我になった場合、夜間や休日に電話で相談を受け付けるサービス「子ども医療電話相談(#8000)」があります。こちらはスマホからでも固定電話からでも「#(シャープ)8000」とかけるだけで繋がりますよ。
またネットで「子ども医療電話相談 ◯◯県」と検索すると、ダイヤル回線(普通の電話番号)もわかりますので、もしもの時は利用を考えてみましょう。
→子ども医療電話相談(#8000)について詳しく見る
大怪我の場合は救急病院を利用する
長時間待ちが予想できるゴールデンウイークですが、「大怪我や急病で長く待てない!」という場合もあるでしょう。そんな時は、救急病院の利用を考えても良いでしょう。
救急病院でしたら、症状によって診察順番を変えてくれるので、急を要する場合は早く診察してもらえますよ。
もちろん「深刻すぎて少しも待てない」という場合は、救急車(119番)へ電話しましょう。
救急安心センター事業(♯7119)を利用する
「でも、今コロナで救急車の利用が増えているし、自分が利用してもいいものか…」「このくらいのケガで救急車を呼ぶのは大袈裟なんじゃ…」
「具合が悪いけど、ゴールデンウイーク中だし。病院に行こうか迷う」
そんな時に便利なサービスが救急安心センター事業(♯7119)です。
こちらは専門の相談員(医者や看護師)がケガや病気の状態を電話で確認し、以下の内容を教えてくれます。
- 今すぐ救急車を呼ぶべきか
- 早く病院を受診した方がいいのか
- 受診できる病院はどこか
ただし、この事業は行われている地域とそうでない地域があります。
「救急安心センター事業 ◯◯県」とネットで検索したら、お住まいの地域で実施されているかどうかが確認できますよ。
または、以下の公式ページでも確認すると良いですね。
→救急安心センター事業について確認する
ゴールデンウイーク中に薬局は営業してる?
たとえ休み期間に受診できても、薬局があいていないとお薬をもらえませんよね。5月の連休中に薬局が利用できるかどうかですが、病院同様に祝日である3日(水)~5日(金)はお休みとなっているでしょう。
それ以外の日に関しては、以下の通りです。
- 個人病院近くの薬局…近くの個人病院と同じ営業日。個人病院が開いているなら開いており、閉まっているなら閉まっている可能性が高い。
- 公共病院の薬局…公共病院同様に開いている。
薬局は隣接していたり、近くにある病院のゴールデンウイーク休みに合わせて営業している場所がほとんどです。
そのため、ゴールデンウイーク中に大学病院等を受診し、「薬は近所の薬局で処方してもらおうと思ったら、薬局が閉まっていた!」となることもありますので注意してください。
例え待ち時間が長くても、ゴールデンウイーク中は受診した病院近くの薬局で処方してもらうのがオススメです。
病院のゴールデンウイーク期間中の休みまとめ
いかがだったでしょうか?5月の大型連休ですが、5月3日(水)~5日(金)は祝日になるのでどの病院もお休みです(大きな病院でしたら割高料金となりますが時間外で受診も可能です)。
その他の日(平日・土曜日)に関しては、個人病院はお休みで閉まっていることもあります。
が、公共病院になると暦通りになるので営業していますよ。
休み中にケガや病気になった時は、公共病院を受診すると良いですね。
ただし、連休中は人が集中するので待ち時間が長いです。
受診を迷ったら「子ども医療電話相談(#8000)」や「救急安心センター事業(♯7119)」に電話し、「早く受診したほうが良いのかどうか」を確認してみるのも手ですよ。
それでは、良いゴールデンウイークをお過ごしください♪
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