「結婚式のウェルカムボード」や「クリスマスやハロウィンのリース」、「コスプレ衣装」を手作りする時にあったら便利なアイテムといえば、
グルーガンです!
接着するまで時間がかからないし、手も汚れない。ある程度の物は何でも接着可能!まさに夢のようなアイテムです。1度使ったら、あまりの便利さに二度と手放せなくなります。が、このグルーガン。使い方にコツがいるというか、
初めて使う人にはちょっと難しいです。
というワケで今回は「グルーガンの使い方コツ」を紹介しますよ。基本の使い方から、糸が引く時やくっつかない時の対処法、落とし方までまとめていますので、工作や手芸でグルーガンを使う人はぜひ参考にしてくださいね。
グルーガンの使い方 基本の使用方法は?
グルーガンとは?ボンドや接着剤との違いは?
グルーガンとは「スティック状の樹脂を熱で溶かして、木材や布を接着させる道具」です。んで、接着させる道具となると、当然このような疑問が出てきます。「ボンドや瞬間接着剤との違いは何なの?」
はい、ボンドも瞬間接着剤もグルーガンも「物と物をくっつける」という点では同じです。が、使い勝手は全然違います。私的な感想としては
【便利さ】
・グルーガン >> 瞬間接着剤 >>>>>>> ボンド
【強度】*付ける物にもよります
・瞬間接着剤 = グルーガン > ボンド
【乾燥の速さ】
・瞬間接着剤 >> グルーガン >>>>>>>>> ボンド
こんな感じです。とにかくボンドは接着するまでに時間がかかります。1つの作品を完成させるのに下手したら1日がかりです。が、グルーガンなら1分程度で乾燥するので工作もあっという間にできあがりますよ。
瞬間接着剤は乾くのは早いですが、そ「手にくっつくと取れなくなる」ところや「においがキツイ」のがちょっとマイナスです。以前、手に付着した接着剤が取れなくなり、指の皮膚が剥がれてしまった事がありました(T_T)というワケで、
総合的には「グルーガン」が1番使いやすい印象です。
基本的にはグルーガンを使用して、どうしても接着させにくい素材の時は「瞬間接着剤を使用する」というのがおすすめかなぁと思います。
ちなみにグルーガンは100均で300円くらいで買えます。
「ダイソー、セリア、キャンドゥ」どの100均のグルーガンでもOKですが、この3つの中では「ダイソーのグルーガンが電源プラグが長くて使いやすい」と評判です。
あと、買う時は本体以外に「グルースティック」も一緒に買ってくださいね。
グルースティックだけは、100均のものよりホームセンターで売られている物の方が使い勝手が良いですよ。が、1回だけしか使わないのでしたら100均のグルースティックでもOKです。
グルーガンの使い方 基本編
それでは、さっそくグルーガンの使い方を紹介していきますね。↑今回購入したグルーガンです。今後もグルーガンにはお世話になりそうなので、ナフコで奮発して1,000円の物を買いました。1回しか使わない人は100均の物で充分ですよ。
グルーガンの使い方1 グルースティックをセットします。
グルーガン本体の後ろ側に穴があるので、上の写真のようにグルースティックを押し込みセットしてください。動かなくなるまでぎゅっと押し込めばOKです。
グルーガンの使い方2 電源プラグをセットします
電源プラグを本体下部分&コンセントに差し込みます。後は先端が熱くなるまで5分程度待ちます。自動的に熱くなるので、特にスイッチ等を押す必要はありませんよ。ちなみに、待っている間に本体の先端部分からグルースティックが溶けて流れ出す事があるので注意ですよ。コンセントに差し込んだ後は、必ず汚れても良い紙の上に置くようにしましょうね。
グルーガンの使い方3 トリガーを引いて樹脂を出します。
後はトリガーを引いて、接着したい部分にグルーを出し、10秒以内に素早く接着させたい物同士をくっつければOKです。10~30秒手で押して圧着させると、1~2分後に樹脂が固まり接着されますよ。
グルーガンの使い方4 グルースティックがなくなったら?
グルースティックがなくなったら、後ろから新しいグルースティックを追加で差し込めばOKです。
前に使っていたグルースティックがまだ入っている状態でも、そのまま差し込んでしまって大丈夫ですよ。
ちなみに↓こんな感じの「リース」ならグルーガンを使うと30分~1時間で製作可能ですよ(*´ω`*)
気になる人は以下の記事に作り方を紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
→『リースの作り方 100均造花で春夏秋冬いつでもオシャレに手作り♪』
グルーガン コツはあるの?
グルーガンを使う時のコツですが、いくつか「グルーガンを使いこなすポイント」がありますので紹介しますね。グルーガンのコツ1 糸が引く場合はどうすれば良いの?
グルーガンを使ってみたらわかると思うのですが、ものすごーく糸を引きます。まるで納豆です。この糸を上手に切る方法ですが、グルーガンからジェルを出した後、出した樹脂の上でくるくるとグルーガンを回転させると糸も切れますよ。詳しくは以下の動画を参考にしてくださいね。
もしくは、グルーガンを持っている手と反対の手に「要らない棒(割り箸等)を持ち、その棒で引いた糸をぐるぐると巻き取るという手もあります。ちょっと難しいですが、この方法でも良い感じになりますよ。
グルーガンのコツ2 くっつかない時は?
「グルーガンで接着したはずですが、イマイチ付きが悪く、少したったら外れてしまう…」そんな時は以下のポイントに気を付けてみてくださいね。・素材の表面に汚れがあったらくっつきにくいので、表面はキレイにふき取る。
・素材が大きい物は特に接着剤をたっぷり付ける。量が少ないと付きにくいです。
・くっつきにくい素材は1~2分、接着剤が固まるまで素材を押し続ける。乾くまで押し続けると大抵の物はくっつきます。
ちなみに「表面がツルツルしたアルミ系」はグルーガンに不向きな素材ですので、アルミ系を接着させたい時はボンドや瞬間接着剤を利用してくださいね。
グルーガンのコツ 落としたい時はどうする?
「失敗したから接着させた部分を取り外したい」という事もありますよね。接着させた樹脂を剥がす方法ですが、主に以下の方法がありますよ。・ドライヤーを当て、温める(樹脂は熱に弱いので、1度固まっても温めると柔らかくなります)
・ラッカー薄め液を塗り、しばらくしてから外す
私的にはどこの家にもあるドライヤーがおすすめですよ。もし「ラッカー薄め液」を使う場合は、物によっては跡が残る可能性がありますので、まずは目立たない部分で試してみてくださいね。
あと、「グルーガンで接着させた布を取りたい」という場合はアイロンを当て、布が熱くなってから引っ付いた布やグルーを剥がすのが効果的です。ただし、かなり熱くて火傷しそうになるので注意してくださいね。
取り外した跡が残った場合は、アイロンで樹脂を伸ばすと目立たなくなりますよ。が、これも素材によってはキビシイ場合もあるので、注意ですよ。
グルーガン 片付け方法は?
最後に「グルーガン使用後の片付け方」ですが、注意すべき事はたった1つだけ。ずばり、グルーガンが完全に冷めてから収納しましょう!
これくらいです。先端が熱いまま片付けたら残ったグルーが溶け出して、収納先にくっついちゃいますから注意してくださいね(笑)
ちなみに、残ったグルースティックも抜かずにそのままでOKですよ。むしろ後ろから引き抜くと故障の原因になる(グルーガン内部に樹脂が接着し、次のグルースティックを挿入できなくなる)ので気を付けてくださいね。
グルーガン 使い方のコツまとめ
いかがだったでしょうか?グルーガンは短時間で何でも接着させる事ができる便利アイテムです。最初はちょっと使い方にコツがいりますが、慣れてしまえば簡単に使いこなす事ができますよ。
工作や手芸が趣味の人はぜひ1本購入し、使ってみてくださいね。本当、手放せなくなりますから(*’ω’*)