息を止められる時間 平均はどのくらい?簡単な鍛え方で1分以上長くなる!?

息を止められる時間 平均何分?簡単な鍛え方
 

「人が息を止められる時間は平均どのくらいになるの」

「最高何分くらいまで息を止められる?ギネス記録は?」

「何分くらい呼吸を止められるとスゴイ?」

特にプールなどで行う息止めってどのくらいできるものなのでしょうか?

普通、人は呼吸をしないと生きていけないので、息を止めるととても苦しいですよね。

が、なんでも世界では長時間息を止められる人が存在するんだとか。

 

そこで今回は「人はどのくらい息を止められるのか」についてご紹介。

 

息止めの世界最高記録や平均時間はもちろん、「簡単に1分以上も息が長くなる鍛え方」についてまとめていますので、呼吸止めに興味がある人はぜひ参考にしてください。

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息止めとは?

息止めは何なのかというと、「大きく息を吸ってからどれくらいの時間呼吸をせずに止められるのか」になります。

息止めは正式なスポーツなどではありませんが、ギネス記録の中には「世界一息止めが長い人」の記録があります。

この息止め時間を測る時には、不正ができないように水中に鼻と口が完全に潜った状態で計測されていますね。

空気は見えないですので、水の中以外だとコッソリ息を吸っている可能性がありますものね。

そう思うと、水中で息止め時間を測定するのは納得ですよね。

呼吸はどのくらい止めらえる?ギネス記録は?

息止めのギネス記録が人間離れしている件

24min 3sec Guinness World Record longest apnea with O2 by Aleix Segura

さて、それでは人はいったいどのくらいまで呼吸を止めることができるのでしょうか?

ギネス世界記録で最高記録をたたき出したのは、上の動画でも紹介しているスペイン人のアレイクス・セグラ氏です。

2015年にアレイクス・セグラ氏が出したビックリな世界記録はなんと24分3秒

「ええ!?そんなに息って止められるものなの!?」とビックリですよね。

 

んが、驚くことなかれ。実はこのアレイクス・セグラ氏だけが特別なわけではなく、その前の世界記録は2012年にドイツ人ダイバーが達成した22分22秒です。

どちらにしろスゴイ記録ですよね。

20分以上も息を止められる人が少なくとも2人はいるということは、もしかしたら訓練しだいでは私たちでもこのくらい息を止められるようになるかもですね。

ものすごーく厳しい訓練になるので、達成できる人は少ないでしょうが(笑)

あ、間違っても不本意にマネしようとしてはダメですよ。もし挑戦するのでしたらシッカリとした訓練を行い自己責任のもと行ってくださいね。冗談抜きに死んでしまいますので。

ギネス記録以前の息止め時間は?

さすがに20分以上も息を止める記録は人間離れしていますよね。

そこでギネス記録以前の記録を振り返ってみましょう。

1976年、フランス人ダイバーのジャック・マイヨール氏が人類史上初の水深100mの素潜り記録を樹立しました。

この時の無呼吸潜水時間は驚異の3分40秒

当時の常識としては「水深40m以上で潜水時間3分以上になると水圧で肺が潰れてしまう」と言われていたのですが、彼は見事にこの常識をひっくり返したのです。

もちろん、ジャック・マイヨール氏は普段からヨガや禅の呼吸を積極的に行っており、水中では血液を心臓や肺に集中させることができたそうです。

本当かどうかはわかりませんが、私達には計り知れないほどの訓練をしてきたのでしょう。

 

また、2016年にはニュージーランド人のウィリアム・トゥルブリッジ氏が水深124mまでの素潜りを達成しています。

この時の無呼吸潜水時間は約4分半。

こういった記録を見ると、人間の身体は努力しだいで進化できるのかもしれない…と思ってしまいますね。

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息を止められる時間は平均何分?どのくらだとスゴイの?

先ほど紹介した事例はちょっと常識離れしていましたので、次は「一般的な人はどのくらい息を止められるものなのか」というか、「どのくらい呼吸を止められるとスゴイのか」について書いていこうと思います。

30秒

子供や老人も含めて30秒でしたら比較的多くの人が息を止めることができると思います。

大きく息を吸い、そのまま止め、だんだんと息が苦しくなってきた……あるいはそこそこ時間が経ったかな?と思い時計を見たらすでに30秒をすぎていた…という感じだと思います。

ただ、人によって感じ方は様々ですので30秒でも難しいと感じるかもしれません。

1分

一般的な男女の息止め平均時間はこの1分程度でしょう。

1分までは大抵誰でもいきますが、1分を超えると苦しくなり脱落してしまう人が増えると思います。

ちなみに私(30代女性・主婦・引きこもり・体を動かすのは家事と育児のみ)も現在息止めに挑戦してみたら「1分5秒」程度でした。

健康的な中学生、高校生、大学生、成人者でしたら私の記録を超えるのは難しくないと思います。

2分

息止め時間が2分を超えると「スゴイ」と感じるようになりますよね。

ちなみに息止めは肺活量が関係してきます。

例えば吹奏楽部や持久力が関係するスポーツ(長距離ランニング、水泳、サイクリングなどのアスリート)に所属する人だと2分くらい息を止めることができる人もいるでしょう。

私も中学生のころに吹奏楽部(サックス吹いてました)に所属していたのですが、その時は確か1分40秒くらい息を止めることができたと思います。

先輩方はもっと長く息を止めることができていて、2分以上息を止めれる人もいましたよ。

3分以上

3分以上も息を止められるのは、「かなりスゴイ」と言っていいレベルです。

友達同士で息止め競争をしたら、まず間違いなく勝てるでしょうし、相手から驚かれるでしょう。

ちなみに海女さんなどの素潜りを行う仕事をしている人なら3分以上呼吸をできる人もけっこういるそうです。

さらにプロのダイバーになると無呼吸で4分以上水中に潜ることができる人もおり、中には7分以上も潜ることができる人もいるんだとか。

世界は広いですね。

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息を長く止める方法&鍛え方

息止めと肺活量の関係は?

【プロが教えちゃう】肺活量を劇的に増やす方法

呼吸を長くとめることができる人は肺活量も多い傾向があります。

肺活量といのは「息を吸った時に肺がどれくらい膨らむか」になります。

大きく膨らむ人ほど長く息を続けることができるんです。

となると「体格が大きい人の方が有利で、小柄な人には不利じゃない?」と思われるかもですが、簡単なトレーニングで肺活量を劇的に増やすことができるんです。
  1. 息を全部吐き切る
  2. 息を限界まで吸いきる
  3. 吸いきった後に息を止めることなくさらに吸い続ける
この方法でしたら、体の大きさ関係なく肺活量が増えますのでぜひ試してみてください。

簡単な方法なので、日常生活のふとした隙間時間に行うと良いですね。

息止めが1分以上長くなる驚異の方法

【呼吸停止】フリーダイビング日本代表が教える息止めのコツ これであなたも1分長く息止めれます!

息を長く止められる方法ですが、実は意外に簡単な方法で息止めが長くなるんです。

その驚くべき方法とは「複式呼吸で座禅やヨガをすること」です。

「え?そんなバカな!?」と思われるかもですが、これが効果的なんです。

私も行ってみたら30秒以上も息止め時間が延び「1分38秒」も呼吸を止めることができました(何もしない状態で「1分5秒」でした)。

とはいっても、普通に座禅を組みだけでは効果がありません。詳しい方法は上の動画を見てみてくださいね。

これまでせいぜい1分少し程度でしたが、これ見て実践したら自分史上初めて2分超えました!最後には3分間近までできました!驚いています、ありがとうございます。

1分32だったのが2分26になりました… 3日後素潜りなので、長く水中バトルできそうです。

どうせ嘘だろと思ってやってみたら、3回目で倍になりましたゴメンなさい、、笑
素晴らしい動画ありがとうございます!
1:30(視聴前)→ 2:15 → 2:45 → 3:00!!

「息を長く止めれるようになりたい」という人はぜひ試してみてください。

息止めの練習をするときの注意点

さて、最後に息止めを練習する時の注意点について説明します。

息止めの練習を行う時に守らなければならないのは「絶対に2人以上で練習する」ということです。

というのも、息を長く止めていると脳に血液が回らずブラックアウトして意識を失ってしまう可能性があります。

もしそんな時に一人だったら…誰も助けてくれませんよね。下手したらそのまま亡くなってしまう可能性も0ではありません。

特にお風呂に潜って息を止めるのは要注意です。かなり危険が伴うので絶対に一人で行うのはやめましょう。

呼吸は何分くらい止められるの?まとめ

いかがだったでしょうか?

息止めは一般的な人なら平均1分程度とめることができ、肺活量が多い吹奏楽部やアスリートでしたら2分以上とめられる人もいます。

海女さんやスキューバダイビングの人でしたら3分以上息を止めることができる人も珍しくなく、世界記録レベルになると20分以上も息を止めることができますよ。

息止めは簡単なトレーニングや瞑想で長くすることができるので、肺活量や潜水時間を増やしたい人は練習してみると良いですね。

 

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