4月から中学生になる子供がいると、ママは色々と準備が大変ですよね。
ついこの前小学校に入学したと思ったのに、もう中学生!
子供が成長するのは嬉しいのですが、ママとしては
「中学校の入学準備費用っていくらくらいかかるの!?」
と心配な人もいるのではないでしょうか。
制服に体操服にジャージに…と考え始めると、けっこうな金額になりそうですよね。
一体、まとめてどのくらいのお金がいるのでしょうか?
というワケで今回は「国公立中学の入学準備費用」についてまとめてみましたよ。
入学までに必要な費用の他に、中学入学後の部活や塾、その他の3年間にかかる料金についてもとめていますので、子供が中学生になる保護者の方はぜひ参考にしてくださいね。
【目次】
・中学校の入学準備金はいくら必要?
・中学3年間でかかる生活費について
・中学での部活 費用はどのくらい?
・中学の塾や家庭教師の料金は?
中学の入学準備 費用はいくらかかる?
中学の入学準備に必要な費用ですが、たとえ国公立の中学だったとしても、「どの中学に通うか」で金額が異なります。
ですので、「一律この金額」という答えはありません。
とはいえ、どの中学でも「以下の物」を準備する事になりますので、あくまで「このくらいの金額になる」という目安で参考にしてくださいね。
【中学入学までに必要なリスト】
□ 冬服制服(ブレザー、ボトムスorスカート、Yシャツorブラウス×2枚)
□ 夏服制服(ブレザー、ボトムスorスカート、Yシャツorブラウス2枚)
□ ベルト(女子はいらない場合もある)
□ ベスト、セーター(買わないで良い場合もある)
□ 体操服(半袖上下×2組)
□ ジャージ(長袖上下×2組)
□ カバン
□ 通学靴
□ 上履き
□ 体育シューズ(上履きと共有の場合もある)
□ 水着(夏に購入する場合もある)
□ 文房具
【自転車通学なら】
□ 自転車
□ ヘルメット
□ カッパ(レインコート)
中学によって「必要じゃない物」もありますが、大体こんな感じの物がいります。
んで、実際にかかる金額ですが、自転車を除いて全て新品でそろえるとなると、
10万くらいかかります。
ちなみに、同じ制服でも「学ランorセーラー服だと安め」、「ブレザーだと高め」です。
あと、ブレザーや通学靴、体育シューズが「完全指定」になると、やはり費用が高くなります。
それらが「自由or色指定程度」なら、安いお店やネットを利用するとかなり節約する事ができますよ♪
その場合は10万円もかかりません。
が、逆に完全指定だと10万円以上かかる事もあります。
国公立ならまだ良いのですが、私立中学だと…想像したくありません( ;∀;)
あと、自転車の値段はピンキリですね。
安い物だと1万円で購入できますが、高性能な物になると5~10万円必要です。
ちなみにですが、中学によっては「PTAでリサイクルバザーを行っている」なんて場所もあり、中古の制服や体操服がほぼ無料価格で手に入る場合もありますよ。
もし「金銭的に余裕がない!」という場合は、上に兄弟がいるママ友等に「リサイクルバザー」みたいなものがないかどうか聞いてみると良いですね。
バザーがなくても「制服を安くで売っているお店」や「子供が中学を卒業して不要になった制服を譲ってくれる家庭」等を教えてもらえるかもですよ。
中学の入学準備はいつするの?
「中学の入学準備をいつするか」ですが、早い時期に準備する必要はありません。国公立の中学なら、大抵1月下旬~2月頃に通学する中学校で「中学入学に向けての説明会」が開かれ、その時に「準備する物リスト」をもらえるはずです。
品物をそろえるのは「説明会が終わった後」からでも遅くありませんよ♪
あと、「説明会の通知」は小学校で配布される場所もあれば、郵送で知らせが来る場所もあります。
心配なら小学校の担当の先生に聞いてみると良いですね。
小学校の卒業式用の衣装も準備
中学の入学準備をする時は、一緒に「小学校の卒業式用の衣装」も準備しておくと良いですね。中学生用の制服を購入すると「小学校の卒業式用スーツを無料でレンタルできるお店」等もありますので、そちらを利用するのもありですよ。
また、ママの衣装も「小学校の卒業式&中学校の入学式」で利用できるスーツを購入しておくと良いですよ。
保育園の卒園式&小学校の入学式用に書いた記事ですが、小学校、中学校用の参考にもなりますよ♪
『卒園式のママの服装マナー スーツは何色?ストッキングや小物は?』
中学3年間に必要な費用について
次に「中学3年間に実際に使う費用」について少しだけ紹介しますね。あくまで1例ですが「毎月かかる費用」はこんな感じです
□ 学校納付金(給食費、PTA費、教材費)…13,000円
□ 学資保険…1,000~1,500円
□ 習い事…5,000~10,000円
□ 小遣い…1,000~3,000円
□ 携帯…5,000円
□ 衣類…2,000円
習い事費用やスマホ代によって金額が変わりますが、
大体月2~3万円が毎月必要です。
年額になると24~40万円になり、3年間分になると70~120万必要な計算になりますね。
これに加えて確実に毎月の食費が小学校時代よりも少し(2,000~)増える事になります。
部活動をする男子の場合だと、育ち盛りの食べる量が半端ないので、食費だけでもけっこうかかるんだとか…。
あと、子供によっては部活や塾代にお金がかかるケースもありますよ。
部活&塾の料金に関しては記事の続きをどうぞです。
関連記事
『中学生にスマホは必要か?メリット・デメリット、所持率や使用ルールは?』
中学の部活 費用はどのくらい必要?
小学校と違って中学になると「部活動」が始まります。子供が部活で活躍する姿を見るのは嬉しいのですが、母親的には「実際どのくらいの費用がかかるのか」と心配にもなりますよね。
ここのところですが、
やはり「入部する部活」によって費用が全く違います。
中には「全く費用がいらない」という場合もありますし、逆に「高額のおそろいユニフォームが必要」という場合もあります。
ここではひとまず「運動部」に入部した時の簡単な費用を紹介しますね。
【最初に必要な物】
□ 部活の用具
□ ユニフォーム
□ シューズ
□ ウィンドブレーカー
□ バッグ
大体これだけでも3~5万は必要です。
また、活動に力を入れている部活の場合「指定のジャージやウィンドブレーカー」があったりして初期費用が10万近くかかるという事もあります(中学の普通の部活ではまずないですが)。
その他、部活によっては毎年「合宿費」や「部活中の飲料代」、「古くなった用具の買い替え」に思わぬ出費がいる場合もありますよ。
あと、もし子供さんの才能が開花した場合、別に「試合の遠征費」が必要です。
子供が試合で活躍するのは嬉しいのですが、「子供の旅費&応援に行く親の旅費」を考えると、かなりの負担になります。
ただし、「全国大会レベルの試合」になると市や学校側から寄付があったりして、本人の旅費に関してはそこまで負担がかからない場合もありますよ。
中学の塾費用や家庭教師代はいくら?教育にかけるお金って?
次に「中学でかかる教育費」について紹介しますね。小学校では特に塾に通っていなくても、中学生になると「高校受験に向けて塾に通ったり、家庭教師を雇ったりする」という子供も多いですよね。
気になる「費用」はこんな感じですよ。
中学の通信教育費用は?
・学習費…月約5,000~10,000円(年間約6~12万円)
通信教育の場合、入会費等はかからないケースが多いですね。
金額も他の教育方法に比べるとリーズナブルです。
あと、毎月の費用に関しては1年、2年、3年で特に変わらない場所あれば、学年があがるにつれて費用が増額されるケースもあります。
詳しくは「通信教育の資料請求」をして確認してみると良いですね。
中学の学習塾費用は?
【1年生、2年生】
・授業料…月5,000~26,000円(年間約6~30万円)
・入会費…10,000~20,000円
・教材費…年間15,000円
・その他諸経費…年間30,000円(無料の場所もあり)
【3年生はこれらの費用も必要】
・講習費…約30,000円×夏期、秋期、冬期
・入試対策…約30,000円
学習塾の費用は「入った塾、何教科習うか、週何回授業を受けるか」によって異なります。
有名塾で5教科、週5日ペースで塾に通うとなると年間30~50万必要ですが、個人経営の塾で2教科、週2のペースになると年間10~15万程度だったりもします。
また、有名塾のほとんどでは3年時に「受験対策」として季節講習、受験特別対策を行っています(1年生の時から講習がある塾もあります)。
強制ではなく受講は自由な場合が多いですが、それらの全てを受けるとなると1年、2年の費用に加えて年間10~20万必要になりますよ。
中学の家庭教師費用・個別塾費用は?
・授業料…1時間2,000~3,000円
・入会費…20,000~40,000円
・テキスト代…年間15,000~50,000円
・交通費…家庭教師の場合、別途必要
家庭教師や個別塾の場合、授業料としては「1時間2,000~3,000円」が相場になります。
プロの家庭教師(東大・早慶卒等)になると1時間8,000~10,000円なんて場所もありますよ。
具体的な金額ですが、仮に相場価格で1回2時間の授業を週2回ペースで受けたとすると、月謝が32,000~48,000円必要な計算になります。
それに加えてテキスト代(ピンキリです)や家庭教師の場合は交通費が必要です。
となると、年間40~70万が必要です。
とはいえ、あくまで「1回2時間、週2ペース」の計算ですので、「1回90分、週1ペース」だと費用は年間20~30万くらいにおさえる事ができますよ。
個別指導の場合、どうしても集団の学習塾や通信制に比べて費用が割高になってしまいます。
が、集団授業だと「分からない事があっても質問できずに、そのまま勉強についていけなくなる」という場合もありますので、子供によっては「よりきめ細かい指導ができる」家庭教師の方が「成績の伸び」が良かったりもします。
「実際にどの教育方法が合っているのか」は子供さんの性格にもよりますので、子供さんと良く話し合って「受ける教育」を選ぶと良いですね。
中学の入学準備費用は?子供の部活や塾、3年間に必要な金額も紹介まとめ
いかがだったでしょうか?中学の入学準備にかかる費用は、通学する中学や環境によって異なりますが、大体10万あれば足りますよ。
自転車通学&部活用の準備まで考えたとしても、20万あれば足りると思います。
一気にお金が出るので出費が痛いですが、「高校入学」「大学入学」の時はさらにお金がかかります。
今後の事も考えると、「保険を含めた家計」を見直しす機会なのかもしれません。