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なので、「ついつい特売日に買いすぎて冷蔵庫の中に放置したまま賞味期限が切れてしまった…」ってことも多いですよね。
「納豆ってもともと腐ってるってきくし、賞味期限が切れても食べられるんじゃないの?ってか、食べられる納豆と食べられない納豆の見分け方ってなに?」
そんな風に疑問な人もいるはず。
そこで今回は「納豆が腐るとどうなるのか」「腐って食べられない納豆の見分け方」も紹介します。
納豆好きな皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。
納豆の賞味期限と消費期限の違いは?
まず、納豆のパックに書かれているのは「賞味期限」であり、「消費期限」とは異なります。「どんな違いがあるの?」と思うかもですが、主な違いは以下の通り。
- 賞味期限…美味しく食べることができる期限
- 消費期限…食べると身体に害があるかもしれない期限
なので、賞味期限が切れた納豆は味が落ちこそしますが、1~2週間くらいなら問題なく食べることができます。
ちなみに「納豆が美味しく食べることができる期間」というのは「納豆の適度な発酵を保つ期間/アンモニア臭が発生しない期間」とされています。
アンモニア臭が発生した納豆・・・あんまり食べたくないですよね。
が!
世の中には「通(マニア)」という人種がいまして。
納豆マニアの中にはわざと賞味期限を切らして「ドギツイアンモニア臭がする納豆」を楽しむツワモノがいるんだとか…。
「我こそは納豆マニアだ!」という人は敢えて試してみてもいいですね。
ただし、お腹の保証はできませんのであしからず(笑)
納豆は腐るとどうなるの?見分け方は?糸が引かないのは危険!?
「納豆って元から腐っているんじゃないの?」そう思うかもですが、納豆は「発酵」しているのであって腐っているワケではありません。
なので、納豆が腐る(食べられない状態になる)こともあります。
ここで問題になるのが「腐った納豆の見極め方」ですよね。
普通「冷凍保存」や「冷蔵庫内に保存」していたら余程のことがない限り腐らない納豆ですが、実は常温保存だったらあっという間に腐ってしまいます。
腐るとどんな風になるかというと「水っぽくなってドロっとした見た目」もしくは「カラカラに乾燥して糸が引かない」状態になります。
その他にも以下のような状態になったら腐っている証拠ですので食べるのはNGです。
- 水っぽくドロっとして納豆が溶けている
- カビが生えている
- カチコチになって糸を引かない
- 納豆が黒ずんでいる
- アンモニアのようなキツイ臭いがある
↑このような状態で食べるとお腹を壊してしまうので、食べないようにしましょう。
というか、おそらく「食べようと思わない見た目と臭い」に変わっているので、普通の人だったら食べないと思います(笑)
ちなみに腐った納豆の画像はこちらの記事で確認できます。
↓↓↓
賞味期限1年過ぎた納豆がヤバイことになってた【閲覧注意】
賞味期限が1年過ぎた納豆がヤバイことになっていました。グロ画像があるので、苦手な人は注意してください。冷蔵庫ではなく常温で1年以上放置されていた納豆…。開けてみたら酷いことになっていました(涙)
発酵と腐るの違いは?
先程「納豆は発酵しているのであって腐っているのではない」と書きましたが、「発酵」と「腐敗」の違いはなんでしょうか?実は「発酵」と「腐敗」の科学的なメカニズムは同じです。
「だったら違いはなんなの?」って話なのですが、答えは「人間に有益かどうか」です。
- 発酵…納豆菌(ナットウキナーゼ)が他菌の繁殖を予防してくれて、栄養が豊富
- 腐敗…納豆菌以外の菌が増殖していて、栄養がなくなる
発酵している納豆は「栄養が豊富」ですが更に発酵が進み「腐敗」までしたら、食べると人体に悪影響がある可能性がありますので。
食べないようにしましょう。
納豆にできる白いプツプツは食べても大丈夫?
賞味期限が過ぎた納豆は段々と以下のような特徴が出てきます。- 見た目…ドロっと溶けて茶色っぽくなる
- 臭い…ツンとした臭いや焦げた臭いが発生する
- 味…苦味が出てくる
- 食感…シャリシャリ・ジャリジャリとして砂を噛んでいるような感覚
ただ、この状態ではまだ「食べても人体に大きな影響はない」範囲です。
味は落ちていますが、食べることは可能です。
あ、もちろん、「明らかな異臭」などが発生したら食べないでくださいね。
で、さらに日にちが経つと「納豆の表面に白いツブツブ・ツプツプ」が出てきます。
「この白いぶつぶつは食べることができるの?」と悩む人も多いようですが、白いプツプツの招待は「チロシン」という物質で「アミノ酸の結晶」になります。
チロシンはサプリメントにも配合されている成分ですので、食べても全く問題ありません。
とはいえ、シロチンが出ているということは「風味や味が落ちている」という証拠ですので、気になるなら食べないという選択肢もありですよ。
ちなみにチロシンは「賞味期限内の納豆」には、ほとんど発生することはありません。
が、賞味期限内の納豆でも常温保存していた納豆なら発酵が進み、「白いぶつぶつ(チロシン)」が発生することがあります。
また、「ひきわり納豆」は大豆を割り刻んだもので納豆の皮がないので発酵が進みやすくできています。
そのため賞味期限内でもチロシンが発生しやすいですし、腐りやすくなっていますので注意してくださいね。
納豆は腐る前に冷凍保存するのもオススメ!
納豆は冷蔵庫で保存する人が多いと思うのですが、実は冷凍庫で冷凍保存すると賞味期限をさらに長くすることできますよ。冷凍保存の方法は「納豆のパックをジップロックやフリーザーパックに入れて冷凍保存する」だけ。
これだけで3ヶ月~半年くらい賞味期限を伸ばすことができます。
さらに「風味を損なわず美味しい納豆を食べたい」という人の場合は、納豆をパックから取り出しラップで巻いて、それからジップロックに入れてください。
納豆は一度冷凍させても問題なく食べることができるので安心してくださいね。
また、食べる時は前日の夜に冷蔵庫に移動させて解凍するといいですよ。
詳しくは以下の記事をお読みくださいませ。
↓↓↓
納豆の冷凍保存方法。解凍はレンジでOK?冷蔵保存する時は?
納豆の冷凍保存方法、解凍方法を紹介しています。賞味期限が短い納豆ですが、実は冷凍庫で凍らせることで長持ちさせることができるんです。ここでは「納豆の正しい冷凍保存&解凍のやり方」をまとめていますよ。
糸が引かない納豆は食べたらダメ?まとめ
いかがだったでしょうか?納豆はもともと発酵した食品なので、少しくらい賞味期限が過ぎていても食べることはできます。
とはいえ、以下のような状態になっていたら食べるのはやめておきましょう。
- 水っぽくドロっとした見た目になっている
- カビが生えている
- 黒ずんだり、こげ茶色になっている
- カチコチになって糸を引かない
- アンモニア臭が発生している
白いぶつぶつに関しては「シロチン」なので食べても大丈夫ですよ♪
とはいえ、シロチンができていると味が落ちていますので、気になる人は食べないでおきましょう。
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