謝礼封筒の書き方。正しいマナーは?相手や自分の名前はどこに書く?封は?

謝礼封筒の書き方 正しいマナーは?
 

「謝礼封筒の書き方ってどうすればいいの?」

「お金の入れ方や宛名の書き方は?」

「封はした方がいいの?」

 

何かしらのイベントや子供の習い事などで、お世話になった人に謝礼を渡すことってありますよね。

が、普段、謝礼を渡すことがない人からしたら「どんな風に渡せばいいの?」と悩んでしまいます。

せっかく謝礼を渡すのですから、相手に失礼がないよう正しいマナーにしたいですよね。

 

そこで今回は「謝礼封筒の書き方」をご紹介。

 

表書や相手の名前の書き方、お金の入れ方、糊付けが必要かなどなど、イロイロとまとめていますので、ぜひご覧ください。

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謝礼用の封筒は何を使う?

謝礼封筒に水引きはいる?

まず、なんとなくこういった封筒の場合「水引きがいるかどうか」が気になりますよね。

結論から言うと、水引きはいりません。

結婚式などのお祝い事に関しての謝礼(御車料)の場合でしたら、結び切りなどの水引きがあっても良いですが、イベントや習い事などで謝礼を渡す場合は水引きがない封筒を使うのが一般的です。

 

「だったら、どんな封筒を使えばいいの?」

となりますが、一番無難なのは「白無地の封筒」です。

表に郵便番号なども何も書かれていない「完全に真っ白な封筒」が一番合っているかな、と。

できたら二十封筒

のし袋は使わない方がいいの?

「水引き不要ならのし袋は使わない方がいいの?」と思いますよね。

白無地の封筒を使うのが一番良いですが、文房具屋やダイソーなどの100円均一に行くと「御礼」と書かれたのし袋やポチ袋が販売されていますよね。

なので、のし袋を使うのも「マナー違反」とまではなりません

もし白封筒の準備が難しいようでしたら、のし袋を使うのもありですよ。

 

ただし、茶封筒だけは使うのを避けた方が良いでしょう。

茶封筒は中のお札が透けて見えてしまうことがあるので、できるだけ避けましょう。

白封筒は中袋や懐紙を

白無地の封筒に直接お札を入れるのもありといえばありですが、できたら中袋や懐紙を使いましょう。

中袋や懐紙を使うことで、より丁寧で心遣いがある印象になりますよ。

↑このように、中袋付の封筒を購入すると良いですね。

もし、懐紙(無地でも柄付きでもOK)を持っているのでしたら、そちらを使っても大丈夫ですよ。

謝礼用封筒はコンビニや100円均一で買える?

白無地の二重封筒は大抵のコンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)でも売られています。

なので「急に封筒が必要になった!」という時でも大丈夫ですよ。

また、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均にも白無地封筒、あるいは「御礼」が書かれているのし袋が販売されているので、そちらを利用しても良いですね。

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謝礼封筒の書き方

文字を書く時の注意点

さて、それでは謝礼用の封筒の書き方ですが、文字を書く時は「筆ペン」で書くのがベストです。

が、筆ペンがないようでしたら、黒マジックで書いても大丈夫です。

 

この時、ボールペンなどの線が細い物を使うと、見た目がイマイチになりますので注意しましょう。

ネームペンなどの太さがあるマジックペンを使うのが無難かなと思います。

表書きの内容は?

謝礼用封筒の表書きですが、上の封筒のように「御礼」と書くのが一般的です。

他にも以下のような書き方があります。
  • 御礼
  • 謝礼
  • 謝金
また、謝礼の内容がハッキリしているなら「講演料」などと具体的な内容を書いても良いですね。

それから、謝礼の表書きを「寸志」と書く場合もありますが、こちらは目上の人から目下の人へ渡す場合の書き方です。

上司や先生などに対して「寸志」と書くと失礼になりますので注意してください。

相手の名前はどこに書く?

「謝礼を渡す相手の名前はどこに書けばいいの?」と迷うかもですが、基本的には渡す相手の名前は書かないのがマナーになっています。

なので、宛名などの相手の名前は書かなくてOKですよ。

自分の名前のみ記入しましょう。

自分の名前はどこに書く?

謝礼封筒の自分の名前の書き方
自分の名前の書き方ですが、上の左絵のように、表書きの下に少し小さめの字で書きます。

もし、連名で渡す場合は、上の右絵のように名前をずらして書くと良いでしょう。

ちなみに二人以上の名前を書く場合、右側から目上の人の名前を書いていきますよ。

金額の書き方

基本的には謝礼封筒に金額は書きません。

なので、いくら入れたかなどの金額は書かなくてOKですよ。

もし、書く必要がある場合は、中袋の後ろ側に書くと良いですね。

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お金の入れ方は?

謝礼用のお札は、できたら新札を準備するのがベストです。

もし、都合で新札が準備できない場合は、手持ちの中でできるだけキレイなお札を選びましょう。

謝礼封筒 お金の入れ方
 

お札を封筒に入れる時ですが、上の写真のように紙幣の顔が表上になるようにして入れると良いですね。

相手がお札を取り出す時に、最初にお札の顔が見えるようにしましょう。

また、2枚以上のお札を入れる場合は、お札の向きを全てそろえるように気をつけてくださいね。

謝礼用封筒は封をする?

謝礼用の封筒に糊付けしてきちんと封をするかどうかはケースバイケースです。

もし、謝礼で渡す金額がハッキリ決まっておらず、相手によって金額を確認して欲しい場合でしたら封をせずにそのまま渡し、「念のために中身をご確認ください」と促すと良いでしょう。

この場合でしたら、その場で封を切る手間を省くために、糊付けなどはしない方が良いですね。

 

その他の場合は、金額にかかわらず封をしてしまっても良いかな、と。

市販されているのし袋などにも両面テープが付いているものがありますし、封をしたからといって特にマナー違反ということはありません。

むしろ、もし封をしていないと相手が封を破りお金を取り出すわけではないので、自分で中身を抜いたのを忘れて「何も入っていなかった」と勘違いしていしまう可能性もあります。

まぁ、そうなることは稀ではあるでしょうが、こういったウッカリを防ぐためにも封をしておいた方が無難かもしれませんね。

 

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謝礼用封筒の書き方まとめ

いかがだったでしょうか?

謝礼は感謝の気持ちを込めて渡す物。できたら失礼のないマナーで渡したいものですね。

もし迷ったら最低以下のことを気を付けるとOK。
  • 封筒は二重白無地(もしくは御礼とかかれたポチ袋)
  • お札はピン札(どうしてもない場合はできるだけキレイなもの)
  • お札の向きはそろえて、表上側にお札の顔がくるように
↑このポイントを押さえておけば、大抵は大丈夫ですよ♪

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