「降水量2mmってどのくらいの強さ?傘はいる?」
「野外でのイベントがあるんだけど、降水量2mmだと中止になる?」
「遊園地やゴルフに行ける?野球やフットサルはできる?」
週末に楽しみにしていたイベントがあるのに、天気予報で降水量2mmだった…ということもありますよね。
せっかくのイベントなのに雨なんてガッカリです。
でも、実際のところ、降水量2mmとはどのくらいの雨なのでしょうか?
果たして本当に屋外でのレジャーやデートを楽しむことができないのでしょうか?
今回は「降水量2mmはどのくらいなのか」についてご紹介。
屋外イベントにどの程度影響があるのか、中止した方がいいのか、通勤や通学時に傘がいるのかなど。
イロイロとまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
降水量2mmとは どのくらいの強さなの?
さて、まず降水量という言葉ですが、この降水量というのは「1時間あたりに降った雨の量(mm/h)」になります。さらにいえば、1時間雨が降った時に「そのまま流れずにどのくらいの深さまで雨がたまるか」を表したものですね。
つまり、降水量2mmは「容器に降った雨を1時間ためた場合、2mmの高さになる雨の量」というわけです。
たとえば雨が降っていた時に、外にバケツやコップを置いておくとしましょう。
1時間経ってからバケツやコップの水の高さを測ったら2mmの高さまで雨が溜まっていることになります。
ちなみに気象庁は1mm未満は切り捨てで計算するので、正確には降水量2mmは「1時間に2.0mm~2.9mmの雨量」になりますよ。
降水量2mmはどのくらいの?
降水量について【お天気さんの季節便り】
では次に、実際のところ降水量2mmはどのくらいの雨の強さになるのでしょうか?
降水量別の雨の強さをまとめてみました。
・1mm未満…ぽつぽつ降る雨。地面が湿る程度
・1mm…ぽつぽつ降る雨。傘がなくても耐えられる
・2mm…弱い雨。雨が降っていることがわかる。傘が必要になってくる
・5mm…普通の雨。短時間でも傘がないと濡れる
・10mm…ザーザーと降る雨。地面から雨が跳ね返り、足元が濡れる
・20mm…ドシャ降り。傘をさしていたとしても身体が濡れる
・30mm…大雨。バケツをひっくり返したような激しい雨。
・50mm…ゴーゴーと滝のように雨が降る。非常に激しい雨。
・80mm…猛烈な雨。外に出るのも危険。
つまり、降水量2mmは弱い雨ということですね。
降水量1mmまででしたら、「雨かな?」といった感じですが、降水量2mmになるとハッキリ「雨が降っているな」と体感できる強さになりますよ。
予想降雨量2mm 傘は必要?
2ミリの雨
さて、上述したように降水量2mmは「雨が降っている」と実感できるくらいの雨です。
降水量1mmの場合でしたら傘がなくても我慢できる程度の簡単な雨なので、周りを見ても傘を差している人と差していない人が半々…といった感じでしょう。
が、降水量2mmになると、ハッキリ雨が降っていると実感でき、雨の中で外を歩くと服が濡れます。
なので、基本的に傘は必要になってきます。
まぁ、10mくらいの超近場を移動するのでしたら傘なしでも走って移動できる範囲でしょうけど、少し離れたコンビニまで歩いていく…となると傘なしでは厳しい感じでしょうか。
もし朝の天気予報で「予想降雨量2mm」となっていたら、学校や仕事に出勤する時にも傘を持って行った方が良いでしょう。
降雨量2mm イベントは中止?レジャーはヤメておいた方がいい?
土日祝日にゴルフのコンペが入っていたり、ディズニーランドなどの遊園地に行く予定だった人もいるのではないでしょうか?果たしてこういったイベントは降水量2mmの場合、楽しめるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
ディズニーランドは楽しめる?
ディズニーを雨の日にも快適に過ごすための必須持ち物6選!雨のパークを120%楽しむ過ごし方も徹底シェアします♩
みんなの憧れ、夢の国ディズニーランド。
友達や家族とディズニーランドに行く予定だった人もいれば、彼氏彼女でデート予定だった人もいるでしょう。
さて、降水量2mmになると、外にあるアトラクションは中止になる可能性が高いでしょう。
もちろん傘も必須です。雨で濡れるしアトラクションは少なくなるし、ちょっと残念ですよね。
が、雨の日のディズニーランドは悪いことばかりではありません。
実はディズニーランドのアトラクションのうち4分の3は屋内になるものなので、こういったアトラクションは普通に運営されているでしょう。
さらに、雨で来訪者が減るでしょうから、晴れの日と比べると待ち時間も少なくなるでしょう。
その他にも、ディズニーランドは雨の日だけ楽しめる特別なイベントやミニパレードも行われています。
雨の日だからこそ楽しめるディズニーランドをぜひ楽しんでくださいませ。
→雨の日の東京ディズニーリゾートについて(公式サイト)
ユニバーサルスタジオジャパンは楽しめる?
https://youtu.be/GD4xn8xqRk4また、日本を代表するテーマパークといえば、もう1つユニバーサルスタジオ(USJ)でしょう。
こちらも雨の日限定の特別なイベントがあります。
ずばり、特別キャラクターによるスペシャルグリーティングです。
また、雨だからこそ撮れるレア写真なんてものもありますしね。
無理は禁物ですが、雨の日でもいっぱい楽しむことができますよ♪
雨の日のUSJの楽しみ方については下記サイトで詳しくまとめてくれているので、興味がある人は見てみてくださいね。
→雨の日のUSJの楽しみ方
ゴルフはできる?
降水量2mmでゴルフができるかどうか…。結論から言えば、ゴルフはできます。が、確実に濡れます。
傘やレインコート、ウィンドブレーカー、タオル、カイロ、着替えなどの雨対策グッズの準備が必須です。
もちろん芝が濡れますので、プレーにも影響が出てくるでしょう。
また、暑い夏場なら多少の雨でも大丈夫でしょうが、秋~冬場にかけては雨の中のゴルフは厳しいです。
雨と一緒に風が吹くと寒いです。真冬のゴルフ場は冷えますからね。
翌日、風邪をひかないように充分注意しましょう。
私的には冬場は降水量2mmの中でゴルフを行うのはヤメておいた方が無難かな、と思います。
運動会や屋外の大会は開催される?
保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校生の子供がいるママやパパでしたら体育会や運動会が開催されるか気になりますよね。運動会などの学校行事の場合、その日の雨の状態というよりも「グラウンドの状態」が重要です。
たとえば前日が大雨でグラウンドがグチャグチャになっているなら、運動会も延期になる可能性が高いでしょう。
逆に前日までは晴天。当日降水量2mm予報だった場合…朝が晴れていて、なおかつ降水確率が低いのでしたらそのまま決行。
雨が途中で降ってきても様子を見つつ全プログラムを行う…もしくはプログラムが短縮されて行われる…という可能性もあります。
また、県大会や九州大会のような大きな大会でしたら、降水量2mmでもそのまま行われるでしょう。
競技場などを貸し切って行うので、予定を変更するのは大変ですからね。
台風や落雷予報が出ているなら中止や延期の可能性もありますが、大きな大会でしたら少しくらいの雨でしたらそのまま実施されるかな、と思います。
野球やソフトボールは?
草野球やサッカー、ソフトボール、フットサル、テニス、陸上などの部活やサークルに入っている人もいますよね。こういった場合、一緒にプレイする仲間と話し合うのが一番でしょう。
ちなみに、野球の試合の場合でしたら、降水量2mm~3mmの雨でしたらそのまま試合が行われます。
運動会と同様にグラウンドコンディションの方が重要なので、雨でも水はけのよい球場でしたら試合はありますよ。
逆に水はけの悪い球場でしたら、前日の大雨で中止になる…という可能性もあるでしょう。
キャンプは?
降水量2mmの中でキャンプを行うかどうか。迷うところですよね。個人的には以下の場合はヤメておいた方が無難かなぁ、と。
- 近場に川がある
- 子供連れ
- 初心者
- 夏以外の季節
が、もし雨が降る時間帯が長そうでしたら、思い切ってキャンプを中止する勇気も必要です。
降水量2mmというのは、厳密にいえば「降水量2.0~2.9mm」なんですよね。
あと少しで降水量3mmになりますよね。
で、この降水量3mmというのは、屋外イベントが中止になる目安になる数値です。
もしかしたらこのくらい雨が降る可能性があるということです。
たとえ降水量2mmでも危険が伴うかもなので充分に注意しましょう。
登山は?
何度も登山を行った経験がある玄人でしたら、雨が降る時間が短く、なおかつ充分な準備をしたうえで登山を行うのも可能かもしれません。が、山の天気は変わりやすいもの。
たとえ短期間でも雨で視界が遮られますし、地面が滑りやすくなります。
そして、登山ではちょっとした判断ミスで遭難し、命を落としかねません。
登山経験が浅い人はたとえ降水量2mmの雨だったとしても今回は中止し、また別の機会に登山することをオススメします。
大丈夫、山は逃げませんので。
心から楽しめる時に登山を行いましょう。
釣りや海で泳ぐのは?
降水量2mmで釣りができるかどうかですが、雨対策をシッカリと行えば釣りも可能です。が、海や登山同様に危険度が高い場所ですよね。
雨で視界が緩み、地面は滑りやすくなっています。風が強いとなおさら危険です。
もし風であおられ海の中に転落したら…恐ろしいですよね。
季節やその日の天気状況にもよりますが、基本的にはヤメておいた方が無難かなぁ、と思います。
海で泳ぐ場合はなおさら危険ですので、ヤメておきましょう。
水温も低くなりますし、風が強いと高波も発生します。
特に子供がいる家族連れは雨の中海で泳ぐのはヤメておきましょう。
自転車は乗れる?
降水量2mmはハッキリと雨だとわかる強さです。もし雨の中どうしても自転車に乗らないといけない状況の場合、レインコートなどを着用し充分に気を付けたうえで走行しましょう。
もし荷物があるなら確実に濡れますので、ビニール袋などに入れるなどの雨対策も必要です。
ちなみに自転車を乗る際、傘を差すの交通規則で禁止になっています。
また、雨の日の道路は滑りやすくなっています。
特に水たまりやカーブ、マンホール、溝沿いなどは滑りやすいですので、いつもよりもスピードを落としゆっくりと走るのがオススメですよ。
花火大会は中止になる?
降水量2mmで花火大会が実施されるかどうか、気になりますよね。実は花火は少しくらいの雨でもそのまま雨天決行になる場合が多いです。
もし雨が降る時間帯が短く降水確率も低いのでしたら、実施させるかもです。
が、例えば河川敷で地面がぬかるんでいたり、観客に大きな影響が出てきそうな雨の降り方だったりした場合は中止になることもあるでしょう。
ここら辺は運営団体の考え方しだいかなぁ、と思います。
降水量が2mmだと雪は積もるの?
雪が降る量ですが、「積雪量」もしくは「降水量」で表示されます。一般的には外気温が0℃の場合、降水量2mmの雪が降ると1時間で雪が2cm積もるそうです。
温かい地域でしたら、雪が積もることなく解けてしまうのでしょうが、東北のような寒い地域や真冬でしたら降水量2mmでも積雪する可能性があるということですね。
また、雪が積もる…とまでもいかなくても、道路が凍ったり霜が降りたりして滑りやすくなるかもですので、外を歩いたり車を運転したりする際は充分に注意しましょう。
降水量2mmはどのくらい?まとめ
いかがだったでしょうか?降水量は1時間あたりの雨の量であり、降水量2mmは「1時間で容器に雨をためた場合2mmまでたまる水の量」になりますよ。
体感としても「雨が降っている」とハッキリわかり、傘が必要になるレベルです。
もし降水量2mmの予報が出たら、悪いことは言わないので念のために傘を持っていきましょう。
また屋外イベントに関しては、命の危険があるものは中止を検討することも必要でしょう。
賢明な判断をしてくださいね。
↓こちらの記事もオススメ↓