「非通知って誰からかわかる方法ってある？」
「非通知での嫌がらせ電話がある。相手を特定する方法ってないの？」
「携帯やスマホに非通知通知。番号を調べるやり方は？」
携帯に電話がかかってきたと思ったら非通知番号。
怪しいから取らずに終わったけど、一体誰が掛けてきているのか気になりますよね。
ここでは「非通知が誰からかわかる方法はあるのか？」をご紹介。
非通知で電話をかけている人の正体が知りたい人はぜひ参考にしてくださいね。
また、その他にも「非通知で電話をかける方法」「非通知を着信拒否する方法」「迷惑電話の相手を知る方法 」「迷惑電話を着信拒否する方法」などもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
非通知電話が誰からかわかる方法はあるの？
事件性がある場合
結論から言ってしまえば、非通知の相手が誰かわかる方法自体はあります。電話会社には非通知だろうか、非通知じゃなかろうが電話記録が残されています。
なので、その電話記録の情報を開示してもらえば非通知の相手を知ることができます。
が、この方法を使えるのは「事件性がある場合のみ」です。
もし、あなたが何かしらの事件に巻き込まれているなら、警察を通して電話会社に情報開示を求めましょう。
ちなみに「事件性がある場合」というのは、例えば「非通知をかけてくる相手が詐欺だ」とか、「ストーカーからの執拗な嫌がらせ、脅迫などがある」という場合です。
とはいえ、「ちょっとした嫌がらせ程度」では残念ながら警察は動いてくれません。
なので、その際は「いつ、非通知でどんな内容の電話がかかってきたのか」の記録を残しておきましょう。
もし仮に警察が動いてくれなかったとしても、手帳などに「何時にどんな内容の電話がかかってきたのか」をしっかりと記録しておくと、後々裁判などに発展した際に役立ちますよ。
事件性がない場合
事件性があるなら、警察を通して電話会社に問い合わせできる可能性があり非通知番号ですが。残念ながら事件性がない場合、この方法は使えません。
つまり、何かしらの事件に巻き込まれていない限り、現時点で非通知電話の相手を知る方法はないという事です。
実は「非通知で相手に電話をかける」のは誰でも簡単にできます。
だからこそ、詐欺やストーカー等は簡単に非通知を使って電話をかけてくるんです。
そのため、こういった悪から自分たちを守るためにも「非通知電話に対する対抗策」をしっかりと行う必要があります。
非通知で電話をかける方法
非通知で電話をかける方法ですが、最初に思いつくのは「公衆電話からかける」という方法ではないでしょうか？公衆電話から固定電話やスマホ（iPhone、Android）に電話をかけると非通知で表示されます。
が、実は相手に非通知で電話をかけるのは「公衆電話からかける」以外の方法もあるんです。
iPhone（アイフォン）の場合
iPhoneから相手に電話番号が知られないように非通知で電話をかけた場合は、以下のように設定すればOKです。- 設定をクリック
- 電話をクリック
- 発信者番号通知をクリック
- 発信者番号通知をオフにする
Android（アンドロイド）の場合
アンドロイドの場合も、「発信者番号通知」の設定で自分の電話番号を非通知にするかどうかを選択できます。が、この「発信者番号通知」の設定ができない機種もあります。
その場合、電話をかける相手の電話番号の前に「１８４（イヤヨ）」をつけると、電話番号が非通知になります。
「184 090 1234 5678」みたいな感じですね。
これはAndroidだけではなく、iPhone、固定電話、どの電話からでも「184」を付けて電話をかけるだけで非通知設定にすることが可能です。
ちなみに逆に電話番号の前に「１８６（イヤム）」をつけると、「発信者番号通知」をオフにしていたとしても、電話をかけた相手に自分の電話番号が表示されるようになります。
もし使う時は「１８４」と「１８６」を間違わないように注意しましょう。
非通知電話への対策
上述したように、誰でも簡単に非通知設定を行うことができます。だからこそ、詐欺やストーカー等の悪人が簡単に非通知設定で悪さができるのです。
非通知番号を自分では調べることができないからこそ、自衛をしっかりと行っておく必要があります。
非通知番号に対する主な対策は以下の３つです。
- 電話番号を変える
- 非通知番号を着信拒否に設定する
- アプリで迷惑電話をブロックする
電話番号を変える
電話番号は携帯ショップにいけば簡単に変更することができます。固定電話も電話会社で変更可能です。携帯ショプによって費用は異なりますがだいたい「3,000円程度」で電話番号を変えることができますよ。
電話番号を変更すると新しい番号を知人に再度伝えるのが大変ですが、逆に言えば「電話番号を知らせた人から」しか電話がかかってきません。
ストーカー等からの嫌がらせは減るはずです。
ただし、新しい番号を知られるとまたイタズラが再開するかもなので、新しい番号は「本当に親しい人」のみに知らせるようにし、その際に「嫌がらせが酷くて番号を変えた旨、誰にも新しい番号を知らせないで欲しい旨」を話しておきましょう。
非通知番号を着信拒否に設定する
スマホも固定電話も、電話番号が通知されてない非通知着信の場合「着信拒否」することができます。それぞれ非通知を着信拒否する方法を紹介しますね。
携帯の場合
- 設定をクリック
- 電話をクリック
- 不明な発信者を消音をクリック
- 不明な発信者を消音をオフにする
ただ電話の履歴だけは残るので、履歴を見ることで「非通知電話がどのくらいかかってきてたのか」を確認できますよ。
iPhoneのおやすみモードも便利
また、iPhoneの場合は「おやすみモード」を使うのもオススメです。「おやすみモード」では、電話に出る相手を限定することができます。
もし「非通知も含めて設定した電話番号以外」から電話がかかってきた場合、着信拒否状態にすることができますよ。
設定は以下の通りです。
- 設定をクリック
- 集中モードをクリック
- おやすみモードをクリック
- 「通知を許可」から電話に出たい連絡先だけ選択する
- おやすみモードをオンにする
睡眠を邪魔されたくない人は毎日◯時から◯時まではおやすみモードにしたり。
彼氏や彼女との時間を大切にしたい人はデート時に必要な電話以外を着信拒否にしたりとかね。
色々と使えますのでぜひ覚えておいてください。
固定電話の場合
固定電話で非通知を着信拒否にしたい場合、「非通知拒否ができる迷惑電話対策機能付きの電話」を購入しましょう。お金は少しかかりますが、これで高齢者等を振り込め詐欺や悪質な嫌がらせから守れるなら安いものです。
リンク
↑高齢者は高度な機能が付いていても使いこなせないので、シンプルな機能だけで十分です。シンプルな物でしたらAmazonで6,000円程度で売っています。
もしくは、NTTのナンバーリクエストで非通知着信を拒否する方法もあります。
「ナンバーディスプレイ」という最もポピュラーな方法ですね。
月額費用が必要になりますが、これでしたら非通知から電話がかかってきた際は着信音が鳴りませんし、非通知者に対し「番号を通知して下さい」とアナウンスする機能も付いています。
詳しい内容は以下のサイトで確認してください。
→NTT公式サイト（ナンバー・リクエスト）
アプリで迷惑電話をブロックする
さよなら迷惑電話。着信相手の名前が見えるアプリ「Whoscall」をご紹介します。
あなたは「whoscall」というアプリをご存知でしょうか？
実はこのアプリ、メディアに引っ張りだこになっている台湾の IT 担当大臣「オードリー・タン」主導で、政府と協力し運営されているアプリなんです。
世界中で9,000 万以上ダウンロードされ、迷惑電話を 1 億件以上も阻止しているんですよ。
このアプリを使うと「知らない電話番号」から電話がかかってきた際に、「どんな相手から電話がかかってきているのか」が表示されるんです。
というのも、この「whoscall」には膨大なデータベースがありまして。このデータベースには「ユーザーからの報告や警察・政府機関からの情報提供、インターネットの検索情報」等から電話番号の情報が収集されています。
そのため、知らない番号がかかってきたとしても「◯◯株式会社」や「迷惑電話」のように相手の情報が表示されるんです。
さらに、その電話が詐欺などの場合、自動で着信拒否してくれるという優れものです。
着信識別や自動着信拒否は有料版になりますが、無料でできることも多いですので、気になる人はまずは無料版を試してみても良いですね。
→ whoscallとは？どんなことができるの？（公式サイト）
非通知が誰からか分かる方法ってある？まとめ
いかがだったでしょうか？現時点では、非通知の電話番号が誰からかわかる方法は事件性がない場合は不可能です。
が、非通知番号を着信拒否にすることで「非通知でかけてくるストーカーや詐欺」は防ぐことができます。
他にも迷惑電話をブロックする方法はいくつかあるので、もし気になるようでしたら試してみると良いでしょう。
