「温泉嫌いな人の理由や心理ってなに?」
「温泉嫌いな人を旅行に誘ってもいいの?」
「温泉嫌いなんだけど誘われちゃった。どうやって断ればいい?」
日本といえば温泉。
特に旅行に行くときとか「温泉旅館に泊まりたい」と思う人も多いですよね。
またデートや友達との遊びで「日帰り温泉」や「家族風呂」なんかに行く人も多いでしょう。
が、中には「温泉なんて嫌」「温泉に入るのって苦手」という人もいます。
温泉好きな人からすると「気持ちいいのになんで!?温泉最高じゃん!!」ってなりますよね。
そこで今回は「温泉嫌いな人の理由」を紹介します。
彼氏や彼女、妻や夫などパートナーが温泉嫌いで困っている人はぜひ参考にしてくださいね。
また「温泉嫌いな人が温泉に誘われた時の上手な対処法」も一緒に紹介していますので、温泉嫌いな人も必見ですよ。
温泉が嫌いな理由・心理は?
汚い・不潔
特に潔癖症な人が抱くのが「汚い」という理由です。先に身体を洗って入るのがルールの温泉ですが、全ての人が守っているとは限りませんし、中にはルールに無頓着な子供や場合によっては赤ちゃんまで入るケースもあります。
すると…温泉の中には多くの人の垢や髪の毛、もしかしたら赤ちゃんのオシッコなんかが入っている可能性が出てくるんです。
さらに脱衣場に関しては「温泉に入る前」の人も使っているのですから、床やマットなんかは色々な人の裸足で踏み荒らされていることなります。
もしかしたら裸足で旅館内を歩き回っている人もいるかもしれませんし、水虫の人だっているかもしれません。
そう考えると………温泉嫌いな人ではなくても「汚い」と思ってしまいますよね。
(注意 極端な例を挙げているだけで、温泉がここまで汚い事はありません。たぶん)
体型コンプレックスがある
特に体型にコンプレックスを持っている人からすると「みんなと一緒に温泉に入るのが嫌」「友達に裸を見られるのが恥ずかしい」という人もいます。例えば「太っている、胸が小さい」という場合ですね。
私も貧乳なので気持ちはよくわかります。さらに子供を出産してからは体型崩れが酷く、お腹は出てるしお肉はブヨブヨだし、特に下半身がダラシないぽっちゃりな感じです。自分で言ってて涙が出てきました。
異性はもちろんですが、同じ同性であっても見られるのが嫌なんですよね。
体型コンプレックスに関しては、その人にしか分からないものですので深く突っ込まないであげてください。
また、ここまでコンプレックスがなくても単純に「裸を他の人に見せるなんて恥ずかしい!」という人もいますよ。
大勢で入るのが嫌
全く知らない人と大勢でお風呂に入るのが嫌、という人もいます。大勢で入るから混雑してゴミゴミするし、周りに気を使わないとだし、癒されるどころか逆にストレス。
小さい子供は走り回るし、オバサンは恥じらいがないし、若い女の子も恥じらいがないし、信じられない!
確かに身内ならいざ知らず、赤の他人とお風呂に入るのはちょっと嫌と感じてしまうかもですね。
お風呂や入浴自体に興味がない
「え?お風呂に入って何すればいいの?身体洗ったら他に何もする事ないじゃん」というのがこのタイプ。家でも長湯などはせずにササッと入ってしまうタイプですね。
湯船にゆっくり浸かり、リラックスする習慣がないので「温泉の良さ」が全く理解できないんです。
こればっかりはもう「本人の好み」としか言いようがありません。
自分が全く興味を持てない温泉なのに「気持ちいいよ。せっかくだから入りなよ」なんて声を掛けられると逆に嫌いになってしまいますよね。
肌が弱く温泉が合わない
敏感肌やアトピー肌の人の場合「温泉によっては泉質の成分が合わずに肌がピリピリする」という人もいます。温泉に入って肌が傷んだり痒くなったり赤くなったりするのでしたら、確かに温泉嫌いになってしまいますよね。
こればっかりは「仕方がない理由」ですよね。
旅行自体が好きではない
旅行自体が好きではない人も中にはいます。- 観光地はどこも人が多くて疲れる
- 好きな場所を自分のペースでゆっくり回れない
- 食事なども他の人に合わせないとだから自分の好きな物を食べれない
こういう人でしたら、「本人の好みの観光地」をゆっくり回れるようなコースにすると良いかもですね。
お金がかかるのが嫌
温泉旅館は普通のホテルと比較して価格が高めですよね。高級旅館になると一泊一人2万円以上することもあります。
温泉好きな人ならまだ良いですが、温泉が特に好きでない人からしたら「温泉のためにそこまでお金をかけるなんて勿体ない。もっと他の事にお金をつかいたい!」と思ってしまいますよね。
特に「他にもっとお金をつかいたい趣味」があったり、「小さい子供がいるから教育費等を貯めたいという主婦」だったりすると、なおさら「温泉旅館にかけるお金を他の事に使えたら…」と思ってしまいますよね。
温泉に誘われた時の対処法
温泉旅行に誘われた時、もしくは温泉嫌いなパートナーを温泉に誘う時、以下の工夫をしてみてはどうでしょうか?これなら一緒に旅行を楽しめるかも!?
家族風呂がある旅館にしてもらう
「大勢で入るのが嫌、温泉は汚いから嫌」という人は、家族風呂がある旅館を選ぶようにしましょう。「共同の大浴所は嫌だけど、温泉自体はそこまで嫌いではない」という人はけっこういます。
そんな人は「家族風呂で2人だけでゆっくり入ろう」と提案すると、すんなり温泉に入ってくれることもありますよ。
また潔癖症の強い人でも「1組入るごとにお湯を入れ替えるタイプの家族風呂」なら入る事ができるかもしれません。ココらへんは本人に確かめてみると良いですね。
内風呂で我慢してもらう
「人に合わせて温泉に入るのが嫌」「体質的に温泉が合わない」という人は部屋についている内湯で我慢してもらいましょう。中には「温泉に入っているうちに段々と温泉嫌いが克服され、今は温泉好きになった」という人もいますが、皆んなが皆んな温泉好きになるとは限りません。
嫌いな人に温泉を勧めてもウンザリされるので、あまり無理強いはせずに本人が「内湯でいい」というのでしたら、本人の意志を尊重してあげましょう。
温泉がないホテルに泊まる
「温泉は好きじゃないけど、旅行は好き」という人でしたら、無理に温泉がある旅館に泊まる必要はありません。いっそ温泉がないホテルに宿泊しましょう。
- 景色がキレイ
- バイキングの種類が豊富で美味しい
- 部屋がオシャレで特別感がある
- 観光地の近くで利便性がある
何も旅行は「温泉」だけがメインではありません。他の事で楽しむこともできますよ。
また、私的に「夕食は地元の美味しい居酒屋やレストラン等で食べ、ホテルはゆっくり寝るだけ」というのもオススメ。
地元の人がいく「穴場居酒屋」は、本当に美味しい物が多いですしお値段もお手頃です。
「旅費をできるだけ抑えたい」というタイプの人も、こういったプランがオススメですよ。
温泉の断り方
「友達に誘われて温泉旅行に行ったけど、温泉は入りたくない」という人は多いですよね。そういった時に友達に「何と言って温泉を断ろう」と悩みますよね。
そんな時は次の手でいきましょう!
生理中だから(女性限定)
女性ならもうこの一言で全て解決です。「ゴメン、実は生理になっちゃって。楽しみにしていたのに残念!私は内湯でいいから、皆んなで温泉楽しんで来て」
こんな風に言われたら、「そっかー、生理なら仕方ないね」となっちゃいます。
もし「あれ?でもこの前も生理じゃなかった?」なんて言われても「私、周期変わりやすくて…もう来ちゃったみたいなの」と言っておけば問題ありません。
肌が弱くて
生理を理由に使えない男性でしたら「肌が弱いから」で押し通しましょう。「温泉入ると肌がピリピリするんだ。前から肌が弱くて」と悲しげな表情で言っておけば「そっか、お前も大変だな」で会話が終わります。
こういった理由だったら、それ以上突っ込んで事情も聞きにくいですしね。
深くツッコまれる事もないはず!たぶん!
疲れちゃった
女性グループでよく旅行に行く場合、何度も「生理だから」だけで押し通すのは限界がありますよね。そんな時は「あーもう足が限界。温泉に入る体力がないよー。シャワーで簡単に済ませてゆっくりしたいから、温泉は皆んなだけで楽しんで」というのも有りです。
旅行って歩き回るからけっこう体力が削られますよね。
他のメンバーも少なからず「キツさ」は感じているはず。
「本当に疲れてキツイ」という雰囲気を出しながら言えば、「わかった。なら私達だけで温泉に行くね」となってくれますよ。
温泉が苦手な事を正直に打ち明ける
いっそ「本当は温泉が嫌いな事」を打ち明けるのも手です。なぜ自分が温泉が苦手なのかを詳しく話し、その後に「それでも旅行は好きだし、みんなと一緒に旅行を楽しみたい」という事を伝えればきっと分かってくれるはず。
あなただって友達が「苦手な事」があったとしても、その友達を嫌いになったりしませんよね。
それと同じで友達だって「あなたが苦手な事」があったとしても、あなたを嫌いになったりしません。
正直に打ち明けることで「なら温泉旅館以外のホテルにしようか」となったり「なら温泉は私達で楽しむね」となってくれるかもですよ♪
温泉嫌いな理由と断り方まとめ
いかがだったでしょうか?温泉嫌いな人の理由は「汚いから、体型コンプレックスがあるから、温泉に興味がないから」などなど色々な理由がありますよね。
その人がどんな理由で温泉が苦手なのかわかれば対処法も見えてきます。
お互いに譲れるところは譲り合って、楽しく旅行ができるといいですね。