メロンを漢字で書くと?由来や読み方は?当て字や意味は?

メロンを漢字で書くと?読み方や由来、当て字は?
 

「メロンを漢字で書くとどうなるの?」

「メロンの漢字の由来や意味ってある?」

「メロンを当て字で書くなら?」

 

高級感のあるフルーツといえばメロンですよね。

夏に冷蔵庫で冷やして食べるメロンは最高です。

ところで、このメロン。実は漢字があるってご存じでしたか?

しかも1つだけではなく、2つも漢字表記があるんです。

どんな漢字か知りたいですよね?

 

というワケで今回は「メロンを漢字で書くとどうなるのか」についてご紹介。

 

また、メロンの漢字の由来や、メロンについての雑学や豆知識もまとめていますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。

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メロンを漢字で書くとどうなる?マスクメロンなら?

メロンを漢字で書くと?

メロンの漢字表記は以下の2つがあります。

 

・甜瓜

・真桑瓜

 

少し見にくいかもですので、大きな文字でも書いてみました。

 

・甜瓜

・真桑瓜

 

この2つの漢字が「メロン」の漢字表記だそうです。

ちなみに、この2つはメロン以外の読み方もあります。

 

・甜瓜…てんか

・真桑瓜…まくわうり

 

ちなみにパソコンの漢字変換で出したい場合は「まくわうり」と打つとなぜか「甜瓜」の方が出てきます。

「真桑瓜」の方は「しんくわうり」と打って漢字を1つずつ変換していくと良いかな、と思います。

マスクメロンを漢字で書くと?

メロンの漢字と言えば、もう1つ気になるのが「マスクメロン」ですよね。

さて、マスクメロンを漢字で書くと以下のようになります。

 
・麝香甜瓜
 

こちらも小さい文字ですと読みにくいので、大きな文字で書いてみましょう。

 
・麝香甜瓜
 

ちなみに「麝香」は「じゃこう」とも読みます。

パソコンで出したい時も「じゃこう」と打って漢字変換すると漢字が出てきますよ。

あと、メロンまで変換したい時は「じゃこうまくわうり」と打つと良いですね。

メロンの当て字は?

メロンの漢字ですが、他にも以下のような当て字で「メロン」と読むこともあります。

 

・舐瓜

・芽倫

・芽崙

 

「舐瓜」は「甜瓜(てんか)」の「甜(てん)」の字が「舐(なめる)」に代わったものですね。

「舐めたくなるほど甘い瓜」ということで、「舐瓜」なのかもですね。

ちなみにパソコンで書きたいときは「ねぶうり」と打つと出てきますよ。

 

「芽倫」と「芽崙」は完璧に当て字です。

女の子の名前やお店の名前に使われたりすることもあるようです。

「芽倫(めろん)ちゃん」、小さい女の子でしたら可愛い名前ですよね。

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メロンの漢字の由来は?

次にメロンの漢字の由来を紹介していきますね。

今回は以下の3つのメロン漢字の由来を1つずつ紹介していきます。

・甜瓜…てんか

・真桑瓜…まくわうり

・麝香甜瓜…じゃこうてんか

甜瓜の由来は?

「甜瓜(てんか)」の由来は中国の漢字です。

「甜」は「甘い」という意味でもあります。

つまり、メロンは「甘い瓜」ということで、「甜瓜(てんか)」と呼ばれるようになったというワケです。

ちなみに、この「瓜」という漢字ですが、メロン以外にも以下のような野菜の漢字に使われています。

・西瓜(すいか)

・南瓜(かぼちゃ)

・冬瓜(トーガン)

・胡瓜(キュウリ)

・苦瓜(ゴーヤ)

・蕃木瓜(パパイア)

こうやって見ると、なかなか面白いですよね。

真桑瓜の由来は?

次に「真桑瓜(まくわうり)」ですが、こちらはメロンの名産地である「真桑村(現在の岐阜県本巣市)」が由来となっています。

元々はこの地方で栽培されているメロンも「甜瓜」と呼ばれていたのですが、大正時代になるとマスクメロンなどの西洋系メロンが出回り始めました。

そこで、昔から日本で栽培されていた東洋系のメロンを「真桑瓜(まくわうり)」、そして大正時代になり普及し始めた西洋系のメロンを「甜瓜(てんか)」と呼ぶようにしたのです。

 

とはいっても、「甜瓜(てんか)」という漢字も元々は中国が由来なので、元をたどれば東洋系の漢字なのですが。

マスクメロンはイギリスで品種開発され日本にやってきたという歴史もありますから、メロンの呼び分けのために途中から「甜瓜(てんか)」も「西洋系の漢字」に代わったということですね。

麝香甜瓜の由来は?

最後にマスクメロンの漢字表記である「麝香甜瓜(じゃこうてんか)」の由来を紹介しますね。

「麝香(じゃこう)」というのは、「麝香鹿(ジャコウジカ)」からとれる分泌物を乾燥させた香料のことです。

「ムスク」系の香水に使われる素材と言われるとピンとくる人もいますよね。異性を魅了する官能的な香りともいわれます。

マスクメロンは英語だと「Musk Melon(ムスクメロン)」。

つまり、「ムスクのようにゴージャスで魅力的な香りのメロン」という意味になります。

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メロンの豆知識

せっかくですので、メロンについての豆知識を少しだけ紹介しますね。

メロンは果物ではない

メロンというと果物というイメージがありますが、実は果物ではなく野菜なんです。

ちなみに、果物と野菜の分類法は以下の通り。

 

・野菜…草になる果実

・果物…木になる果実

 

なので、茎になるメロンは果物ではなく野菜に分類されるんです。

ちなみに他にも「イチゴ」や「スイカ」なども果物と思われがちですが、実は野菜なんですよ。

メロンの網目はカサブタだった!?

マスクメロンなどにできる網目ってなぜできるのでしょうか?

ちょっと不思議ですよね。

実はメロンは途中で皮の成長が止まり、表面が固くなってしまいます。

が、それでも果実自体の成長は止まっておらず大きくなり続けます。

 

そのため、果肉が大きくなる時に表皮にヒビができ、この傷を塞ぐために結合組織が発達し網目となるんです。

つまり、メロンのネット模様は「傷を修復するためのカサブタ」みたいなものなんです。

そう考えると、美味しそうなメロンがちょっと痛々しく感じちゃいますね><

毎月6日はメロンの日

実は毎月6日は「メロンの日」なんです。

なぜ6日がメロンの日になるの?と不思議になりますが、以下のような理由があり、

 

・6月がメロンの出荷量が一番多いから

・「6」という数字が「メロンのツタとメロン本体」に似ているから

・メロンの食べごろが収穫後、約6日ということを消費者に伝えるため

 

第二回全国メロンサミットにて「毎月6日はメロンの日」と制定されました。

それにしても全国メロンサミットなんていうサミットが開催されていたこと自体がビックリですよね(笑)

全国メロンサミット公式サイト

メロンを漢字で書くとどうなる?意味や由来まとめ

いかがだったでしょうか?

メロンを漢字で書くと「甜瓜(てんか)」「真桑瓜(まくわうり)」となります。

当て字だと「舐瓜」「芽倫」「芽崙」と書かれることもありますよ。

また毎月6日はメロンの日。6日はちょっと贅沢してメロンを食べてみてもいいですね(笑)

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