バナナの漢字の書き方・読み方。一文字なら?由来や理由も紹介!

バナナの漢字 書き方や読み方、由来、一文字も
 

「バナナって漢字でどう書くの?」

「一文字だけで表せる漢字もある?」

「漢字の由来や理由も知りたい!」

 

お手頃価格なのにとっても美味しいバナナ。

栄養満点ですし、子供のオヤツはもちろん、スポーツ選手の栄養補給食品としてもピッタリ。

さて、こんなバナナですが、実は「漢字表記」があるとご存じですか?

「え?バナナって外国からやってきたフルーツなのに漢字があるの?」ってビックリですよね。

 

そこで今回は「バナナの漢字の書き方や読み方」についてご紹介。

 

しかも漢字は1つだけではなく4つもあるんですよ。

なんでそんな漢字になったのかの由来や理由、さらにバナナに関する怖い話までバッチリまとめているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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バナナの漢字の書き方・読み方は?

バナナは漢字でどう書くの?

実はバナナの漢字は1種類だけではなく、4種類もあります。

読み方も合わせて以下の通りです。

 

・芭蕉(ばしょう)

・実芭蕉(みばしょう)

・甘蕉(かんしょう)

・香蕉(シャンジャオ or ばなな)

 

念のために少し大きい文字でも書いてみましょう。

 

芭蕉(ばしょう)

実芭蕉(みばしょう)

甘蕉(かんしょう)

香蕉(シャンジャオ)

 

さて、この「芭蕉」ですが、多くの人がとある歴史上の有名人物を思い浮かべたのではないでしょうか?

そう、あの俳句や奥の細道で有名な「松尾芭蕉(まつおばしょう)」ですね。

・夏草や 兵どもが 夢の跡

・閑さや 岩にしみ入る 蝉の声

・古池や 蛙飛び込む 水の音

 

こういった俳句が有名ですよね。

実はバナナの漢字表記である「芭蕉」と、この江戸時代の「松尾芭蕉」には深い関係があるんです。

この2つの関係については、次の章の「由来」で解説するので楽しみにしていてください。

バナナを漢字一文字で書くなら?

漢字一文字で書けるフルーツってけっこうありますよね。

・苺(イチゴ)

・柿(カキ)

・桃(モモ)

・梨(ナシ)

「バナナって漢字一文字でも書けるのかな?」って少し疑問ですよね。

私も「もしかしたらバナナも漢字1文字で書けるのでは?」と思いイロイロと探してみたのですが、残念ですがバナナの漢字一文字はありませんでした><

バナナの当て字は?

また、正式な漢字以外にバナナの当て字もないか探してみたのですが、こちらもネットでは見つからなかったですね。

仕方がないので、勝手にバナナの当て字を考えてみました。

・葉名奈(ばなな)

・羽奈々(ばなな)

・罵那那(ばなな)

上2つはなんとなく女の子の名前に使われていそうな気もしなくもないです。

最後のは沖縄っぽい雰囲気になりました。南国のフルーツ的なイメージがしませんか?(笑)

バナナの英語表記は?

ついでにバナナの英語表記も紹介しておきましょう。

バナナは英語で書くと「Banana(読み方:バナナ)」になります。

そのままなので覚えやすいですね(笑)

 

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バナナの漢字の由来や語源は?

バナナの漢字は以下の4種類でしたね。

・芭蕉(ばしょう)

・実芭蕉(みばしょう)

・甘蕉(かんしょう)

・香蕉(シャンジャオ)

さて、それではバナナの漢字にどんな理由があるの、1つずつ解説してきますね。

芭蕉の由来

芭蕉(ジャパニーズ・バナナ)の切り戻し【Vlog】

実は「芭蕉(ばしょう)」という植物が存在しています。

上の動画に写っている植物ですね。

見ればわかりますが、バナナの木とそっくりじゃないですか?

ここまで書けばもうわかりますね。

 

そうです。バナナの「芭蕉」という漢字は、この「芭蕉の木と見た目がそっくりだから」という理由でつけられた漢字なんです。

ちなみに「バナナと見た目がそっくりな芭蕉の木」ですが、残念ながらバナナのように食べられる果実はなりません。

正確にいえば、バナナに似たような実はつくのですが、美味しくなく食用には適さないんです。

ちなみにこの「食べられない方の芭蕉」は別名「ジャパニーズ・バナナ」とも呼ばれていますよ。

松尾芭蕉との関係は?

さて、それでは俳句の方の「松尾芭蕉」と「芭蕉」の関係を紹介しましょう。

まず、「松尾芭蕉」という名前は、本名ではありません。

俳号という「ペンネーム」や「ハンドルネーム」みたいなものです。

松尾芭蕉の本名と俳号は以下のようになっています。

【松尾芭蕉の本名】

・松尾金作

・松尾忠右衛門

・松尾宗房(むねふさ)


【松尾芭蕉の俳号】

・松尾宗房(そうぼう)

・松尾桃青(とうせい)

・松尾芭蕉(はせを/ばせうと書くのをあえてはせをと書いたんだとか)

 

ちなみに「桃青(とうせい)」は「自分はまだまだ未熟な青い桃である」ということで名付けたそうですよ。面白いですよね。

そして「芭蕉(はせを)」ですが、こちらは門人の李下から芭蕉の株を贈られたことにちなんで名づけたそうです。

ちなみにこの贈られた芭蕉の株は、後に大きく育ち(実際に芭蕉の木はかなり大きくなり、管理が大変だったりします)芭蕉の住まい(草庵)は「芭蕉庵」と呼ばれるようになっています。

まぁ、つまり松尾芭蕉と「食べられる方のバナナ」は直接的には関係はないのですが、「バナナの漢字の由来になったジャパニーズバナナの芭蕉」が俳号の元になっている…ということですね。

松尾芭蕉のエピソードにつていもっと詳しく見る

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実芭蕉の由来

次に「実芭蕉(みばしょう)」の由来ですが、こちらはもうなんとなく予想がつきますよね。

バナナの元になった「芭蕉」の木。

こちらになる実はとてもじゃないですが、食べられるものではありません。

そこで「実が美味しく食べられる芭蕉(バナナ)」と「食べられない芭蕉(ジャパニーズ・バナナ)」を区別するために「実芭蕉」と「芭蕉」と使い分けたのでしょう。

・食べられるバナナ…実芭蕉(みばしょう)

・観賞用で食べられないジャパニーズ・バナナ…芭蕉(ばしょう)

甘蕉の由来

次に「甘蕉(かんしょう)」の由来ですが、こちらは中国が由来となっています。

中国ではバナナのことを「甘蕉」と呼んでいました。

「蕉」は中国語で「芭蕉のような大きな葉の植物」を意味します。

つまり「甘くて食べられる芭蕉」ということで、「甘蕉」と呼んでいたのかもですね。

香焦の由来

最後に「香焦(シャンジャオ)」の由来を紹介しますね。

こちらは、台湾のバナナ漢字表記になります。

台湾産のバナナの箱などに印字されていることがありますよ。

なぜ台湾で「バナナ」を「香焦(シャンジャオ)」と呼ぶのかは、中国の「甘蕉」と同じ理由だと推測されます。

つまり「香りが良く美味しい芭蕉に似た食べ物」ということで「香蕉」になったのでしょう。

 

バナナの豆知識

最後に少しだけバナナの豆知識を紹介。

スーパーで買う時に気を付けたいこと

【危険】スーパーに売っている闇バナナとシールに隠された秘密【安全なバナナの見分け方】

私、バナナは何も気にせずに購入していたのですが、この動画を見たら「バナナのシールは必ず確認しよう」と思うようになりました。

・4桁で3か4で始まる…化学肥料や農薬を使用している

・5桁で9で始まる番号…オーガニック栽培

また、動画の中間に書かれているバナナの被害の情報はショッキングでした。

バナナが安い裏側にはこんなことが行われていたんですね…。

バナナはお湯につけると甘くなる?

【バナナをお湯で甘くする方法】ハナタカやためしてガッテンで話題!【温めるだけで完熟の甘さにできる】

こちらは「NHKのためしてガッテン」や「ハナタカ優越館」などで話題になった方法です。

バナナが以下の方法でグンと甘くなるんだとか!
  1. 黒くなる前のバナナを1本準備する
  2. 40℃~50℃のお湯に5分つける
  3. お湯から取り出し1時間放置
実際に私も試してみましたが、確かに同じ房のバナナと比べると甘さが増しました♪

ちなみに1時間以上放置して、冷ましてから食べるので生ぬるくはないです。

ちょっとした工夫で甘みがますので、ぜひ一度試してみてくださいね。

 

バナナの漢字の書き方・読み方まとめ

いかがだったでしょうか?

バナナは以下のような感じがあります。
  • 芭蕉(ばしょう)
  • 実芭蕉(ばしょう)
  • 甘蕉(かんしょう)
  • 香蕉(シャンジャオ)
由来は「バナナそっくりの芭蕉という植物」ですね。

また、バナナ以外にも面白い漢字がありますよ。良かったらこちらもチェックしてみてくださいね。

 

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