野菜嫌いな子供って多いですよね。
思えばわが家の長男(現在13歳)も、それはそれは野菜を食べない幼児でした。
当時は「こんなに野菜を食べない子供で大丈夫なの?」と心配でしたが、そんな長男は現在13歳。もう中学生です。
今回は「幼児のときに全く野菜を食べなかった息子の体験談」を紹介します。
一緒に「子供に野菜を食べさせる方法」も紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
野菜を食べないとどうなる?
野菜嫌いで偏食だった息子
まず、私の息は1〜4歳の間ほとんど野菜を食べたことはありませんでした。どのくらい食べないかというと、、、
キャベツ、レタス、トマト、キュウリ、ピーマン、大根、ほうれん草、小松菜、玉ねぎ、しいたけ、ナスビ、エノキ、シメジ、モヤシ、オクラ、ブロッコリー、モロヘイヤ、カリフラワー、セロリ、春菊
こういった野菜は一切食べませんでした。
唯一「じゃがいも、サツマイモ」という芋系(野菜というより炭水化物のような)だけは食べれましたが、他は一切口にしません。
また、野菜嫌いと言うよりも「偏食」でもあり、食べられるメニューが限られていました。
息子が食べることができるのは以下の通り。
ご飯、食パン、唐揚げ、卵焼き、茹で卵、フライドポテト、蒸したサツマイモ、みそ汁やスープの汁だけ、カレーやシチューのルーだけ、バナナ
↑基本的にはこれだけでした。
せめて果物でビタミンが取れたらと思ったのですが、ミカン、リンゴ、キウイといった果物も食べてくれません。
子供に野菜を食べさせるためにカレーやハンバーグにみじん切りにした野菜を入れ込んだりしましたが、少しでも野菜の粒を見つけたら嫌がり食べてくれませんでした。
泣きじゃくってあまりにも嫌がるものだから、途中から疲れてしまい「食べれるものだ食べさせよう」という方針に切り替えました。
4歳まで野菜を食べなかった息子の現在
うちの息子は4歳過ぎまでほとんど野菜を食べませんでした。今でも「生野菜、ピーマン、セロリ、人参、春菊」といった野菜は嫌いですが、今は工夫次第食べてくれるようになっています(息子が食べられるようになったきっかけは後述します)。
そんな息子は現在13歳。もう中学1年生です。
栄養面が気になった息子ですが、今は大きな病気もせず元気に成長しています。
身長や体重は平均よりもやや小さ目ですが、私も旦那も小さい方なので野菜を食べなかったことよりも「遺伝の影響の方が大きいかな」と思います。
運動面や学業の成績などは至って普通。
時々風邪をひいたりすることはありますが、誰でもある範囲です。
特に周りから遅れていることはなく、極々普通の男の子に成長しています。
なので、幼児期に少しくらい野菜を食べない時期があったとしても大丈夫。
例えば「野菜そのもの」は食べてくれなくても、野菜をたっぷり入れたスープの「汁」さえ飲んでくれたら少しは野菜の成分が入っていますしね。
こんな風に他の食べ物で補えば子供は元気に育ってくれますよ。
子供が野菜を食べない理由は?
舌が敏感になっている
特に1歳、2歳、3歳頃の子供は舌の感覚が強くなっていて苦味や酸味を強く感じてしまう時期。なので一時的に野菜嫌いになってしまう子供も多いですよね。
特に「離乳食や1歳までは食べたのに急に野菜を食べなくなった」という子供は野菜独特の味が苦手なのかもですね。
こういった子供の場合、成長とともにまた野菜を食べられるようになることが多いですので、そこまで神経質にならなくていいかな、と思います。
食感が苦手
口の中に入れた時のザラザラ、シャキシャキとした食感が苦手という子供もいます。こちらも味覚同様に徐々に平気になってくる場合が多いです。
子供によっては野菜を圧力鍋でクタクタに煮込んだり、ミキサーやフードプロセッサーでペースト状にしてしまえば食べることができますので試してみてくださいね。
食わず嫌い
初めて食べるものを嫌がる子供もいます。良く言えば「慎重派な子供」です。
ちなみにうちの息子は「味覚、食感」もあったのでしょが、「食わず嫌い」もありました。
今でも変わった食べ物はあまり食べようとしません。
それに比べて3歳下の妹はなんでも挑戦するタイプ。
一時期野菜嫌いになった時期もありましたが、長男程ではなく、私が食べさせたら嫌がりながらも食べてくれましたよ。
野菜嫌いな子供に食べさせる方法
最後に「子供に苦手な野菜を食べさせる方法」をいくつか紹介しますね。この工夫をすると嫌がる野菜も食べられるかも!?
親が食べさせる
「自分では食べないけど、親から食べさせてもらうと食べる」という子供もいます。うちの場合、長女がコレでした。
特に2〜3歳の頃は親に甘えたいという気持ちもあるのでしょう。
欲を言えば全部自分で食べて欲しいところですが、他のものは自分で食べてくれるので嫌がる野菜だけは私が食べさせていました。
親が食べさせるだけで、苦手な野菜も全部食べてくれるなら少しくらい甘えさせてもOKだと思います。
娘も5歳頃になったら野菜も自分で食べるようになりましたよ。
細かく刻んでカレーやハンバーグに入れる
ある程度の子供の場合は、この方法でごまかしが聞きます。カレー好きな子でしたら材料をみじん切りにしてキーマカレーやハンバーグにするといいですね。
それでもダメならフードプロセッサーでペースト状にしてしまいましょう。
食感が苦手な子供でしたらペースト状までしたら大体食べることができますよ。
目をつぶり、鼻をつまんだ状態で食べさせる
もし子供が嫌がらないなら、この方法も効果ありです。味というのは「見た目、臭い」で脳が判断している部分も多いそうです。
なので、視覚と嗅覚がない状態で食べると味をほとんど感じないんです。
私も子供の頃はこの方法で苦手なものを食べていました。
子供にさせる場合は「ママが食べさせるから何を入れたか当ててね」というゲームにして食べさせるといいですよ。
その歳、子供のお皿には野菜を準備せず、親のお皿に入れた野菜をコッソリと口の中に入れてしまいましょう(笑)
ひと口から始め、食べられたら褒める
王道の苦手克服法です。ちょっとした野菜嫌いでしたら、この方法でもOK。最初は「一口だけでいいよ」と食べさせ、一口食べたら褒めます。
そこから段々と食べる量を増やしていきます。
この方法は長期戦ですので数ヶ月〜1年くらいかけて食べられるようになればいいやと思って気長に取り組みましょう。
保育園や幼稚園に入園するまでは諦める
「何を試してもダメ&野菜が入ったスープのお汁だけでも飲める」なら、幼稚園や保育園に入園するまで諦めるのもありです。というのも、保育園や幼稚園になると周りの子供達と一緒に給食やお弁当を食べます。
お友達が野菜を食べるので自然と子供も野菜を食べるようになるんです。
あと、保育士さんが褒めてくれるのが嬉しいみたいです。
本当に保育士さんには頭が下がります。
わが家の長男も幼稚園に入ってから少しずつ食べることができる野菜が増えました。
もちろん全て幼稚園や保育園任せNGですが、頑張りすぎてイライラするくらいなら諦めて子供が食べられるようになるまで待つのも手ですよ。
野菜を食べないとどうなるのまとめ
野菜嫌いの程度は子供によってそれぞれですが、少しくらい嫌いな野菜があったとしても子供はちゃんと成長します。そして、野菜嫌いは一時的なことで年齢が上がると自然に食べられるようになうことも多いです。
ママは「子供に野菜を食べさせないと!」と頑張りがちですが、それでストレスがたまりイライラするようなら「そのうち食べられるようになるでしょ」と諦めるのもありですよ。
色々と工夫することはもちろん大切です
ですが、子供によって「どうやっても食べられない時期」があります。
そして、ある時突然食べることができるようになったりしますので。
ただし、偏食が極端すぎて体重などが増えないようでしたら一度お医者さんに相談してみてくださいね。
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