3歳児がご飯を食べない、食べるのが遅い!理由と対策は?

3歳の子供がご飯を食べない
 

「3歳になる娘や息子がご飯を食べる量が少ない」

「食べるものに偏りがあり、決まったものしか食べない」

「食べるのが遅くて時間がかかる」

 

そんな風に悩むママは多いですよね。

その気持、よ~くわかります!

現在4歳の私の娘も「3歳当時は食べる量が少ない&食べるのに時間がかかる子供」でした。

実際に娘が食べていたご飯の量ですが…

 

  • ご飯…1円玉くらいの小さなおにぎり1つ
  • 味噌汁…大さじ1杯程度(具は一切れずつ)
  • おかず…一口
  • サラダ…トマト一切れ、レタス一切れ
  • 牛乳…コップ1/3
 

↑夕食でこのくらいの量です。朝食なんてさらに少ないです。

な~の~に、これを完食するのに1時間以上も時間がかかるんです。

*ちなみに現在2歳の次女は「普通の量」を20分くらいで食べてしまいます。

 

いくら頑張ってご飯を作っても食べてくれず、しかも時間がかかる。恥ずかしいですが、イライラして子供をしかったこともありました。

今思うと「もっと余裕を持って接したかった」と思うのですが…。

わが家は「旦那は子供が起きる前に出発し、子どもが寝た後に帰ってくる」というワンオペ状態だったこともあり、それもストレスの原因だったのかもですね。

 

食事って1日3回もあるから、とにかく「食べない&時間がかかる食事の時間」が毎回ストレスでたまりませんでした。

おそらく、同じように悩んでいるお母さんもいるはず。

 

というワケで今回は「子どもがご飯を食べない原因と、食べてくれる対策」を紹介します。

 

子供の食事について悩んでいるママやパパは必見ですよ。

また今回は3歳児について書いていますが、2歳児、4歳児の幼児ちゃんにもオススメです。
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3歳児がご飯を食べない!ママたちの悩みは?

子どもが食事を食べないといっても、様々な理由がありますよね。

まずは子供の食事について悩んでいる母親の悩みをみていきましょう!

 

座って食べない

低評価


3歳のうちの息子はご飯中にじっと座ってご飯を食べてくれません。

席をたち、ウロウロと歩き回るので、食べ終わるまでに時間がかかります。

注意したら一度は椅子に座るのですが、また数分後には歩き回る…。

洋服にも部屋の床にもご飯やおかずの食べ残しが散らかるし、毎回落ちたご飯粒を片付けながら涙が出そうになります。

 

子供は落ち着きがないもの。

「食事より遊びが優先」な子供なら、席を立って歩き回ってしまう子供もいますよね。

 

うちの場合、2歳児がけっこう歩きまわります。

特にデザートの時はフォークに刺した果物を持ったままウロウロ…。

危ないし、果物を落としそうだから座って食べてくれ。

自分で食べない

悪い声


甘えん坊な娘。

家では「食べさせて~」と言って自分で食べくれません。

でも、幼稚園では自分で食べているようなので、食べられないというワケではありません。

毎日続くとイラッとしますが、「幼稚園ではできるからいっか」と思い諦めています。

 

現在2歳の次女もよく「ママー、食べさせてー!」と言ってきます。

うちの場合は、好きなものは自分でパクパク食べますが、嫌いなものになると「食べさせて」と言ってきます。

忙しい時は「自分で食べろや!」と思いますが、私が食べさせることで嫌いなものでも食べてくれるので良しとしています。

お話ばかりして食べない&遊びに夢中で食べない

低評価


オシャベリな娘はご飯中もずっと喋っています。

ご飯は食べずに、話をするのに夢中。

相手をすると時間がかかるので、ご飯中は相手をしないようにしているのですが、それでも一人で喋っています。

ご飯は楽しく食べたいのですが、さすがに1時間以上も喋られたら精神的にキツイです。

 

長女は同じように「オシャベリばかりしてご飯を食べるのに時間がかかる」というパターンでした。

さらに、話すだけではなく食器で遊びます。

「いただきます」を言った後もずっとオシャベリ or お箸やスプーンを持って遊んでいます。

次女は10分くらいで半量を食べているのに、長女はまだ一口も食べていません。

食べ始めるまでにも時間がかかる…。

食べるのが遅い

悪い声


毎回、ご飯を食べるのが遅い子供。

量を少なくしても、食べやすいように一口サイズにしても、何をしてもダメ。褒めても怒っても効果はありません。

他の子供は同じ量を30分もかからず食べてしまっているのに、うちの子供はずっと食べてる。。。

途中で切り上げようとしても「まだ食べる!」と言うし。。。

時間がかかりすぎてイライラしてしまいます。

 

うちの娘も毎回1時間以上かかっていました。

どう見ても5分程度で食べられる量なのに50分以上かかる。

私が何も言わなければ余裕で1時間以上かかる。

あの頃はご飯の時間が毎回嫌でたまりませんでした(白目)。

偏食

 
低評価


好き嫌いが多すぎる息子。

食べられるのは「ふりかけご飯、スープの汁のみ、ゆで卵、ウィンナー、じゃがいも」のみ。

野菜はもちろん、お魚やお肉もほとんど食べません。

どうにかして食べてもらおうとするのですが、どんなに小さく刻んでも目ざとく見つけて吐き出します。

栄養面も心配ですし、大丈夫かな…。

 

うちの娘の場合、2歳の頃に「好き嫌いが激しい時期」がありましたが、工夫をすれば食べてくれました。

でも、何をしても食べない子供もいて、そうなるとお母さん、お父さんは心配しますよね。

 

ちなみにママ友の子供がまさに「野菜を全く食べない子供」だったのですが、その子供の場合、保育園に通いだしたら食べるようになったそうです。

特に2~3歳は味に敏感になっている時期でもあるので、成長とともに食べるものが増えてくるパターンもありますよ。

野菜を食べないとどうなる?子供に食べさせる対策も【体験談】
野菜を食べないとどうなるのか、幼児の時に全く野菜を食べなくても成長は大丈夫なのか、野菜嫌いな子供に食べさせる工夫などの体験談を紹介しています。


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子供がご飯を食べない理由・原因は?

ママの心配はいざ知らず、ご飯をなかなか食べてくれないキッズ達。

いったいなぜ食べてくれないのでしょうか?

実は「子供なりの理由」があるんです!

 

遊びたい気持ちの方が強い

食欲は人の三大欲求であり、とても大切な欲求です。

 

が、その三大欲求よりも「遊びたい気持ち」「喋りたい気持ち」が強い子供もいるんです。

 

食欲よりも自分が今やりたいことが優先なタイプ。

ちなみにうちの長女はこれ。「食欲 < 遊び 」です。

ちなみにそんな娘は保育園でもよく「マイペース」と評価されています(笑)

ご飯を食べてくれないのは困ったことですが、自分が好きなことだったら集中できるので「好きな遊びに関する集中力」は高いです。

イヤイヤ期

「魔の2歳児、悪魔の3歳児」なんて言われる3歳児。

親の言うこと・することに、いちいち反抗してくれます。

何を言っても返事は「いやー!」。

 

もちろんご飯中でも「いやー!」を連発。

 

3歳の時って言葉が話せるだけに「理解している」と思いがちですが、実はあんまり理解できていないというか「まだまだ我慢するのが苦手な時期」ですよね。

イヤイヤ期はもうどうしようもない時期なので、「あなたのイヤー!は私だってイヤー!」と心の中で思いつつ「仕方がない生き物なんだ」と割り切って過ごしましょう。

味覚が発達して一時的に食べられなくなる

3歳の時に食べる量が少なかった長女ですが、実は1歳半くらいまでは回りが驚くくらい何でも食べる子供でした。

が、2歳過ぎたあたりから急に「今まで食べていたもの」でも食べられなくなり、さらに食べる量も減ってきたんです。

 

この時期は「味覚が敏感になり、好き嫌いが始まる時期」とも言われていますので、その影響だったのかなと思います。

 

そんな長女は4歳ぐらいから、2~3歳の時には食べられなかったものも段々とまた食べられるようになりましたよ。

生活環境が変わったことによるストレス

例えば「保育園や幼稚園に通い出した」「引っ越しをした」「妹や弟が生まれた」などの生活環境の大きな変化はなかったでしょうか?

もし、何かしら変化があったとしたら「生活環境のストレス」が食生活面に出てきているのかもです。

 

長女の場合も、食事量が減ったのは2歳の頃でした。

そして、2歳といえば「次女が生まれた年」でもあります。

それまで第一子だった長女は親にたっぷり甘えて生活していたのに、妹が生まれたことで今までよりも甘える量が減っていたはずです。

そのストレスが「食事を食べるのが遅い、食べる量が少ない」ということに出ていたのかもしれません。

 

と、今なら冷静に思うのですが、当時はそんな余裕はなく。

毎回毎回「なんで食べないの!?」とプリプリ怒っていた私です(反省)。

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子供にご飯を食べさせる対策や工夫は?

次に「ご飯を食べない子供にモリモリとご飯を食べさせる対策」をご紹介します。

育児に正解なんてないですが、もしかしたらこれらの工夫で改善されるかもしれません!

褒める

大人だって叱られるより褒められると嬉しいもの。

褒められたらさらに頑張る気持ちになりますよね。

子供だって同じです。

 

褒めて、褒めて、褒めちぎりましょう!

 

「さすが、○○!すごく食べたね~!ママいっぱい食べてくれて嬉しい♪」

この時ポイントなのが「ママは嬉しい」という風にママが喜んでいることを伝えること。

(怒る時は逆に悲しいということを伝える)。

 

子供はママ大好きなので、「良い・悪い」よりも「ママが喜ぶか、悲しむか」で伝えたほうが伝わりやすいです。

また、妹や弟がいる場合「○○ちゃん、見て!お姉ちゃんorお兄ちゃんは食べるのも上手なんだよ~。スゴイね!」という風に弟や妹に話しかけて「お姉ちゃんorお兄ちゃん心をくすぐる」のも効果的。

子供の気分にもよりますが、この手でガンガン食べてくれる時もありますよ。

○○ゴッコで食べさせる

子供が大好きなぬいぐるみやキャラクターがいる場合、「そのキャラクターになりきって励ます」というのも効果的です。

例えばアンパンマンが好きな子供の場合…

 

「○○ちゃん、頑張って!僕も応援しているよ!」(←ぬいぐるみを持って裏声で話す)

「わ~、さすが○○ちゃんだね!いっぱい食べてくれて僕も嬉しいよ」

 

みたいな感じで遊びながら励ますと食べてくれることも多かったです。

また、娘の場合は苦手なおかずなら「ニンジンくんが『食べて~』って言ってるよ?」「わ~、ニンジンくんが食べてもらって『嬉しい』って言ってる!」みたいな感じで声掛けすると、けっこう食べてくれました。

 

お皿に少量だけつぐ

お皿に「一口分」だけ盛り付けて、食べたら次の一口分を足すのも効果的な方法。

 

「わんこそばスタイル」ですね。

 

ポイントは「子供が確実に食べられる量」だけ出して、子供に「食べることができる」という自信をつけさせること。

こうすることで、徐々に食べる量が増やすことができます。

うちの娘の場合は、効いたり効かなかったりですした(笑)

食べる環境を変える

「いつものテーブルでいつもの食器」では子供も飽きてしまいます。

たまに食べる環境を変えると、気分が変わってモリモリ食べてくれますよ。

例えば「レジャーシートを引いてピクニック気分」や「テントを出してキャンプ気分」にして食べてみましょう。「お皿ではなくお弁当」に詰めるとさらに効果大です。

 

そこまでしなくても「お茶碗をワンプレートにして可愛く盛り付ける」だけでも子供は喜んでくれます。

 

ただ毎回やると子供も飽きるので「たまにやる」というのが特別感があっていいですね。

一緒に作る

子供は料理のお手伝いが好きですよね~。

「自分で作ったもの!」だと思うと、けっこう食べてくれる…時もありますよ(笑)

 

ただし、「全部いっしょに作る」となると正直ジャマ・・・ママが大変なので「レタスをちぎるだけ」とか「おにぎりを握るグッズに入れてフリフルするだけ」とかでOK。

 

ちなみに「作る時は楽しむけど、いざ食事の時間になると食べなくなる」という子供の場合、作っている途中に「味見」させると食べてくれることもあります。

次女の場合、苦手な野菜は「味見」で食べさせることも多かったです(笑)

時間制限をつける

小さな時計を購入して、「この針がここになるまでに食べようね」という風に時間制限をかけると食べてくれる子供もいます。

「いつまでに食べないと」というのが視覚的にわかるので、子供にもわかりやすいんです。

この方法は数字を読めるようになると、さらに効果的ですよ。

 

長女の場合も、時間制限をかけると少しだけ食べるのが早くなりました。

が、時計を見ている時は早いのですが、少し時間が経つと時計を忘れて遊びだすことも…。

なので5分おきくらいに「時計を見てね」という声掛けが必要で逆にイライラする時もありました。

 

4歳になった今なら「1回の声掛け」で大丈夫なのですが、もし何回も声掛けが必要で逆にイライラするという時は、子供がもう少し成長するまで違う方法を試したほうがいいかもですね。

昼にいっぱい遊ばせる

子供の体力と運動量は本当にスゴイです。

もし、昼間の運動が少なかった場合「エネルギーを使っていないからお腹がすかない」ということもありえます。

もし、体力や精神力に余裕があるなら、昼間は一緒に散歩したり公園で遊んだりすると良いですね。

 

が、ママの状況によっては「昼間に子供を公園に連れて行くのもキツイ」という人もいますよね。

そんな時は無理しなくてOK。

昼間にめいいっぱい遊んでも食べない子供は食べないので、「自分でできる範囲」で過ごしましょう。

デザートでつる(ちょっとだけ)

もし子供が「デザート好き」なら、「全部食べたら時のご褒美」としてデザートを準備してもいいですね。

ただし、デザートの量が多かったら「お腹いっぱいになりすぎて、次の食事が入らない」ということになるので、デザートは少量だけにしましょう。

子供によって「果物数切れ」とか「小さなゼリー1つだけ」など「次の食事に影響がない量」にするのがオススメですよ。

 

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子供がご飯を食べるようになったキッカケ【体験談】

3才児にはご飯を食べる量も少なく時間もかかった娘ですが、現在では「普通の量を、周りの子供と同じくらいの速さ」で食べることができるようになっています。

一体、どうして娘がご飯を食べられるようになったのか。

 

キッカケは「4歳になってから(成長してから)」でした。

 

私も驚いたのですが、4歳を過ぎたあたりから段々とご飯を食べる量が増え、食事にかかる時間も減っていたんです。

「今までの私の苦労はなんだったの!?」ってくらい、突然食べることができるようになりました。

他にも食事面だけではなく「トイレトレーニング」や「いつも泣き続けること」など、色々な面が4歳になって一気に成長した感じです。

 

魔の3才、悪魔の3才、天使の4歳。

 

なるほど、確かにその通りでした。

もちろん、全ての子供4歳になったら一気に成長するワケではなく、子供にとって「3歳」だったり「5歳」だったりすることもあるでしょう。

ですが、子供はいつか成長します。

 

今現在、子供がご飯を食べてくれなくて悩んでいるママにとっては「いつか」じゃなくて「今解決する方法が知りたいの!」という気持ちだと思いますが(以前の私がそうだったので)、子供がご飯をたべないのはママのせいではありません。

ママの努力が足りないからではなく、「今はそういう時期」なので仕方がないんです。

もちろん色々な工夫をすることは大切ですが、もし工夫をしても子供が食べられなかった場合、ほっと一息ついて「これが今のこの子のペースなんだ」と思ってください。

大丈夫、子供は勝手に成長して、勝手にできるようになっていきます。

 

子供は親が思う通りにはいかないもの。時には諦めも肝心です。

 

今は子供が食べられなくてもそのうち食べられるようになるので、今は「今の状況でどうやったら楽しく食事ができるか」を考えて、子供にもママにとってもストレスがない食事を楽しんでくださいね♪

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