3月の行事といえばひな祭り。
保育園や幼稚園では「子供たちの制作活動」として雛人形などを作ることも多いのでは?
んが、毎年毎年あるひな祭り。
「今年は何を作ればいいの!?」「この年齡の幼児にはどんな制作をさせれば!?」と悩む保育士さんも多いことでしょう。
そこで今回は「保育園や幼稚園にオススメのひな祭り制作と作り方」をご紹介。
というか、私の子供が保育園から持ち帰ってきた制作物をご紹介しますので、参考にしてくださいね。
あと、保育園や幼稚園以外にも高齢者施設や障害者施設といった場所での制作活動の参考にもどうぞです♪
保育園のひな祭り制作物 0歳児、1歳児、2歳児
0歳児
保育士の先生で「0歳児、1歳児の制作物」で悩む人も多いのではないでしょうか。うん、だって…0歳児や1歳児の赤ちゃんって正直ほとんどできることがないじゃないですか。
でも、制作活動として何かしらやらせないとイケナイわけじゃないですか。
実際に子供を育ててみてわかりました。
…保育士さん…お疲れ様です!!!
さて、そんな0歳児、1歳児の乳幼児達には、先生たちも難しく考えるこちはありません。
ちょっとアレですが、「ほとんど先生が作って、子供たちは簡単な作業だけ or 写真でごまかす」という方法でいきましょう。
↑はい、こちら長男が0歳児の時に持ち帰った作品です。
ほぼ先生作で、お内裏様の顔の部分に長男の顔写真が貼ってあります(女の子の場合はお雛様の顔に写真を貼る)。
親としては、これで十分に嬉しいですよ♪
「子供にも何かしらの活動をさせたい!」という保育士さんは
- 周りの部分に絵を描かせる(ぐちゃぐちゃだけどOK!)
- 周りの部分にシールを貼らせる(桜系のシールだと雰囲気あります)
- 顔を描かせる(保育士さんが園児の手を持って描かせる)
1歳児
↑ちなみに1歳児のときの制作物はこちら。
- お内裏様かお雛様に子供の顔写真
- 着物の絵柄を子供が描く
- 顔にシールを貼る(黒丸シールと折り紙で作った口)
↑こちらは1歳のときの娘の作品。
- 着物の柄を絵の具をつけた指でペタペタ
- 顔を目だけ点で描き、折り紙で作った口を貼る
- 周りにシールを貼る
保育士さんの努力を感じます。
2歳児
2歳児になると、子供によっては手先が器用な子も増えてきますよね。そんな時は以下のような作品をどうぞです。
こちらは娘が2歳の時に持ち帰ってきたものですね。
周りは保育士さんで、園児は顔を描いているだけなのですが、0才児・1才児に比べると丸が綺麗に描けるようになり、顔らしくなっていますよね。
口もちゃんと描けていますし、子供の成長を感じる瞬間です。
親子さんに渡す時に「以前は丸を描くのが難しかったんですけど、上手に描けるようになりましたよ」とか「顔を描けるようになり成長しましたよね」とか声掛けすると喜ばれ印象がよくなるかもです(笑)
保育園のひな祭り制作物 3歳児、4歳児、5歳児
3才児(年少児)
↑こちらが3歳児の時に娘が持ち帰ってきた「雛人形製作」です。
↑ちなみに横から見るとこんな感じで「トイレットペーパーの芯」で作っていますよ。
年少さんになると、子供もできることが少しずつ増えてきて「製作」も本格的になってきますよね。
今回の作品で言えば…
- 顔をクレヨンで描く
- 着物に絵の具で点々を描く
- トイレットペーパーに和柄折り紙と着物用折り紙を貼る(*もしかしたら先生がしたかも)
- ハサミで折り紙を切り、のりで土台に貼り付ける
特にハサミ。ハサミで紙を切るのって子供にとって実はけっこう難しいのですが、そこも上手にこなせていますよね。
4歳児(年中児)
↑こちらが娘が4歳児に持ち帰ってきたひな祭り作品です。
割り箸をゴムテープで巻いたものに和柄の紙を貼り付け、子供が作ったお雛様とお内裏様を貼り付けています(おそらくこの部分は先生がしたのだと)。
これですね、よく見て欲しいのですが実は…
厚紙にいくつか穴が空いていて、その穴に毛糸を通して着物を作っているんです。
年少さんの時にはできなかった「穴通し」ができるようになっているんですね。
- 黒の折り紙をハサミで切って髪の毛を作りノリで貼る
- マジックで顔を描く
- 小さい穴に毛糸を通して着物を作る
5歳児(年長児)
年長児…しかも3月前の制作になるともうすぐ小学生。作る作品も少し大掛かりなものでいいですね。
↑娘が5歳児の時に持ち帰ってきたひな祭り制作です。
- お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子の顔と着物を作るor折る
- 冠なども折り紙で切り、ノリで貼り付ける
- ぼんぼり(?)もしくは、桜の花(?)を切り絵で作る
これだけの物を最後まで作るとなると、集中力も増しているますよね。
親としても見た瞬間「今までとは一味違うな!」と子供の成長を感じた瞬間でした♪
幼稚園のお雛様制作活動まとめ
いかがだったでしょうか?こうやって改めて子供の制作物を見ると年齡が上がることにできることが増えているなぁと感動です。
保育士さんはこの「今まではできていなかったこと」を保護者に話したり、活動計画書などのねらいの欄に書くといいのではないでしょうか?
ぜひぜひ参考にしてくださいませ♪