保育園や幼稚園でジェスチャーゲームをするとなったとき「どんなお題だったら幼児でも伝えやすいかな?」と迷いますよね。
簡単すぎるものだと、途中で分かってしまい面白くないし、難しすぎるものだと、最後まで伝わらない可能性が。
また、年少・年中・年長でも、理解度が大きく変わってくるのでお題を選ぶ必要があります。
そこで「保育園や幼稚園で、子どもが楽しめるジェスチャーゲームのお題」をたくさんご紹介していきます。
年齢別に分けているので「これなら皆で楽しくできそう!」というものをぜひ選んでくださいね。
また、今回は「子供向けの簡単なお題」を紹介していますが、高齢者施設や障害者施設等でジェスチャーゲームをする時の参考にもなりますよ♪
ジェスチャーゲームお題 保育園や幼稚園の園児が楽しめるネタ
それではさっそく「保育園や幼稚園の幼児でもできるお題」を紹介していきますね。年少さん、年中さん、年長さんに分けてそれぞれ紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいませ~。
3歳児(年少さん)向けのお題
果物の名前
園のおやつでは果物が出ることも多いはず。また、それぞれの家庭でも果物を食べている子どもはたくさんいると思います。
そこで、年少さんには果物をお題にしたジェスチャーゲームをしてみてはいかがでしょうか。
あまり難しいものや聞き慣れないものだと最後まで伝わりにくいので、「食べ慣れていてスーパーにもよく売っているようなもの」にしておきましょう。
- りんご
- バナナ
- みかん
- いちご
- スイカ
- メロン
などだと、馴染みがあって形的にも伝えやすいと思いますよ。
動物の名前(簡単なもの)
動物に興味を示す年少さんも多いはず。ぬいぐるみでも、動物のものがたくさんあるので、家で飼っていなくても動物の名前をたくさん知っている子はいます。
動物は仕草や鳴き声が特徴的なので「声を出すのをOKにしてジェスチャーゲームを進めていく」のも楽しいですよ。
- イヌ
- ネコ
- ゾウ
- ニワトリ
- ウサギ
などは、仕草や鳴き声も伝えやすく、子どもたちのかわいい様子が見られると思います。
また
- ゴリラ
- 猿
- 亀
- ペンギン
- カエル(動物とはちょっと違うけど)
- お化け(これも動物じゃないけど)
などは、動きにも特徴があるので3~4歳児でもジェスチャーで伝えやすいと思います。
うちの3歳娘は保育園のリトミックで「カエル、亀、うさぎ、ペンギン」をよくやるようで、家でもよくジェスチャーを行っていますよ♪
遊具の名前
園内に遊具があったり、近くの公園まで遊びに行ったりしている所も多いと思います。そこで、それら遊具の名前をお題にしてみるのもいいですよ。
- すべり台
- ブランコ
- ジャングルジム
- シーソー
- 鉄棒
- 砂場
- 跳び箱
など、子どもたちが一度は遊んだことがある遊具の名前だと伝えやすくなります。
昔話や童話の主人公の名前
寝る前のお話タイムや、各家庭での絵本の読み聞かせなどで、昔話や童話に触れている子どもたちも多いはず。馴染みのある物語の主人公の名前だと、子どもたちもストーリーや仕草を思い出して伝えたえやすくなりますよ。
- 一寸法師
- 桃太郎
- シンデレラ
- 白雪姫
- 人魚姫
- 7人の子ヤギ
- 浦島太郎
- 金太郎
など、ストーリーのどの部分を切り取って伝えるかも見どころだと思います。
また、「お遊戯会(生活支援発表会)の劇で行った物語」を出すとよりわかりやすいと思いますよ♪
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4歳児(年中)向けのお題
身近な人の名前
だんだんと身近な人たちの役割や名前を理解してくる年中さん。園の中にいる職員の名前や、「お父さん」「お母さん」といった役割の名前をジェスチャーにするのも盛り上がりますよ。
- 〇〇先生といった職員の名前
- 園長先生
- お父さん、お母さん
- 清掃員の方(掃除の○○さん)
- 調理員の先生
「普段どういった仕草をしているかな?」と思い出しながらジェスチャーするので、子どもたちも考えながら楽しむことができると思います。
身近にある物の名前
園や家庭で使うような、身近にある物の名前もお題にしやすいです。- ハブラシ
- コップ
- タオル
- フォーク、スプーン
- 布団
- カバン
毎日使うものだと、仕草もパッと思いつきやすいのですぐに次の人に伝えることができます。
野菜の名前
そろそろ野菜も色々な種類を食べて来ている頃。また、畑を持っている園だと農業体験をしている所もあるかもしれませんね。
こういった野菜の名前もジェスチャーとして伝えやすいですよ。
- さつまいも
- かぶ(「おおきなかぶ」を読んだことがある場合だとお題にしやすいです。)
- ピーマン
- にんじん
- たまねぎ
- トマト
- キャベツ
- ナスビ
- きゅうり
- 大根
野菜嫌いな子どもは、食べたときの苦い感じを体全体で表現するかもしれません。
そういった味に焦点を当てて伝えて行く様子も、微笑ましいと思います。
アニメのキャラクター
アニメに夢中の子どもは多いはず。普段遊んでいるときから「キャラクターのポーズや決め台詞」などを言っている子もいるかもしれません。
- ドラえもん
- アンパンマン
- クレヨンしんちゃん
- ウルトラマン
- 名探偵コナン
- お尻探偵
- 仮面ライダー
- プリキュア
- サザエさん
- ちびまる子ちゃん
- アナと雪の女王
中には「少し難しいかも?」というものもありますが、特徴的な動きをすることで「これだ!」と分かる子は多いと思います。
子どもは大人よりもじっくり見ているので、ちょっとしたジェスチャーで気付いてくれることもありますよ。
また、「主題歌を歌ったり、台詞を言ったりするのもOK」にしても面白いと思いますよ。
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5歳児(年長)向けのお題
動物の名前(難しいもの)
年少さんでは簡単な動物の名前をお題にしていましたが、年長さんでは少しレベルアップして、難しい動物の名前を出してみるのもいいですよ。一度皆で動物園に行ったことがあるなら、なおさら出せる範囲も広がると思います。
- カバ
- ワニ
- フクロウ
- ヤギ
- パンダ
- ラクダ
- キリン
など「身近にはいないけれど、動物園に行ったら必ず見る!」という動物をお題にしてみましょう。
どんな風な仕草をしていたかな?と考えながらゲームに取り組めるし、絵本やテレビで見た動物の特徴を頑張って表現する子もいると思います。
スポーツの名前
習いごとを始めている子も多い年長さん。スポーツの名前をお題にしてみるのも盛り上がりますよ。
- サッカー
- 野球
- 体操
- スケート
- 水泳
- 陸上(かけっこ)
実際そのスポーツを習っている子だったら、より上手に表現できそうですね。
習いごとはしていないという子でも、相手の身ぶり手ぶりをよーく観察することで上手に次の子に伝えられるはず。
「何のスポーツかな?」と考えながら進めて行くのは楽しいですよ。
楽器の名前
こちらも習いごとで始めている子がいるかもしれません。また、園の中にあるおもちゃの楽器で馴染みがある子も多いですよね。
- ピアノ
- たいこ
- ラッパ
- ギター
- オカリナ
- ハンドベル
- カスタネット
おもちゃでもいいので「一度触れてみたことがある!」という楽器だと子どもたちも動作をマネしやすいと思います。
ピアノだと、先生が弾いているのでどの子でもピンと来そうですね。
乗り物の名前
乗り物に興味を持つ子も多いはず。身近にある物だと、形や動作で伝えやすいですよ。
- 自転車(三輪車)
- 一輪車
- 救急車
- 消防車
- クレーン車
- パトカー
- トラック
- ショベルカー
実際乗ったことはなくても「街で見かけたことがある!」という乗り物でも良いと思います。
また「絵本などで登場してきた乗り物」をお題にすると、皆分かりやすくなりますよ。
子供向けジェスチャーゲームお題 年少、年中、年長別まとめ
保育園や幼稚園向けのジェスチャーゲームのお題をまとめてみました。年齢によって伝えやすいお題は変わってくるので、子どもたちの成長に合わせて工夫してみましょう。
本来ならジェスチャーゲームは声を出すことはNGですが、子どもたちの場合はどうしても喋ってしまうことが多いので、最初から「お題を言わなければ声を出してもOK」というルールにするのもいいと思います。
また、「子供がジェスチャーを行うのが難しかったorみんなの前で一人でジェスチャーを行うのは恥ずかしい」という時は、保育士の先生や他の園児が「スケット」として代わりにor一緒に行っても良いですね。
想像力を膨らませながら楽しいゲームになるように、ぜひご紹介したお題を取り入れてみてくださいね。