神輿だこは体に悪い?剥がす方法は?女性にもできるって本当!?

神輿ダコは体に悪い?
「お神輿を担いでいたら肩に大きなコブができた!これって大丈夫?」

「夫の肩にブヨブヨの塊ができているんだけど、剥がす方法や治療法ってあるの?」

「女性でお神輿をすることになったんだけど、女でも神輿だこってできるの!?」

 

日本の伝統的なお祭りに欠かせないのはなんといっても「迫力満点のお神輿」ですよね。

が、このお神輿、ずっと担いでいると肩に大きなコブが!!

初めてできた人にとっては「健康に悪いんじゃ!?中身や正体ってなんなの!?もしかして治らないんじゃ…」と不安になりますよね。

 

そこで今回は「神輿ダコの原因や中身の正体。治療法。女性にもできるかどうか」等をまとめてみました。

 

これからお神輿をする予定の人も、すでにお神輿の担ぎすぎで神輿ダコができてしまっている人もぜひ最後までお読みくださいませ。

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神輿だことは?できる原因ってなに!?

【悲報】神輿を担ぎまくった結果w w w w w

神輿ダコとはその名の通り「お神輿でできたタコ」の事です。

上の動画を見てもらえばわかりますが、人によっては大きなコブが肩の上に盛り上がるまで膨れ上がります。(幽遊白書の戸愚呂兄みたいだと思った事は秘密です。ちなみにお神輿がない外国人が神輿ダコを見るとかなりビックリされるようです)

さすがに服の上からでもわかる程コブが巨大化するのは「お神輿を何十年も担ぎ続けた歴戦の猛者のみ」ですが、小さなコブでしたら割りとよくできるみたいですよ。

少し気持ち悪いと思ってしまいますが、これもお祭り男にとっては「名誉の勲章」といった感じなのでしょう。

 

さて、気になる原因ですが、単純明快。「お神輿の担ぎすぎ」です。

お神輿の重量は神輿部分だけで500Kgもあり、担ぎ棒も合わせると1トン超える…なんてものも珍しくなく、日本で最重量の「下館祇園まつりの平成神輿」なんかになると2トンもあるのだとか。

そんな重すぎるお神輿を何時間も片方の肩に担ぎ続けると、肩にかなりの負荷がかかり炎症が起こります。そして巨大な腫瘍のように膨れ上がる…というワケです。

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神輿ダコの中身や正体は?放置しても大丈夫?

神輿ダコですが、まず中身の正体は「関節液」になります。ヒアルロン酸やたんぱく質が含まれ、滑液とも呼ばれますよ。

間接がスムーズに動くように働きかけてくれるのですが、わかりやすく言うと「膝に水が溜まるのと同じ状態」ということです。

 

膝の水と同じでこの神輿ダコも、何も治療せずに放置していたら自然に水がなくなりタコ自体が無くなってしまう…ということもあります。

が、たとえ一度無くなっても毎年お神輿を担いでいると、また関節液が溜まり段々と大きなコブになってしまうんです。

神輿ダコは痛いの?

神輿ダコが痛いのか、痛くないのかですが、「神輿ダコの時期」によります。

 

例えば、神輿ダコができたばかりの状態は「肩の皮膚が炎症を起こしている」時期です。

このできたばかりの神輿ダコは触ったら柔らかく、そしてかなり痛いです。

この時期はアイシングで冷やし、しっかりとケアしてあげましょう。

 

が、お神輿を担ぎ続け、神輿ダコが固まってしまうと痛みはありません。

指等にできる豆も同じですよね。できたてはブヨブヨして痛いですが、固まってしまうと痛くありません。

それと同じで固まってしまった神輿ダコは触るとゴツゴツと硬く、痛みもありませんよ。

神輿ダコが女性にもできるって本当?

2015.7.18(土)・御劔(みつるぎ)神社・太鼓台「北之町」女子部(大阪府東大阪市)

「お神輿は神聖なものであり、担いでいいのは男子だけ!女子が担ぐなんて以ての外!」という時代もありましたが、最近ではこういった男尊女卑な考えも薄れてきていますよね。

完全ではないですが伝統的なお神輿を女性が担いでもOKという流れも徐々に出てきていますし、動画のような「女神輿」という物もあります。

動画では女性が神輿の上に乗り太鼓を叩き、それを掛け声とともに女性が担いでいます。なかなか、カッコいいです。男性神輿のような力強さは無いですが、華があるというか、女性神輿には女性特有の良さがありますよね。

このように重量のあるお神輿を女性が担ぐのですから、当然女性にだって当然「神輿ダコ」ができます。

 

女性の場合、夏場にオフショルダーや薄手のワンピース・キャミソール等を着ているとコブが目立ってしまうかもですね。

オシャレなファッションができなくなるのは少し悲しいですが、お神輿を担ぐ女性は「神輿ダコ上等!」で担ぐ人も多いでしょうから、女性からしても神輿ダコは「名誉の勲章」なのかもしれません。

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神輿ダコの治療法は?治らないの?

お祭り人にとっては「名誉の勲章」である神輿ダコ。

中身は「関節液」なので、特に問題がなければそのまま硬くなるまで放置する…という人もいますが、中には「なんとしてでも治したい」と思う人も多いでしょう。

特に女性の場合は、結婚を機会に治療したいと考える人もいますよね。

 

さて、気になる治療法ですが、まだ神輿ダコができたての場合はアイシングで冷やしたり、お風呂でマッサージすることである程度予防やケアを行うことができます。

また、そこまで大きさがなく、まだ固まっていない状態でしたら「鍼治療」が効果があるようです。もしくは病院に通い注射器で中の関節液を吸引してもらう方法もあります。

が、ガチガチに固まってしまった神輿ダコの場合、手術で除去し剥がしてしまうしか方法はありません。どうしても治したいという人は、手術除去も検討してみてください。

ちなみに「病院は何科に行けばいいのか」ですが、整形外科でOKですよ。困っている人は早めに整形外科を受診し相談しましょう。

 

あともう1つ。たとえ鍼治療で神輿ダコが改善されたとしても、手術で切り取ってしまったとしても、また神輿を担ぐとタコができます。

完全に神輿ダコの再発を防ぐ方法は1つだけ。

神輿を一切担がないことです。

とはいえ、お祭り好きな人にとっては「神輿を担がない」という選択肢はないのでしょう。

その場合、神輿ダコができないようにしっかりケアしつつ、定期的に整形外科に通ってお医者さんとしっかり相談しましょう!

 

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神輿ダコの原因と対策まとめ

いかがだったでしょうか?

お神輿の担ぎすぎでできてしまう神輿ダコですが、お祭り人にとっては「名誉の勲章」。

できても気にせず放置する人も多いようです。

 

ただ、できたばかりの柔らかい時は痛いですし、女性でしたら肩が盛り上がるのは嫌ですよね。

その場合、神輿を担いだ後は毎日しっかりとケアしタコができないように予防対策するとともに、もし神輿ダコができてしまった場合には早めに鍼治療や整形外科に通い相談してくださいね。

 

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