携帯の電話番号を変更するデメリット・困ること・注意点。変更したらやること。

 

「携帯やスマホの電話番号を変更したいけど、デメリットってあるの？」

「携帯番号を変える時の注意点は？」

「携帯番号変更の手続きや変更後にやることってメンドクサイんじゃ？」

 

携帯番号を変更したいけど、変更すると何か困ることやデメリットがあるんじゃ？と気になる時ってありますよね。

なんとなく手続きや変更後にすることがたくさんあり、面倒そうなイメージです。

果たして、実際に携帯番号を変えるのは大変なのでしょうか？

 

ここでは「携帯番号を変える時のデメリットや注意点。変更後にやること」をまとめています。

 

また同時に「ドコモ、ソフトバング、auの携帯番号変更手続き」も紹介していますので、iPhoneやAndroidの携帯番号を変更したいと考えている人はぜひ読んでみてくださいね。

携帯番号を変更するデメリット・困ること・注意点

スマホの電話番号を変えて困ることは以下の内容です。
１つずつ詳しくみていきましょう。

メールアドレスが変わる

電話番号が変わると、ICカード（SIMカード）も変わります。

ICカードにはメルアドの情報も含まれますので、自動的にメルアドを変更しなければならなくなります（ソフトバングはメルアド変更なしで使えるようです）。

もし、現在のメルアドで登録しているサイトやアプリ、メールのやり取りを行っている相手がいるなら、メルアド変更の手続きの準備をしておくと良いでしょう。

メールやラインの履歴が消える可能性がある

電話番号を変更するとラインやメールの履歴が消えてしまう可能性があります。

 

サイトにログインできなくなる

もし現在の電話番号やメールアドレスで登録しているサイトなどがあるなら、場合によっては「電話番号やメールアドレスが変わると自動で解約されてしまう」という可能性があります。

とはいっても、自動解約されてしまうサイトはそう多くないですが。

念のために登録しているサイトの契約内容をよく確認しておきましょう。

電話帳の連絡先が消える可能性がある

電話番号を変える際、それぞれの携帯ショップで電話帳等のデータ引き継ぎ操作を行ってくれるとは思いますが、場合によっては「電話帳を引き継ぐ前に連絡先のデータが消えてしまった」という事もあるかもしれません。

事前に「SDカード」にコピーしてバックアップをとっておけば、いざという時に安心できます。

また、こういったバックアップがあれば、電話番号を変える時だけではなく「うっかり携帯を落としたり濡らしたりしてデータが消えてしまった！」という時にも安心ですよ。

 

ちなみに、ドコモを使っている人は「ドコモクラウド」に記録されている情報は全て消去されてしまいます。

必要な記録はバックアップをとるようにしましょう。

事故番号に当たる可能性がある

ある意味、携帯番号を変える時に最も困ることが「事故番号に当たる可能性がある」ということです。

事後番号というのは「以前その番号を使っていた人が借金をしていたり、倒産していたり、悪用していたり」した電話番号のことです。

運悪く事故番号にあたってしまった場合「何年経っても知らない人から電話がかかってくる。しかも借金返済の催促などをされる」ことがあります（事故番号に当たる可能性は非情に低いでしょうが、０ではありません）。

こればっかりは運次第なので、避けようがありません。

もし事故番号に当たってしまった場合には、以下のような方法で対策を取りましょう。

アプリの引き継ぎをする必要がある

特に私達がよく使っているのが「LINE（ライン）」ですが、その他にも「よく使うアプリやゲーム」があると思います。

こういったアプリやゲームもデータ引き継ぎを行わないと今までのデータが削除されてしまいます。

備えあれば憂いなし。電話番号を変えるまでに「データ引き継ぎ方法」をしっかりと確認しておきましょう。

また、トーク履歴や写真などを残しておきたい人は、アカウント引き継ぎとは別に「事前にバックアップをとっておく」と安心ですよ。

→ライントーク履歴のバックアップ方法（公式サイト）

 

携帯番号を変えるとLINE（ライン）やPayPay（ペイペイ）が使えなくなる？

上述した通り、スマホの番号を変える時に最も困るのが「ラインを使えるのか？」「以前同様にペイペイを使えるのか？」という問題だと思います。

結論からいえば、アカウントの引き継ぎさえ行えば lineもPayPayも以前同様に使えます。

念のためにlineとpaypayのアカウント引き継ぎの仕方を紹介しますね。

lineのアカウント引き継ぎ方法

また、携帯番号を変更した際に機種まで変更し、古い機種が手元にある場合は認証コード無しでも引き付きが可能ですよ。

詳しい引き継ぎ内容は以下のページで確認してみてください。

→電話番号変更後にlineアカウントを引き継ぐ方法（他サイト）

paypayのアカウント引き継ぎ方法

詳しい変更方法は公式サイトで画像付きで紹介してくれているので、必要な人はそちらを確認してみてくださいね。

→PayPay携帯番号の変更方法（公式サイト）

携帯番号の変更手続き方法

今回は大手携帯会社である「ドコモ、ソフトバング、au 」の携帯番号変更の手続き方法や必要な経費などを紹介しますね。

まず、どの携帯会社でも「オンラインでの手続き」は現時点ではできません。

直接携帯ショップに行き、手続きする必要がありますよ。

事前に予約すると手続きがスムーズですので、予約しておくことをオススメします。

ドコモ

【料金】

2,200円（330円で番号の下4桁を選択できるオプションがあります）

 

【必要書類】

携帯電話、身分証明書

 

【代理変更】

ドコモ公式サイトからダウンロードした委任状があれば、代理での電話番号変更が可能です。委任状はドコモ公式サイトからダウンロードできますよ。

 

→ドコモ公式サイト

ソフトバング

【料金】

3,300円（下４桁の指定はできません）

 

【必要書類】

携帯電話、身分証明書、印鑑（本人のサインでもOK）

 

【代理変更】

ソフトバンクからダウンロードした委任状があれば、代理での電話番号変更が可能です。委任状はソフトバンク公式サイトからダウンロードできますよ。

 

→ソフトバンク公式サイトで電話番号変更の手続き方法を確認する

au

【料金】

2,200円（330円の「YOU選番号」サービスで下４桁の指定が可能）

 

【必要書類】

携帯電話、身分証明書、印鑑

 

【代理変更】

代理人での手続きは不可。必ず本人が来店すること。

 

→au公式サイトで電話番号変更の手続き方法を確認する

携帯番号を変更する理由を必ず聞かれます

携帯ショップに行くとドコモ、ソフトバンク、au関係なく、どこのでも「携帯電話を変更したい理由」を聞かれますので、正直に答えましょう。

どうしても理由を言いたくない場合は「迷惑電話がかかってくる」と答えておきましょう。

 

ちなみに、携帯電話の番号を変更したい理由が「非通知の迷惑電話がウザい」とか「特定の相手だけ着信拒否したい」といった理由でしたら、以下の記事に対応方法を記入しています。
こちらの方法でしたら、わざわざメンドウな手続きをせずに、非通知番号などを着信拒否できますので、番号を変更する前に試してみましょう。

電話番号を変更したらやること

電話番号を変更したらやることは、たくさんあります。

ひとまず、最も優先度が高いのは「周りへの連絡」でしょう。

数年以上連絡をとっていない人ならわざわざ連絡する必要はないでしょうが、普段から連絡をといっている「家族」、「仕事関係者」には必ず連絡を行っておきましょう。

 

また、電話番号で契約している会社関係にも「連絡先（電話番号）変更手続き」を行う必要があります。

特にお金がからむ銀行関係は、自分の口座から大きなお金の動きがあった時に電話で知らせてくれることがあります（実際に私はかかってきたことがあります）。

その際、電話番号が違うと…大変なことになるかもですよね。

そうならないためにも、事前にきちんと手続きを行っておきましょう。

いくつか思いつくものを書いていきますね。
その他、簡単なものでしたら携帯番号の変更手続きをわざわざしなくても特に困ることはないでしょうが、個人的に登録している物で特にお金がからむもの（FXや株、副業関連など）は念のために電話番号変更手づきを行っておいた方が無難ですね。

電話番号を変更するデメリット・困ること・注意点まとめ

いかがだったでしょうか？

携帯番号を変更する際、以下のようなデメリットがあります。
もし、迷惑電話などが理由で携帯番号を変えたいのでしたら、「whoscall」というアプリを使うのも手ですよ。

詳しい使い方は以下の記事でまとめていますね。
 

また、LINEやPayPayはアカウント引き継ぎすればそのまま使えますのでご安心を。

その他、家族や仕事関係、お金がかかわる契約会社などには電話番号変更手続きの連絡を忘れないようにしましょうね。

少しメンドウですが頑張ってください。