インフルエンザ予防接種を妊婦が受ける時期!胎児への影響や副作用は?

冬の時期になると恐~い~インフルエンザが流行りますよね。んで、インフルエンザに感染しない為にもみんな「予防接種」を受けると思うのですが、現在2人目の赤ちゃんを妊娠中の私は、


「妊婦がインフルエンザ予防接種を受けて良い時期っていつだろう?」


と悩み中です。現在私は7週目。インフルエンザ予防接種を11月始めに受けるとすると13週くらいに受ける事になります。13週だとまだ安定期に入る前ですし、胎児への影響や副作用、安全性が気になりますよね。


もし予防接種が原因で、胎児が流産してしまったら(T_T)


そんな風に考えるととても怖いですよね。おそらく同じように心配している妊婦さんも多いと思います。というワケで今回は「妊婦がインフルエンザ予防接種を受けれる時期」についてまとめてみましたよ。

一緒に「予防接種の胎児への影響や副作用」についても紹介していますので、現在マタニティライフを過ごしているプレママはぜひ参考にしてくださいね。

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インフルエンザ予防接種 妊婦が受けれる時期は?

妊婦はインフルエンザ予防接種を受けた方が良い!?

まず、最初に厚生省や産婦人科学会といったお偉いさんは、「妊婦がインフルエンザ予防接種を受ける事」を推奨しています。というか、おそらく殆どのお医者さんが「妊娠中のインフルエンザ予防接種」をすすめるはずです。


というのも、妊婦は妊娠していない時に比べて「免疫力」が低い状態になります。


免疫力というのは「何らかのウイルスが体内に入って来た時に、そのウイルスをやっつける力」の事ですね。この免疫力が低い事は

・インフルエンザに感染しやすい
・インフルエンザに感染した時に重症化しやすい


という事で、妊婦は普段よりも「病気になるリスク」が何倍も高くなっているんです。

しかも、妊娠中は「飲める薬」に制限がありますよね。特に妊娠初期の段階では「服薬した薬」によっては胎児へ重大な悪影響を及ぼす場合もありますので、妊婦がインフルエンザに感染したとしても、


充分な治療を受けられない可能性があるんです。


最悪、自然に治るまで何日も高熱にうなされる場合もあります。そうなると、胎児への悪影響や切迫流産の危険性だって高くなります!

大切な赤ちゃんが流産してしまったらと考えると…本当に悲しいですよね( ;∀;)

普段は「インフルエンザ予防接種を受けない派」の人も、妊娠中だけはきちんと受けた方が良さそうです。

ちなみに、私の友人には臨月にインフルエンザに感染した人がいますが、満足に治療もできないまま陣痛が起こり、高熱にうなされながらの出産になったそうです。

幸い赤ちゃんには何の影響もありませんでしたが、友人曰く「壮絶なお産だった」とのこと。

しかも、出産後も赤ちゃん&他患者さんから隔離され、しばらくサミシイ想いをしたそうで、インフルエンザ予防接種を受けていかなった事をものすごーく後悔していましたよ。


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インフルエンザ予防接種 妊婦はどの時期に受けるの?

さて、妊娠中にインフルエンザ予防接種を受けたほうが良い理由はわかったと思うのですが、次に気になるのは「インフルエンザ予防接種を受ける時期」ですよね。

妊娠中は主に以下のような3つの時期に分かれますが、

・妊娠初期…~15週(~4ヵ月)赤ちゃんが流産しやすい時期です。ママはできるだけ安静に過ごしましょう。

・妊娠中期…16~27週(5~7ヵ月)安定期になります。つわりも落ち着いて、一番穏やかに過ごせる時期です。簡単な運動や旅行等を楽しむのも良いですね。

・妊娠後期…28~39週(8~10ヵ月)お腹も大きくなり、胎児の活動も活発になる時期です。マタニティ生活もあと少し!最後の妊婦生活を満喫しましょう♪


結論から言いますと、妊娠中は初期、中期、後期(臨月も含む)の


どの時期にインフルエンザ予防接種を打っても大丈夫です!


なんとなく妊娠初期だと「予防接種で何らかの影響があって胎児が流産しやすくなるんじゃないか」と思ってしまいますよね。

でも、厚生労働省でも日本産婦人科学会でも「日本において妊娠初期のインフルエンザ予防接種が原因で、流産や胎児へ悪影響があった報告はない」と明言していますので、心配しなくても大丈夫ですよ。

ただし、お医者さんによっては「妊娠初期のインフルエンザ予防接種はあまり好ましくない」として、妊娠中期からしか予防接種を行わない人もいます。

私が長女の妊娠中にお世話になった産院でも、「非常に低い確率だが、アメリカで妊娠初期にインフルエンザを打ち流産した事例がある」として、妊娠中期になってからしか予防接種を受けられませんでした。

ここら辺の考え方はお医者さんによって違いますので、詳しくはあなたの主治医に相談してみましょう。どうしても心配な方は「妊娠中期」に入ってからインフルエンザ予防接種を受けると良いですね。

妊婦のインフルエンザ予防接種 胎児への安全性は大丈夫なの?

妊娠中にインフルエンザ予防接種を受ける場合、ママとしては


「胎児へ影響がないの?本当に安全なの!?」


って事が心配になりますよね。ここのところですが、インフルエンザの予防接種には「保存剤」として「チメロサール」という水銀が含まれた成分が使われています。

日本産婦人科学会では「保存剤が含まれていても安全性に問題はなく、危険性はない」と述べていますが、厚生労働省では「過去に海外で胎児への発達障害が発生するリスクが指摘されている(現在の疫学研究では関連なしとの報告がある)」とあります。


例え過去の出来事であっても「胎児に障害が発生するリスクがある」と思うと怖いですよね。


んが、実はインフルエンザの予防接種には「保存剤が入っていない物」もあり、妊婦は希望すれば優先的に「保存剤が入っていない予防接種」を受ける事ができるようになっています。

ですので、もし気になるようであれば、産婦人科で「保存剤が入っていない物」を希望すると良いですね。

インフルエンザ予防接種 妊婦への影響や副作用は?こんな妊婦は危険!?

最後にインフルエンザ予防接種の副作用についてお話をしますね。というのもインフルエンザの予防接種にはどうしても「副作用」の問題がついてきます。

といっても、ほとんどの副反応は予防接種を受けた人の0.5~2人の割合で起こるもので、特別な処置をしなくても2~3日で自然に良くなる物です。

具体的に言うと以下のような副作用ですね。

・予防接種を受けた場所に起こる物(赤くなる、痛みがある、貼れる、熱を持つ)

・風邪っぽい症状(発熱、頭痛、だるさ、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、筋肉痛)


ここら辺の副作用はほとんど重症化する事はありませんので、気にしなくても大丈夫です。んが、問題はアナフィラキシーショック(痙攣、呼吸困難、じんましん)等の「重篤な副作用」です。

アナフィラキシーショックは100万人に1人という非常に低い発症率ではありますが、最悪、「亡くなってしまう可能性もある」とても怖い副作用です。

「そんな副作用があるのに予防接種を受けても大丈夫なの!?」と思われるかもですが、基本的にこのアナフィラキシーショックは


インフルエンザ予防接種後30分以内に現れる事がほとんどです。


ですので、予防接種後30分以内は病院内で過ごし、何かあった時はすぐに対応できるようにしておくと良いですね。もし、どうしても病院を離れなけれがならない事情がある場合は、すぐに産婦人科のお医者さんに連絡がとれるようにしておきましょう!

ちなみにこのアナフィラキシーショックですが、「卵アレルギーがある人は発症率が高くなる」という報告もあります。

ですので、「普段から鶏卵や鶏卵が原材料に含まれている食品を避けている人」は要注意。インフルエンザ予防接種を受けるのは見送った方が無難かな、と思います。

どうしても受けたい人は、主治医と「インフルエンザ予防接種を受けるかどうか」をよく話し合いましょう。



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インフルエンザ予防接種を妊婦が受ける時期!胎児への影響や副作用まとめ

いかがだったでしょうか?妊婦の体はとてもデリケート。思っている以上に免疫力が弱っていますので、インフルエンザに感染しないよう充分に気を付けてくださいね。

また、あなただけではなく、夫や子供等の「他の家族」が予防する事も大切ですよ。旦那や子供とも協力して、家族みんなで「おなかの中の赤ちゃん」をしっかりと守りましょう(*´ω`*)

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