インフルエンザ予防接種の時期 幼児や大人はいつ打つ?効果の持続期間は?

毎年冬になると怖い「インフルエンザ」が流行しますよね。特に小さい子供や受験生がいる家庭だと、インフルエンザ予防対策として「予防接種」を受ける人も多いのではないでしょうか?

んで、わが家には1歳3ヵ月の幼児(赤ちゃん?)がいるのですが、現在


「インフルエンザ予防接種を受ける時期」で悩んでいます。


去年は月齢も低く、ほぼ家で過ごしていたのでインフルエンザ予防接種を受けなかったのですが、今年は保育園に通っているのでインフルエンザに感染する確率も高いです。

ですので、できたらインフルエンザが流行しだす前に予防接種を受けておきたいのですが、イマイチ幼児が予防接種を打つ最適な時期がわかりません。


「誰かー!子供がインフルエンザ予防接種を受けるのに最適な時期を教えてくださーい!」


って感じですよね。というワケで今回は「幼児がインフルエンザ予防接種を受ける時期」についてまとめてみましたよ。

合わせて「予防接種の効果はいつからいつまで続くのか」や「受験生や大人の場合はいつインフルエンザ予防接種を受けるのがベストか」についても紹介していますので、良かったら参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

インフルエンザ予防接種の効果期間は?

インフルエンザ流行時期は?

まず最初に「インフルエンザの流行時期」から紹介しますね。だいたい毎年インフルエンザは

・12月前後…徐々に感染が広がり始める。
・1~2月…インフルエンザ感染がピークに。学級閉鎖も多い時期。
・3月…徐々に感染がおさまり始めるが、まだ流行中。
・4~5月…インフルエンザ患者も少なくなり、5月中旬にはほぼ終息する。


このようなパターンで流行する事が多いです。ですので、2016年も同じように


12月~3月に流行、1~2月にピーク時期を迎える


と考えて良いと思います。ですので、「流行のピーク時期である1~2月にインフルエンザ予防接種の効果が最も現れるように逆算して予防接種を受ける」のが1番良い方法です。

というワケで次は「インフルエンザ予防接種の効果はいつからいつまであるのか」を紹介しますね。

インフルエンザ予防接種効果はいつからいつまで?期限はあるの?

さて、インフルエンザ予防接種の効果が出る時期ですが、一般的には予防接種後は以下のように効果が表れます。

・2~4週間で抗体ができ、効果が表れる
・その後3~4ヵ月間効果が持続し、徐々に効果が減少、切れていく


ですので、インフルエンザ予防接種は「最短で2週間から効果が出現し、最長4ヵ月まで効果が持続する」と言えます。

以外に長いような短いような…ちょと複雑な期間ですよね。ただ、効果が年単位では続かないので、毎年インフルエンザ予防接種を受ける必要があるのは確かですね。

スポンサーリンク

インフルエンザ予防接種 子供が2回打つのはなぜ?

次にインフルエンザ予防接種を受ける回数ですが、生後6ヵ月~12歳までは1回の予防接種では充分ではなく、


2回注射を受ける必要があります。


んで、なぜ子供は2回以上インフルエンザ予防接種を受ける必要があるのかですが、理由は「1回に打てるワクチン量が少ないから」ではなく、「子供の免疫力が低い」というのが原因です。

というのも、インフルエンザ予防接種のワクチン量・回数はそれぞれ以下のように決まっています。

・6ヵ月~2歳:0.25mL×2回
・3~12歳:0.50mL×2回
・13歳以上:0.50mL×1回


見ての通り、3~12歳は13歳以上の大人と同じ量のワクチンを接種していますよね。にもかかわらず、2回の接種が必要です。

というのも子供の場合、インフルエンザ予防接種のワクチンは1回撃っただけでは効果があまり持続せず、1ヵ月で効かなくなるんです。

が、この効果が切れてきた頃(2~4週間後。間隔を4週間開けるのが理想です)にさらに2回目のワクチンを接種する事で、免疫力が増加し1回目よりもさらに高い免疫効果が現れます。

その結果、「3~4ヵ月間インフルエンザに感染しにくい効果」を得ることができるようになるんです。

インフルエンザ予防接種 大人でも2回打った方が良い?

ちなみに、幼児と違って「13歳以上の中学生、高校生、大学生、大人」が1回の予防接種でOKなのは、


過去にインフルエンザに感染している事が多いからですよ。


インフルエンザワクチンは「1度インフルエンザに感染した事がある人の免疫を再度呼び戻す」ための物です。ですので、過去にインフルエンザに感染した確率が高い13歳以上の人は1回の予防接種で良いんですね。

とはいえ、13歳上でも予防接種を2回受ける事は可能ですし、2回受けた方が

・1回目…64%の効果
・2回目…94%の効果


と、より高い効果を得る事ができます。ですので、受験生などの「絶対に今年の冬はインフルエンザにかかりたくない人」は2回予防接種を受けれるのがベストです。

もし2回接種を希望するようなら、かかりつけのお医者さんに1度相談してみると良いですね。

インフルエンザ予防接種の時期 幼児や受験生、大人はいつ打つ?適正時期は?

インフルエンザ予防接種の時期 幼児・赤ちゃん・子供の場合

まず、12歳以下のベビーちゃん、幼児、小学生の場合ですが私的なおすすめとしては

・1回目…10月下旬
・2回目…11月下旬


にそれぞれインフルエンザ予防接種を受ける事です。これならインフルエンザが本格的に流行しだす12月にはある程度の抗体ができあがりますし、ピーク時期である1~2月までしっかりと効果が持続しますよ。

もし、10月下旬にインフルエンザ予防接種が間に合わなかった場合は1回目を11月、2回目を12月に打ちましょう。遅くても2回目を12月中には終わらせてしまいたいところです。

インフルエンザ予防接種の時期 受験生の場合

受験生は13歳以上になりますので本来は1回の予防接種で済みますが、私的には「より効果が高い2回の予防接種」を受けるのがおすすめです。

んで、受ける時期ですが、

・1回目…11月中旬
・2回目…12月中旬


がおすすめです。これならセンター試験が始まる1月中旬には予防接種の効果が出てきますし、本格的な受験シーズンの2~3月までしっかりと効果が持続しますよ。

受験生にとって受験はまさに「人生を左右する大切な事」です。その大切な時期に風邪やインフルエンザで受験を受けられなかった…となったら大変ですものね。できるだけ効果的にインフルエンザ予防接種を受けましょう!

ちなみに、受験生で1回しか予防接種を受けないなら「12月中旬」に打つのがおすすめですよ。

インフルエンザ予防接種の時期 大人の場合

特に家族に小さい子供や妊婦さんがいる場合、大人もしっかりと予防接種を行う事で家庭内感染を防ぐことができますよ。インフルエンザの予防接種を受ける時期としては流行前には効果が現れるように


「11月下旬」に注射するのが最適です。


遅くとも12月中には予防接種を受けるようにしましょう!


一緒に読まれている人気記事
インフルエンザ予防接種 子供は必要?効果や副作用は?危険って本当!?
インフルエンザ予防接種を妊婦が受ける時期!胎児への影響や副作用は?
インフルエンザ予防 子供向けで効果的な対策や予防グッズは?

インフルエンザ予防接種の時期 大人や幼児の最適な時期まとめ

いかがだったでしょうか?インフルエンザ予防接種を受けるのに最適な時期は

・幼児…1回目:10月下旬、2回目:11月下旬
・受験生…1回目:11月中旬、2回目12月中旬
・大人…11月下旬

ですよ。同じインフルエンザ予防接種を受けるなら効果を最大限に活かせる時期に打ちたいですよね。

ぜひベストな時期に予防接種を受けて、今年の冬はインフルエンザに感染しないようにしましょうね(*´ω`*)

タイトルとURLをコピーしました