忘年会 司会進行の流れは?挨拶例文や幹事の台本マニュアルを紹介!

会社に勤めていると年末に必ずといっていい程、「忘年会」が開かれますよね。んで、そんな忘年会での困り事といったら


幹事になった時の司会進行の流れです。


特に新人で司会進行を任されてしまった場合、「どのような流れで忘年会を進行すれば良いのか?」「挨拶の台詞はどう言えばいいのか?」と分からない事だらけ。

緊張しやすい人はなおさらどんな風に司会進行したら良いか分からないというか


「忘年会進行の台本マニュアルが欲しい!!」


って思っちゃいますよね。というワケで今回は「忘年会の司会進行の流れ」を紹介しますよ。具体的な「幹事の挨拶例文」や「忘年会の司会で注意したいポイント」等もまとめていますので良かったら参考にしてくださいね。

また、忘年会はもちろんですが、新年会の司会進行の参考にしても大丈夫ですよ(*´ω`*)

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忘年会の司会進行の流れは?

忘年会の幹事や司会進行役に選ばれたら

まずは、「忘年会の幹事(司会進行役)に選ばれた時に最初にする事」からお伝えしますね。上司から司会進行役に任命された場合、真っ先にするのは


経験者の話を聞く事です。


まずは上司や前年度の司会進行役に「どのような流れで忘年会を進めるのか」の確認をしておきましょう。特に必ず聞いておきたいポイントは以下の項目ですよ。

・忘年会の流れは?
・始めの挨拶、乾杯、終わりの挨拶はそれぞれ誰に頼むのか?
・挨拶を頼みに行く時期は?どんな風に頼んだら良いのか?(他に頼む担当者がいるなら質問しなくてもOK)
・忘年会の司会をする上で特に気を付けた方が良い事は?


職場によって「忘年会の流れや決まり」が違っていたりするものです。会社によっては「毎年恒例で実施しているイベント」があったりするので、ここら辺はしっかりと確認しておきましょう。

できたらメモを取っておくと安心ですよ。

忘年会 司会進行の流れは?例を紹介

次に一般的な「忘年会の流れ」ですが、基本的にはこんな感じで忘年会が進んでいきますよ。

ちなみに、書いてある時間は18~21時に忘年会が開催される計算での「ある程度の時間配分」ですよ。会社によって微妙に異なると思うので、職場の状況によって調整してくださいね。


【忘年会の流れ・進行の例】

1、18:00~開会宣言(司会者が挨拶)
2、18:02~始めの挨拶(1番偉い人に頼む)
3、18:10~ご厚志の紹介(無くてもOK)
4、18:12~乾杯の音頭(3番目に偉い人に頼む)
5、18:20~食事、歓談、宴会の時間
6、19:20~余興、ゲーム
7、20:35~中締めの挨拶、万歳三唱、一本締め、三本締め(2番目に偉い人に頼む)
8、20:45~閉会宣言(司会者が挨拶)


それでは、それぞれの項目で司会者がどのような挨拶を行えばよいのか、「司会進行の挨拶例文」と「注意するポイント」を紹介しますね。

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忘年会 進行の挨拶!台詞の例文は?

忘年会の流れ1 開会宣言

「開会宣言」は「今から忘年会を始めますよー!」という最初の挨拶ですね。

会場内は皆お喋りをしていてガヤガヤとしていますので、まず最初に大きな声で一言を発し、社員が注目したところで落ち着いて静かに話始めればOKですよ。


【司会者の挨拶例文】

「皆様、お待たせしました!…(ここで少し時間を置く)…本日はお忙しい中、お集まり頂き、誠にありがとうございます。これより○○株式会社の平成○○年忘年会を始めさせて頂きます!」

また、この時一緒に「司会するあなた自身の紹介」も行ってしまいましょう。

「私は本日、司会進行を務めさせて頂きます○○課○○(所属や役職を述べる)の○○○○と申します。慣れない司会のため、ただいまとても緊張しております。もし、間違った場合は皆様遠慮なく笑ってください」


上の挨拶の後半部分は自由にアレンジしてくださいね。上の例は私のように「緊張しやすい人用」です。最初に敢えて「不慣れで緊張している事」を言ってしまうと、司会のハードルをグンと下げる事ができますよ(笑)

また、「緊張して頭が真っ白になってしまう」という人は手元に式次第(バインダー等でOK)を用意し、そこに「話す台詞を全部書いたメモ(台本)」を挟んでおくと良いですね。これなら次に話す事が全部分かっていますので、頭が真っ白になる事はないですよ。

忘年会の開始時間になっても人が集まらなかったら?

忘年会を始める時に悩むのは「開始時間になっても人数の集まりが悪い場合」ですよね。この場合ですが、「どのタイミングで忘年会を開始するか」は


上司に相談してから決めましょう。


「現在、○人くらい集まっていないのですが、忘年会を始めた方が良いですか?それとももう少し待った方が良いですか?」

と相談したら、上司がはっきりとした指示を出してくれると思います。決して「自己判断」で忘年会を始めないように注意してくださいね。

また、時間通りに人が揃っている場合でも、念のために上司に「人数も揃っているようですし、時間通りに忘年会を始めようと思いますが、良いですか?」と一言声を掛けてから開始すると安心ですよ。

忘年会の流れ2 始めの挨拶例

開会宣言が終わったら、そのまま「始めの挨拶」に入りましょう。


【司会者の挨拶例文】

「まず始めに、○○部○○課長より、一言お言葉を頂戴します。○○課長、よろしくお願いします」


この時、忘年会に参加するのが会社の社員だけなら「○○部○○部長」のように紹介しても良いですが、もし取引先業者等の「外部招待客」がいるようなら以下のように言うと良いですね。

「まず始めに、○○株式会社代表取締役○○(名前)より一言ご挨拶を申し上げます」


上司が挨拶を終わった後には「○○課長、ありがとうございました」とお礼を述べるのもお忘れなくです(けっこう重要ポイントですよ)。

また、「送別会も兼ねた忘年会」の場合、この後に退職する人からそれぞれ一言ずつ挨拶をしてもらうと良いですね。

忘年会の流れ3 ご厚志、お志、ご芳志の紹介

特に他業者を招いている場合や、送別会も兼ねた忘年会の場合、「寸志」を頂く事があります。もし寸志を頂いている場合は、挨拶の後に紹介しましょう。

会社によっては紹介しきれない程寸志を頂く場合もあると思うので、忘年会が始まる前に上司に「どの寸志を会場で紹介するか」一言相談しておくと良いですね。


【司会者の挨拶例文】

「それでは、ここでご厚志の紹介をさせて頂きます。今回、○○部長、○○課長よりご厚志を頂いておりますので、皆様にご報告致します。○○部長、○○課長、ありがとうございました」


この時、ご厚志の事を決して「寸志」とは言わないように注意してくださいね。「寸志」は「ちょっとした贈り物」という意味で「自分を下げた言葉」になります。必ず「ご厚志、お志、ご芳志」等の言葉で紹介しましょう。

忘年会の流れ4 乾杯の音頭

次に乾杯の音頭ですが、会社によっては「挨拶の前に乾杯を行う」という場合もありますので、前年度のプログラムをチェックしたり、上司に確認しておくと良いですね。


【司会者の台詞例文】

「次に、乾杯の音頭を○○主任に取って頂きます。皆様、お手元のグラスにお飲み物の準備をお願いします。…(少し時間をおく)…用意はできましたでしょうか?それでは、○○主任、よろしくお願いします」


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忘年会の流れ5 食事、歓談、宴会

おそらく多くの人が待ちわびているだろう「食事の時間」です。

みんな早く目の前の食事を食べたいと思っているので、ここまでは「余計な言葉」は極力入れずに、できるだけ早く食事までたどり着くよう、スムーズな司会進行を心掛けましょう。

司会で「アドリブ」や「工夫した言葉」を言いたい人は、後半部分で言うようにすると良いですね。


【司会者の台詞例文】

「それでは、これから食事の時間に移りたいと思います。皆様、どうぞごゆっくりとお食事、ご歓談をお楽しみください」


忘年会の流れ6 余興、ゲーム

皆が食事とアルコールで気分が盛り上がってきたところで「余興やゲーム」の時間になります。忘年会開始前よりも会場内がざわついており、


司会を進行するのに少し勇気がいる場面です。


が、余興やゲームを楽しみにしている人もたくさんいます。大きな声で一言声を掛けると以外に静かになってくれるので、恐れずに頑張りましょう!


【司会者の台詞拶例・余興】

「皆様、お腹は満たされたでしょうか?…(少し時間を置く)…皆様のお腹も落ち着いたところで、これより恒例の余興に参りたいと思います。

今年も皆様に楽しんでいただく為、多くの有志があいた時間で練習を積み重ねてきました。もしかしたらお見苦しい場面もあるかもしれませんが、どうか温かい目で楽しんでいただけると幸いです。

それでは、最初の余興は○○部の○○さんです。よろしくお願いします」


【司会者の台詞例文・ゲーム】

「…皆様のお腹も落ち着いたところで、これより恒例のゲームに移らせてもらいます。毎年豪華賞品が当たると好評なゲームですが、今年は何と例年よりもさらに豪華絢爛な商品を沢山そろえております。

皆様、恨みっこは無しです。ゲームに勝利した者だけが、この豪華な賞品を手に入れる事ができます。ぜひ張り切ってゲームにご参加ください」


忘年会の余興やゲームは準備に時間がかかる場合がありますよね。司会者は余興開始10~15分前くらいには念の為「余興・ゲーム担当者」に一言声を掛けておくのがおすすめですよ。

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忘年会の流れ7 中締めの挨拶、万歳三唱、一本締め、三本締め

中締めの挨拶ですが、職場によって「挨拶」で終わる会社もあれば、万歳三唱、一本締め、三本締めで終わる会社もあります。あらかじめ「どの終わり方をするのか」先輩や上司に確認しておくと良いですね。


【司会者の台詞例文】

「宴もたけなわではございますが、残念ながら閉会の時間となりました。ここで締めの挨拶(万歳三唱、一本締め、三本締め)を○○部○○課長にお願いしたいと思います。○○課長よろしくお願いします」


ここで1つアドバイスですが、締めの挨拶を行ってもらう上司には「締めの挨拶の10分程前」に「そろそろ締めの挨拶をして頂こうと思うのですが、よろしいですか?」と一言声を掛けておくと良いですね。

事前にお願いしていたとはいえ、アルコールで挨拶の存在を忘れてしまっている人もいます。念のために声を掛けておくと安心ですし、上司からのあなたの印象も良くなりますよ♪

忘年化の流れ8 閉会宣言

長かった忘年会の司会役割もあと少しで終了です。最後まで気を抜かずにやり抜きましょう!


【司会者の挨拶例文】

「本日はお忙しい中にお集まり頂き、誠にありがとうございました。まだまだ名残惜しいですが、この辺で忘年会をお開きとさせて頂きます。皆様、お忘れ物がございませんよう、くれぐれもご注意ください。

また、二次会は○○で開催する予定です。時間の都合がある方はぜひご参加ください。

それでは、1年間お疲れ様でした。どうぞ良いお年をお迎えください」


忘年会 司会の例文!司会進行台本マニュアルまとめ

いかがだったでしょうか?忘年会の司会進行は大変ですが、「事前に経験者から話を聞く事」である程度の流れを知る事ができますよ。

また、司会進行は緊張で早口になりがちですので、深呼吸して一言ずつゆっくりと話すように心掛けると良いですね。

一度家で最初の挨拶だけでもスマホに録音して聞いてみると、どのくらいのスピードで話すのがベストか分かるのでおすすめですよ(*´ω`*)

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