突然ですが、「蚊に刺されやすい人」と「蚊に刺されにくい人」っていますよね。あの違いって何なんでしょうか?
というのも、私と旦那が一緒にいても、なぜか私ばかりが刺されてしまいます。一緒に外を10分くらい散歩していただけでも私は3ヵ所以上刺されているのに、旦那は全く刺されてないというね。
「ムキーッ!なんで私の血ばっかり吸うんじゃーいッ( ゚Д゚)」
って感じです。毎年毎年、夏になると蚊がムカついてしょうがありません。私ばっかり蚊に噛まれるのは、きっと何かしら理由があるはずです。原因がわかれば蚊に刺されない対策も立てられるはず!
というワケで今回は「蚊に刺されやすい人と刺されにくい人の違い」について調べてみましたよ。毎年蚊に異常に刺されてしまうあなた…実はアレが原因だったんです!
蚊に刺される人の特徴は?
まず、蚊にさされる人はそれだけ「蚊から好かれている」という事です。正直、蚊にモテても全く嬉しくありませんよね。どうせなら若いイケメン男性にモテたい(´・ω・`)・・・と、私の心の声は置いといて、肝心の「蚊にモテる条件」としては
・体温が高い
・二酸化炭素の量が多い
・汗かき
・色が黒い
・体臭がクサい or 良い匂い
・その他要素
ここら辺が関係しているみたいですね。んでは、ここら辺も踏まえて、「蚊に刺されやすい人」の具体的な例を見ていきましょう!
蚊に刺されやすい人1 子供や赤ちゃん
子供や赤ちゃんは大人より体温が高めで、おまけに新陳代謝も活発です。新陳代謝が活発という事はそれだけ二酸化炭素をいっぱいだしているという事です。しかも子供って常に動き回ってよく汗をかいていますよね。子供や赤ちゃんはまさに蚊にモテる要素がいっぱいあるんですね。
蚊に刺されやすい人2 妊婦や生理前の女性
一般的に女性は男性より体温が高めなので蚊に刺されやすいです。それに加えて、生理前や妊娠中は女性ホルモンの関係でさらに体温が高くなってしまいます。同じ女性でも体温が高い女性を蚊は好みます。
また、妊婦は皮膚面積も増えますので、蚊からするとそれだけ血を吸いやすくなってしまうんです。
蚊に刺されやい人3 日焼けしている人、もしくは黒い服を着ている人
蚊の視界は白黒で見えているので、基本的に色が濃いものを好みます。さらに黒い服の方が熱を吸収しやすいので、体温も高くなりやすく、蚊に狙われやすいんです。服の色と蚊に刺される割合を調べた実験では「黒、青、赤、褐、緑、黄、白」の順に蚊に刺されやすく、白い服より黒い服の方が3~4倍も蚊に刺されたそうですよ。
もうね、私、今年から夏に黒い服を着るのはやめます。色白な人がうらやましい!
蚊に刺されやすい人4 O型の人
一部ではO型、B型、AB型、A型の順に蚊に刺されやすいとも言われていますが、別の実験結果も出ていますし、残念ながら根拠はありません。蚊に刺されやすいかどうかは血液以外の要素も深く関係してくるので、O型で刺される人もいれば、逆に全く刺されない人もいます。蚊からしたら重要度は「血液型<その他の要素」なのでしょう。
蚊に刺されやすい人5 運動直後の人
運動直後の人は呼吸回数が増え二酸化炭素をたくさん出しますし、汗もかいていますよね。蚊は汗に含まれるアセトンや乳酸などの物質が大好きです。夏場に運動する時は、汗をあまりかかない軽めの運動にとどめておいた方が良さそうです。
蚊に刺されやすい人6 アルコールを飲んだ人
アルコールを飲むと皮膚の血管が広がり、体温が上昇します。汗もかきやすくなりますし、二酸化炭素の排出量も増えるので蚊に刺されやすくなるんです。また、ビール等には炭酸…つまり二酸化炭素が含まれていますので、なおさら蚊のターゲットになりやすくなります。夏場のビールは最高ですが、蚊に狙われたくない人は飲む量を減らした方が良いかもしれません。
蚊に刺されやすい人7 化粧や香水を付けている人
化粧や香水には一部蚊が好む香りが含まれたものがあります。具体的にどの香水を蚊が好むのかは不明ですが、蚊に狙われやすい人はお化粧や香水を変えてみるもの手ですね。蚊に刺されやすい人8 体臭がきつい人
なんでも蚊は細菌のクサい匂いやフェロモンの良い匂いにつられてやってくるんだとか…。特に足の匂いが強烈な人に寄ってくるらしいので、足がクサいと自覚がある人は入浴の時によく足を洗いましょう。私も気をつけなきゃ・・・(/ω\)
蚊に刺されやすい人9 太っている人
太っているとどうしても体の面積が広くなりますので、蚊に刺されやすくなります。あと、ぽっちゃりさんは夏に汗をかきやすい傾向がありますので、そこも蚊にモテる要因かと思います。が、私と夫に関しては、夫の方が太っていて汗もかいているのに、なぜか私の方がよく蚊に狙われます。体温や色の黒さが原因かしら?
蚊に刺されやすい人10 ストレスがない健康な人
蚊は人がストレスを溜めた時に分泌する成分を嫌います。ですので、ストレスがない健康な人を好きになってしまいます。きっと健康な人の血のほうが美味しいんでしょう。ある意味、蚊に好かれているという事は健康である証拠なのかもしれません(笑)
蚊に刺されにくい人の特徴って?
蚊に刺されやすい人がわかったら、じゃあ「蚊にさされにくい人の特徴は何なんだ?」と思いますよね。基本的には蚊に刺されにくい人は「蚊に刺されやすい人と正反対の特徴を持った人」になります。つまり、
・色白の人
・汗をかかない人
・男性(一般的に女性より男性の方が体温が低め)
・お酒を飲まない人
・痩せている人
・無臭の人
・高齢者
・A型の人
・ストレスが溜まっている人
こんな感じですね。どうやっても変更できない項目もありますが、いくつか努力次第で改善できそうな物もあります。特に子供や妊婦は蚊に刺されて「デング熱」になると重症化しやすい傾向があるんですよ。予防対策はしっかり行いたいですよね。
→『デング熱の初期症状と治療法!子供が感染したら予防対策はどうする?』
蚊に刺されやすい 対策はどうする?
さてさて、上記で述べた「蚊に刺されやすい人と刺されにくい人の特徴」を踏まえ、蚊に刺されない為にできる予防対策を考えてみましたよ!以下の内容を実施すれば、あなたも蚊から狙われなくなるはず!
・夏は日焼け対策をガッツリ行う。
・服の色は「白」が基本。もしくは色が薄い服を着る。
・長袖長ズボン等を着て、肌の露出を避ける。
・できるだけ激しい運動は避ける。
・夏は思い切って禁酒してみる。
・汗をかいたらこまめに拭き取る
・太っているならダイエットで痩せる
・香水や匂い付きの化粧品の使用は避ける
・体臭がキツい人は匂い対策を(入浴時によく洗う。お肉やニンニク等体臭がきつくなる食べ物は避ける)!
・時にストレスに感じる仕事も積極的にこなしてみる(ただし、負担になりすぎると他の病気になるので注意です!)
あと、その他にこんな対策もありますよ。
・扇風機やエアコンの前に座る(蚊は飛ぶのが下手なので、少しの風でも飛行困難になるので)
・蚊が吸血する時間帯は特に注意(アカイエカは夕方~夜。やぶ蚊は昼~夕方にかけて吸血します)
・いっそ、マンションの高層階に引っ越す(5階以上になると蚊が飛んでこれない)
・蚊帳の中で過ごす
・蚊対策グッズをフル活用
・水が溜まりやすい水槽や植木鉢を庭などに置かない
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蚊に刺されやすい人と刺されにくい人の特徴って?対策まとめ
いかがだったでしょうか?蚊から好かれるポイントは1、二酸化炭素を多く出している
2、体温が高い
3、体臭がキツイ
4、汗かき
5、色が黒い
ここら辺にあります。ちょっとした工夫で改善できる項目もありますので、これらの特徴を持った人は蚊の予防対策をしっかり行いましょう。