日本に住んでいると避けられない震災の1つが「地震」です。私も地震にあった経験がありますが、いざ地震になると何をしていいかわからず、揺れが収まるまでパニックになるだけでした。
日本はどうしも地震が起きやすいです。
正直、いつ地震が起こっても不思議ではありません。もしかしたら明日、明後日にも地震が起こるかもしれません。そして地震で家が潰れてしまったら・・・長い避難所生活が始まります。
ただでさえ家以外の場所で過ごすのはストレスなのに、何の準備もしていなかったら本当にツライですよね。
ですので、日頃から災害に備える事が大切です。
今回はもしも地震や台風等の災害が起きた時のために「防災グッズリスト一覧」をまとめてみました。備えあれば憂いなし。いざという時のために、きっちり地震対策として準備しておきましょう。
防災グッズリスト 最低限準備しておく持ち物はコレ!
防災グッズは2つに分けて用意するのがおすすめ
地震時の持ち物ですが、できたら持ち物は
(1)地震時すぐに持ち出せる携帯用防災グッズ
(2)避難所の生活で必要な防災グッズ(地震が落ち着いた後に、1度家に帰り再度持ち出す)
この2つに分けて準備しておくのがおすすめです。
大きな地震が起きた時、1番大切なのは「荷物の確保」より「身の安全の確保」です。特に妊婦や赤ちゃんがいる家庭、高齢者等は重い荷物を持って急いで避難するのは体力的に難しいですよね。
ですので、まずは「(1)最低限の持ち物」だけを持って急いで避難しましょう。その後、ある程度揺れが落ち着いたらもう1度家へ戻り、「(2)避難所生活で必要な防災グッズ」を持ち出すと良いですね。
また、防災グッズを詰め込む「非常用袋」は、両手が使えるようにリュックサック等後ろに背負えるものを準備しましょう。
あと、「(1)最低限の携帯用持ち物」はいつでも取り出せるよう玄関の近くに、「(2)避難所生活用防災グッズ」は外の物置等に保管するのがおすすめです。もし(2)を家の中に保管していたら、家が潰れてしまった場合取り出すのに苦労しますものね。
防災グッズリスト 最低限備えておきたい物
まず、「震災時すぐに持ち出せる非常用袋」には以下の物を入れておきましょう。1人暮らしでも、家族と一緒に住んでいても、この持ち物は変わりませんよ。誰でも最低限用意しておきたい防災グッズです。
・現金(1000円札×10、100円玉×10、10円玉×10 / お店での釣銭切れを考慮し、お札は1000円札で準備しましょう。また、公衆電話を使わないといけない場合のために100円、10円の小銭を少し多めに準備しておきましょう)
・水(500mlペットボトル数本)
・非常食(缶詰、飴、ビスケット)
・ティッシュ、ウェイトティッシュ
・タオル(2~3枚)
・懐中電灯
・カイロ(防寒具)
・ホイッスル、笛(救助を呼ぶ為に使います)
・家族の写真(はぐれた際の確認用です。裏に名前、生年月日、血液型も記入しておくと良いですね)
・携帯用充電器
・電池
あと、その他、家を出る際にこれらの物も持ち出すと良いですね。
・身分証明書(運転免許証等)
・印鑑、保険証、預金通帳等の貴重品
・携帯電話、スマホ
・服薬している薬
ちなみに非常時は「身分証明書」があれば「預金通帳」無しでも現金の引き出しが可能です。なので「預金通帳」は必要ないですよ。
が、残念な事ですが、最近は地震などの災害時に空き巣に入る犯罪者がいる事も事実です。時間に余裕があるようなら通帳等の貴重品も携帯するのがおすすめです。
とはいえ、「命>お金」です。地震によって「今すぐ逃げた方が良い」と感じた時は荷物の事は放っといて、すぐに避難しましょう。あなたの身の安全が最優先事項ですよ。
地震時の持ち物 避難所用リスト
次に、1度家に帰って持ち出す「避難所へ持って行く持ち物リスト」を紹介します。避難所生活はいつまで続くか分かりません。長い避難所生活になった時に備え、しっかりと準備しておきましょう。ちなみに上記した非常用持ち物リストと重複する物は省いても構いませんよ。
地震時の防災グッズリスト1 防災用品
・携帯ラジオ (手巻きの放電式が便利です。最近の物は携帯の充電機能が付いている物もあります)
・懐中電灯
・軍手(避難所で物を運んだりする時に使います)
・防災ずきん(ヘルメット)
・非常用の簡易トイレ
・手動の携帯充電器
・ろうそく
・マッチ
・電池
・笛(ホイッスル)
特に重要なのは頭を守る物です。ヘルメットはかさばるので、防災ずきんの方がおすすめです。あと、ネット上で防災グッズとしてよく見かける「ロープ」は使う場面がないので、必要ないです。
地震時の防災グッズリスト2 貴重品・身分証明書
・現金(家族が1週間過ごすのに必要な金額を千円札と小銭で準備)
・預金通帳や有価証券のコピー
・健康保険証のコピー
・印鑑
地震時の防災グッズリスト3 非常食
・飲料水(1人1日3リットルが目安です。できたら3~4日分は用意しておきたいところです。期限が切れた物もトイレの流し用として使えますので、捨てずにとっておきましょう)
・缶詰
・レトルト食品
・インスタント食品
・ビスケット
・氷砂糖
非常食は賞味期限が長い物をストックしておき、普段の食事として古いものから消費しつつ入れ替えていきましょう。消費期限が2~5年あるものが良いですね。缶詰用の缶切りも忘れずに準備しておきましょう。
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地震時の防災グッズリスト4 医薬品
・常備薬
・三角巾
・ガーゼ
・包帯
・絆創膏
・はさみ
・ピンセット
・消毒液
・整腸剤
・鎮痛剤
その他、赤ちゃん、子供、高齢者、障害者のいる家庭は必要な薬、医療機器を別途用意してください。
地震時の防災グッズリスト5 衣類関係
・重ね着できる衣類(長袖も準備)
・下着
・防寒具(毛布はかさばるのでブランケットがおすすめ、カイロも忘れずに)
・雨具
・タオル(大小2~3枚)
着替え用に家族全員の2~3日分の衣類を準備しておきましょう。できたら下着は使い捨てを多めに準備しておくと助かりますよ。
地震時の防災グッズリスト6 その他
・ティッシュ
・ウェイトティッシュ(避難所でよく足りなくなる物です。多めに準備しておくのがおすすめです)
・トイレットペーパー(芯を抜いておくとかさばりません)
・生理用品(止血としても使えます)
・歯磨き用品(旅行用でOK)
・爪切り
・スリッパ
・筆記用具とメモ帳
・ゴミ袋
・メガネ(衛生上コンタクトは厳しいです)
地震時の防災グッズリスト7 避難所が快適に過ごせる物
・耳栓
・安眠マスク
・携帯枕
・文庫本
・音楽プレイヤー
・インスタントコーヒー(コップ付/飲んだ後、洗う必要がなくそのまま捨てれるので便利)
地震時の防災グッズリスト8 赤ちゃん、幼児がいる人は
・粉ミルク
・哺乳瓶
・離乳食
・オムツ
・お尻拭き
・水筒
・お気に入りのオモチャ
普段からマザーズバッグに入れておくと、地震時にすぐ持って避難できますよ。また、粉ミルクは赤ちゃん以外にも大人の栄養補給としても使えます。
地震時の防災グッズリスト9 ペットがいる場合は
・ペットフード
・トイレ用砂、シート
犬や猫のペットがいる場合、避難所はペット禁止の場所も多いです。いざという時、ペットをどうするか真剣に考えておきましょう。
あるいは、テント等を別に準備し、避難所以外の外でペットと一緒に過ごすという方法もありますが、冬場は厳しいです。やはり、もしもの時、ペットを預ける場所等を確保しておくと良いですね。
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地震時の防災グッズリスト一覧まとめ
いかがだったでしょうか?地震や土砂災害はいつ起こるかわかりません。もしもの時あなた自身や家族を守る為、最低限の備えは必要です。また、防災グッズは緊急用と避難所生活用の2つに分け、緊急用は玄関の近くに、避難所生活用は外の物置等に保管しておくと便利ですよ。