夏になると強くなる紫外線。こんな時、油断すると日焼けしちゃう場所が「唇」です。
私、学生の頃に海に1日泳ぎに行ったら、日焼けで唇が腫れてヒリヒリ痛くなっちゃったことがありましたよ。他の場所にはばっちり日焼け止めを塗っていたのですが、唇の存在は忘れていました。
お蔭で唇がまるで「たらこ」のような酷いありさまに・・・(´;ω;`)
唇の日焼けは顔なので目だって嫌ですよね。私も「たらこ唇」の時は学校に行くのが嫌でしたもん。
そこで今回は「日焼けした唇の治し方」を紹介しますよ。日焼けした唇は正しくケアしないと、逆に悪化してしまいます。ここで「日焼けした唇の正しい対処法」を勉強しましょう。
唇日焼けの治し方 ヒリヒリ痛みや腫れの正しいケア方法
日焼けで唇がヒリヒリ痛んだり、ぷっくり腫れあがってしまった場合、正しいケアを行えば数日で元の唇に戻りますよ。
それでは具体的な「日焼け唇の治し方」を見ていきましょう!
1、氷や保冷剤で冷やし、腫れをしずめる
まずは氷や保冷剤をあて、唇を冷やし、日焼けした後の腫れをしずめましょう。唇が腫れている状態で他の処置を行ってもあまり効果は得られません。最初に唇を冷やして腫れを取り除きましょう。
唇を冷やす時は、氷や保冷剤を直接口に当てるのではなく、タオルに巻くか、水と一緒にビニール袋に入れ「氷水」にしてからあてると良いですね。
2、白色ワセリンを唇に塗り、油分を補給する
唇の腫れがひいたら、白色ワセリンを日焼け後の唇に塗りましょう。オリーブオイルでも良いのですが、保湿力の高い白色ワセリンの方がおすすめです。
白色ワセリンは薬局で安くで買えますよ。夏場の日焼け以外にも、冬場の乾燥でカサカサに荒れてしまった唇や手なんかにも使えるので1つ購入しておくと、いざという時に助かります。
白色ワセリンを塗ってしばらくすると、唇がカサカサしてくるので、何度か白色ワセリンを塗り、潤いをキープしましょう。
3、唇の皮がむけてきたら、指で優しくマッサージ
もし、途中で唇の皮がむけてくるようなら、指の腹を使って優しくくるくると円を描くようにマッサージしましょう。余計な皮が自然と剥がれてきます。
この時、間違っても指で皮を引っ張ったらダメですよ。唇が切れて腫れが悪化してしまいます。
4、唇に白色ワセリンを塗り、サランラップで5分ほどパックする
日焼けした唇へ潤いが戻ってきたら、再度白色ワセリンを塗ったあと、サランラップで5分ほどパックしましょう。
パックする時はパック中も息ができるように、サランラップの中央に少し穴を開けておくと良いですね。
お風呂に入って湯船につかりながら行うと、さらに保湿力が高まり効果的ですよ。
5、寝る前も唇に白色ワセリンを塗って寝る
夜寝ている間のケアも忘れてはいけません。夜は成長ホルモンが出ており、肌のターンオーバーが活発になるので荒れた唇が治りやすい時間帯です。
この夜の時間帯を有効活用するためにも、寝る前に唇に白色ワセリンを塗り、お布団に入ると良いですね。
これらのケア方法を数日続けるだけで、日焼けして腫れあがった唇は元に戻りますよ。後は、バランスの取れた栄養のある食事をしっかり摂り、夜にぐっすり眠るだけです!
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唇の日焼けに蜂蜜は逆効果!?
昔からよく「日焼けした唇には蜂蜜を塗るのが効果的」と言われていますが、実はこれ間違いです。私は以前、日焼けした唇に蜂蜜を塗って寝たことがあります。次の日起きたら、ますます唇が腫れあがり、
見事な「たらこさん唇」になっていましたよ。
もうね、学校に行くのがつらくてつらくて、か~な~り~ショックでした(ノД`)・゜・。
なぜ日焼け後の唇に蜂蜜は厳禁かというと、水分には「濃度が薄いところから濃度が濃いところへ移動する性質」があるためです。
濃度が違うもの同士が接していると、自然と同じ濃度になろうとするんです。
ですので蜂蜜を唇に塗ると、唇の中の水分が糖度が高い蜂蜜の方に移動してしまい、
カラカラになった唇がますます腫れあがってしまうんです。
もしすでに蜂蜜を日焼け後の唇に塗ってしまった人は、すぐに洗い落として白色ワセリンに変えましょう。白色ワセリンでも効果がないようでしたら、早めに病院へ行くことをおすすめします。
蜂蜜以外にも、日焼けした唇には清涼感の強い歯磨き粉、香辛料などの刺激物、口紅、オーガニック系以外のリップ、なんかも腫れや痛みを悪化させる原因になります。注意しましょうね。
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唇の日焼け こんな時は病院を受診しましょう
唇の日焼けでこんな症状があったら、自己判断せずに病院へ行きましょう。痛みや腫れがひかない
自宅でケアして数日たっても日焼け後唇のヒリヒリした痛みや腫れが引かない場合は、「ケアの方法があなたの体質に合っていない」ということです。
これ以上、自分でケアしても効果は期待できません。むしろ悪化する可能性もありますし、もしかしたら日焼けではなく、何か他の病気かもしれません。
悪化する前に早めに病院を受診した方がよさそうです。受診する科は「皮膚科」ですよ。
水泡やブツブツがある
水疱や水ぶくれ、ブツブツがある場合はもしかしたら日焼けではなく、「口唇ヘルペス」かもしれません。
日焼けでも水泡はできますがとても珍しく、どちらかというと「口唇ヘルペス」や「その他の病気」を疑った方が良いです。
もし、ヘルペスだったら他人に移ってしまう可能性があります。
・唇の水疱を指や針でつぶさない
・コップの回し飲みはやめる
・お風呂は最後に入る
・タオルは家族と別のものを使う
・コップの回し飲みはやめる
・お風呂は最後に入る
・タオルは家族と別のものを使う
これらの事に気を付けて、早めに受診しましょう。口唇ヘルペスは病院でお薬を処方してもらうと、すぐに良くなりますよ。
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化膿して膿がでている
唇が化膿して、膿が出ている時は、日焼けがかなり悪化しているか、やはり「口唇ヘルペス」の可能性があります。どちらにしろ自己判断で自分でケアを続けていると、ますます悪化し
最悪の場合、跡が残ってしまう危険があります。
できるだけ早めに皮膚科へ行った方が良いでしょう。
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唇の日焼けの治し方 まとめ
いかがだったでしょうか?日焼けした唇は正しいケアを行うと、数日で治ります。ケアする時は蜂蜜ではなく、白色ワセリンを使うのがポイントですよ。
唇に水泡や膿が出てきている時は「口唇ヘルペス」の可能性があります。放置していると悪化してしまうので、早めに病院を受診しましょう。