熱中症の症状 頭痛、下痢、寒気、発熱はあるの?対処法は?

夏の暑い時期、屋外で作業仕事やスポーツをしていたら、夕方、家に帰ってからなんだが気分が悪い。

・頭がガンガン痛む
・下痢やおう吐、吐き気が止まらない
・なんだか寒気までしてきた
・熱を測ったら微熱まである


「あれ?これってもしかして熱中症?」


そう思っちゃったあなた。ここでは「熱中症の症状(頭痛、下痢、寒気、発熱)」について、それぞれ詳しくまとめていますよ。

熱中症は年間5万人以上の人が救急車で緊急搬送されていて、最悪、命を落としてしまう「とても怖い病気」です。

ですので、頭痛や下痢、寒気、発熱等の初期症状が現れた時点で、「正しい対処」をするのが大切なんですよ。ぜひあなたもここを読んで、「正しい対策」を行い熱中症が悪化する前に早く治してくださいね(`・ω・´)

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熱中症の症状1 頭痛

キリキリと痛む頭・・・本当に辛くて耐えきれませんよね。もしかしたらあなたは「熱中症と頭痛って関係あるの?」と思われるかもですが、


頭痛も立派な熱中症の症状です。


というのも、夏に大量の汗をかいたにも関わらず適切な水分補給ができないと、脱水症状になってします。するとどうなるかというと、血管内の血液がドロドロになり、脳に充分な栄養が行きわたらず、頭痛が起きてしまうんです。

頭痛の程度にもよりますが、ガンガンと割れるように頭が痛む場合、既に初期症状を通り越して「熱中症の中度症状」にまでなっています。中度症状というと、かなり症状が進行して「危険信号」が鳴っている状態です。

放っておくと更に症状が進み、熱中症が重症化してしまう可能性がありますので、早めに病院を受診してください。どうしても何か事情があり病院に行けない場合は、以下の点に気を付けてゆっくりと休んでくださいね。

・涼しい冷房が効いた部屋へ移動する
・衣類を緩める
・スポーツドリンク等で小まめに水分補給する


それから、熱中症で頭痛が酷い場合、一人になるのは危険です。症状が悪化すると意識障害を起こす可能性がありますので、症状が回復するまではできたら誰かに付き添ってもらいましょう。

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熱中症の症状2 下痢や嘔吐、吐き気、腹痛

熱中症と「下痢や嘔吐、吐き気、腹痛」等は無関係な感じがしますが、実はこれらの症状も数多くある「熱中症の症状」の1つになります。ただし、熱中症の頭痛が「水分不足」で起きるのに対し、


下痢や嘔吐は「水分の取りすぎ」が原因で起こります。


「熱中症の対策には水分補給が大事なんじゃないの?」

そう思った方もいるでしょう。はい、その通りです。熱中症を予防するには「適切な水分補給」・・・つまり「塩分やミネラルが含まれた水分」を飲む事が大切なんです。


ここまで言うと、ピンときた人もいるでしょう。


汗を多くかいた状態で「塩分やミネラルが含まれていない水分」を飲みすぎると、体内の水分バランスが崩れ深刻な「塩分・ミネラル不足&水分過多」になってしまいます。

するとどうなるかというと、体が「塩分・ミネラル・水分のバランス」を元に戻そうとして、体内に多くなり過ぎた水分を体外へ排出しようとするメカニズムが働きます。


結果、「下痢や嘔吐症状」が引き起こされるというワケです。


ですので、下痢や嘔吐症状がある場合の対処法としては「スポーツドリンク等の塩分・ミネラルが含まれた水分補給」が大切ですよ。

ちなみに、もし吐き気や嘔吐症状が強すぎて水分を飲めない場合、病院で点滴を受ける必要があります。ですので、どうしても自力で水分補給ができない人は病院を受診してくださいね。

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熱中症の症状3 寒気、悪寒

熱中症というと「暑さで体内温度が上昇して発熱や発汗症状がある」というイメージですが、実は


熱中症で寒気が起こる時もあるんです。


熱中症で寒気が起こる原因は「自律神経の乱れ」が原因です。自律神経は「熱い時は汗を流し体温を下げ、寒いときは体を震わせて体温を上げる」という風に「私たちの体温の調整」を行っています。

その自律神経が故障してしまうと、体が勘違いを起こして「熱中症なのに寒気を感じる」という症状が起きてしまうんです。

自律神経は屋外で無理な運動をした時にも起こりますが、それ以上に「室内で冷房の当たりすぎ(冷房症)」や逆に「湿気の多い部屋でクーラーも入れずに休んだ時(隠れ脱水症)」に起こりやすいです。

「熱中症になるような事をした覚えがない」という場合でも出やすい症状ですので、注意が必要ですよ。

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熱中症の症状4 発熱

発熱は「もろ熱中症の症状」というイメージですよね。

発熱の症状が出た場合、「熱中症が原因で発熱が起こっているのか?それとも他の病気なのか?」と悩んでしまいませんか?特に相手が子供だと症状をうまく伝えられない為、何の病気なのか判断が付きにくいですよね。

熱中症の発熱と他病気での発熱の見分け方ですが、


熱中症の発熱は「すぐ症状が現れる」という事です。


例えば、日中に炎天下でスポーツをしたら、ほぼ「その日のうち」に頭痛や発熱といった症状が現れます。翌日以降に熱が出るという事はまずありません。

ですので「発熱した当日に熱中症になるような事をした覚えがない」場合は、原因は熱中症ではなく、夏バテや夏風邪といった他の病気の可能性が高くなります。

もし他に気になる症状がある時や、高熱が続く場合は早めに病院を受診するのがおすすめですよ。

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熱中症の症状 頭痛、下痢、寒気、発熱はあるの?対処法まとめ

いかがだったでしょうか?熱中症になると「頭痛、下痢、寒気、発熱」等が現れる場合もあります。

「疲れているのかな?」と思ってきちんと対処しないと症状が悪化し、熱中症が重症化してしまうので、早めにゆっくり休んでくださいね。症状が酷い時は病院を受診する事も忘れてはいけませんよ!


あと、もし軽い頭痛や吐き気、寒気のみで「はっきりとした熱中症の症状」がなく、「なんとなく気分が悪く食欲がない」という場合は熱中症ではなく「夏バテ」という可能性もあります。

その際は、十分な休息をとれば比較的早く良くなるので、とにかくゆっくり休んでくださいね。

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