熱中症で頭痛が続く時の正しい対処法は?夏バテ対策で早く治る!?

エアコンの効いた部屋で仕事をしたり、炎天下の中で作業をしていたら、夕方や夜に頭痛がしてきた。「熱中症かな?」と思って水分補給を小まめに行っているけど、中々治らない。というか、むしろ頭痛が酷くなってきて


「熱中症の頭痛が続いて辛い!!」



という事はありませんか?熱中症のガンガン、キンキンとする頭痛。本当に辛いですよね。体のだるさや微熱ならまだ耐えられますが、頭痛だけは続くと本当にキツイです。

そこで今回は「熱中症で頭痛が続く場合の対処法」について紹介しますよ。正しい対処法を行って辛い頭痛を早く治してしまいましょう♪

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熱中症で頭痛が続く事ってあるの?

頭が痛いのは本当に熱中症の症状?

中には「こんなに頭痛が続くなんて本当に熱中症なんだろうか?もしかしたら他の病気じゃないんだろうか?」と思っている人もいるかもしれません。

熱中症と他の病気の見分け方ですが、基本的に熱中症になりやすい環境にいた心当たりがあり、


「その日のうちに症状が出たら熱中症の可能性が高い」


と考えてもらって大丈夫です。というのも、熱中症は「すぐに症状が現れる」のが特徴です。

たとえば「クーラーの効いた部屋で長時間水分補給も取らずに仕事をした」、「真夏に屋外でスポーツをした」こういった経験があり、その日のうちに頭痛や嘔吐、下痢などの症状が出たら、熱中症を疑いましょう。

が、もし、「熱中症になりやすい環境」にいた心当たりがあっても、数日後に頭痛が始まった場合は、熱中症ではなく他の病気の可能性が高いです。この場合、いくら熱中症対策を行っても頭痛は改善されませんので、できるだけ早く病院を受診しましょう。

ちなみに、熱中症の症状としてよく出やすいのは「頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、発熱」等です。が、熱中症の症状は他にもたくさんあり、人によって出方が違います。

ですので、症状が明らかに熱中症ではない場合(咳、鼻水、喉の痛み)を除いて、熱中症になりやすい環境で過ごした後すぐに具合が悪くなったら、まずは熱中症を疑った方が良いでしょう。

頭痛以外の熱中症症状が気になる人は以下の記事を読んでみてくださいね。

→『熱中症の症状と対策!屋外と屋内での予防方法は?大人と子供では?


熱中症の頭痛が続く事ってあるの?

熱中症の頭痛が続く期間ですが、もともと健康な人で正しい対策を行っていた場合、


数日~1週間程度で良くなります。


以前、私が熱中症になった時は3日程度で治りましたよ。んが、人によっては頭痛が出た翌日には治る人もいますし、1週間以上経ってもズキズキとする頭痛が継続する人もいます。

この違いは何なのかというと、考えられる原因は

・正しい熱中症対策を行えていない
・夏バテ気味で元々の体力が落ちていた
・そもそも違う病気にかかっている


大体ここら辺になります。それではそれぞれ、詳しい対策を見ていきましょう。

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熱中症の頭痛 対処法で正しいのは?

まずは基本中の基本「熱中症の正しい対処法」からです。熱中症になった場合、どんな症状が出ようとも基本的な治療法は変わりません(重症化している場合を除く)。

熱中症の症状が現れたら、以下の方法でゆっくりと休みましょう

・エアコンが効いた部屋へ移動(26~28℃がベスト)
・衣類は緩めるか、ゆったりとした服を着る
・こまめに水分補給を行う(その際、塩分が含まれた水分を取るようにしましょう)


以上が「熱中症対策の基本中の基本」です。特に気を付けたいポイントは「水分補給」です。いくら水分補給が大切だからといって「ただの水」だけを取ると、かえって脱水症状や下痢症状が出てきて、よけい頭痛が酷くなる事があります。

必ず水分と一緒に「塩分」を摂取するようにしましょう。詳しくは以下の記事を読んでくださいね。
→『熱中症の飲み物でおすすめは?最適な温度や手作りレシピも紹介!


また、辛い頭痛だと「市販の頭痛薬」に頼りたくなりますが、これらの頭痛薬だと一時的に頭痛が和らいでも「根本的な対策」にはなりません。どうしても頭痛に耐えられない時は、きちんと病院を受診し、処方された薬を飲むのがおすすめですよ。
→『熱中症の頭痛の治し方!効果的な頭痛薬や症状が続く期間は?

夏バテと熱中症 頭痛症状の違いや対策は?

元々夏バテ気味だった場合、熱中症の頭痛症状も長引きやすいです。そもそも、夏バテと熱中症はとてもよく似ています。敢えて夏バテと熱中症の違いを述べるとすると


熱中症の方が症状が重い


といった感じでしょうか。あと、夏バテはジワジワと症状が出てくるのに対し、熱中症は一気に症状が現れるのも特徴の1つです。もし、元々

・食欲がない
・体がだるい
・食事が偏っていた
・ビールやジュースばかり飲んでいた


このような状況があったなら、「熱中症対策+夏バテ予防対策」も行った方が頭痛の治りは早いですよ。具体的には下の記事を読んでみてくださいね。
→『夏バテ対策 食べ物や飲み物、運動、冷房で注意したい12の事!


あと、食事メニューを改善するだけでも「夏バテ&熱中症予防」としては有効ですよ。熱中症で頭痛が酷い時は食事を摂るのも嫌になりますが、症状が落ち着いてきて食欲が出てきたら以下のようなメニューに挑戦してみてくださいね。
→『夏バテ予防の食事メニュー!夏バテ対策に効く食べ物はコレ!


それでも頭痛が治らない場合、実は「熱中症以外の病気」という可能性もあります。頭痛の種類によっては「怖い病気」の可能性もありますので、できるだけ早めに病院を受診しましょう。

病院から処方された薬を飲むと、熱中症も早く治りますよ。が、「病院から処方された薬を服薬し続けているのに頭痛が治らない」という場合は、セカンドオピニオンとして他病院を受診するのもおすすめですよ。

熱中症の頭痛が続く場合の正しい対処法まとめ

いかがだったでしょうか?熱中症の頭痛が続く場合、原因は「もともと夏バテ気味だった事」と「正しい対処法を行っていない事」が原因です。

熱中症&夏バテ対策をしっかり行えば、嫌な頭痛も早く完治しますよ。

が、どうしても症状が治まらない場合は「熱中症以外の病気」の可能性も高いですので、早めに病院を受診してくださいね。あなたの頭痛が早く良くなりますように…。

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