「天は赤い河のほとりのその後ってどうなったの?」
「ユーリとカイルの最終回のネタバレが知りたい」
「二人の未来の話ってある?」
篠原千絵先生の代表作の1つ『天は赤い河のほとり』。
私はリアルタイムで『少女コミック』で読んだのですが、もう毎回ハラハラドキドキで楽しませて頂きました。
当時も楽しかったのですが、大人になって読み返すとまた違った視点でも読めて楽しいんですよね。
何年経っても色あせない神マンガ…それが『天は赤い河のほとり』です。
さて、この『天と赤い河のほとり』ですが、最終回後の2人はどうなったのでしょうか?
今回は『天と赤い河のほとりの最終回とその後』についてイロイロと紹介しようと思います。
『天は赤い河のほとり』ファンの皆さんはぜひ読んでみてくださいね。
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天は赤い河のほとり最終回の結末は? ネタバレあり
その後の話の前に、最終回のアラスジと感想を紹介しますね。ガッツリとネタバレしていますので、ネタバレが嫌な人は回避してください。
『天は赤い河のほとり』はコミック28巻で最終回となっています。
最終回ではついにユーリがタワナアンナの位を継ぎ、カイルの唯一の正妃としてヒッタイト皇妃になりましたよね。
序盤のユーリを思い出すと、人間的にも大きく成長したなぁと感慨深いものがあります。
(当時はただひたすら感動したのですが、今読むと親目線で『元々中学生の女の子がこんなに頑張って…!』と涙が出てきてしまいます。いや、本当によく頑張った!)
そして、最終回ではカイルからのプロポーズもありました!
もう、二人のラブラブっぷりに管理人は悶絶です。
イチャイチャしてくれるの嬉しいですよね。
しかも最後の最後にユーリが妊娠していることもわかり…。
過去に一度カイルとの子供が流れてしまい、その時の苦しみがわかるからこそ感動でした。
母となった今、子供を流産してしまう辛さも、そして新しく授かる嬉しさもわかるので。
本当に良かったなぁと感動でした!
と、最終回はこんな内容なのですが、次からは『二人のその後』についてお話しましょう。
天は赤い河のほとりのその後は? ネタバレあり
天は赤い河のほとりのその後の二人が読めるのは、最終回が収録されているコミック28巻の番外編ですね。- キックリの一日
- カッパドキア奇譚
- オロンテス恋歌
一つずつ詳しく見ていきましょう。
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↑『天は赤い河のほとり』全巻セット。大人買いしてゆっくり読み直すのも良いですね。キックリの一日
馬事総監となったキックリの一日の様子を描いた話です。キックリはハッティの三姉妹の双子「リュイ・シャラ」の二人を妻として一緒に暮らしています。
ちなみに三姉妹の長女ハディは独り身でお局様的な女官長となり、キビキビと仕事をしています(笑)。
この話のなかで、ユーリとカイルの子どもが4人いることがわかります。
男の子3人と女の子1人ですね。
子供達を寝かしつけたあとに、カイルの元で眠るユーリ。幸せそうです。
あ、そうそうキックリと双子の間には、男の子2人(双子)、女の子2人(双子)の子どもがいましたよ。
こちらもなんだかんだで幸せそうでホッコリとしました。
カッパドキア奇譚
男たちに襲われている少女トゥーイを見つけたユーリ。間に入ると、トゥーイは娼館から逃げ出した少女だという。
男たちにトゥーイの身柄と引き換えに指輪を渡そうとするが、男たちはユーリまで一緒に連れ去ろうとする。
トゥーイを連れ一緒に逃げるユーリ。
トゥーイから、娼館で客を取る前に故郷の初恋の相手に会いたいという話を聞き…。
この話では、ユーリとカイルの息子である「皇太子デイル」が登場します。
母親であるユーリを迎えにきて、勝手な行動は慎んで欲しいとお説教するディル。
母親思いの良い子ですね~。
そして、まぁまぁの年齢になるはずなのに容姿が全く衰えていないユーリ。羨ましすぎる(笑)
最後は上手く話しもまとまり、ハッピーエンド。
親子の微笑ましいやり取りも見れて満足でした。
オロンテス恋歌
こちらはカイルとユーリが亡くなった後のお話です。主人公はユーリの孫となるハットゥシリ3世の第一皇女ユーリ・ナプテラ。
生まれた時からエジプトのラムセス2世の妻となることが決められていたユーリ。
そのことが自分の使命だと感じていたが、ある日マリバスという青年に出会い、互いに惹かれていく。
国を出て自由に生きるというマリバスを羨ましく感じるユーリ。
マリバスに「一緒に来るか?」と聞かれるが、エジプトに嫁ぐことが決まっているユーリは誘いに頷くことができなかった。
ついに婚姻のためにエジプトへ向かったユーリ。
夫となるラムセス2世の息子達の中にマリバスの姿を見つけ…。
ユーリとカイルの孫のお話です。
ユーリ(孫)の選択は賛否両論あるかもですが、最終的に丸く収まって良かったです。
このお話は生きている時のユーリやカイルは出てきませんが、二人の影響ってすごく大きかったんだなぁと感じさせる内容になっています。
やっぱり二人は偉大だよ…。
そして二人の子孫である孫ちゃん達もそれぞれの道を選んで歩んでいくのが良いですね。
こんな素敵な話を生み出してくれた篠原千絵先生…本当にありがとうございました!
天は赤い河のほとりには外伝もある?
実は『天は赤い河のほとり』には外伝と呼ばれる小説があります。こちらは未来の話ではなく、ユーリが古代ヒッタイト帝国にやって来る前の過去話ですね。
カイルとザナンザの友情の話、そして「キッシュ、ミッタンナムワ、ルサファ」のそれぞれがどうやってカイルの部下となったのかの話ですね。
篠原千絵先生書下ろしの内容になっていますので、気になる人は要チェックです。
というか、『天は赤い河のほとり』ファンなら読んで損はないかな、と思います!
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