「唇の水ぶくれが痛い!」
「ヒリヒリ、ピリピリ、とにかく痛い!!」
「ものすごーーーーく痛い!!」
「誰でもいいから早くなんとかしてくれー(ノД`)・゜・。」
以上、唇に水ぶくれができた時の私の叫びです(笑)
本当、唇にできた水ぶくれって痛いし、唇の外側だと見た目悪いし、マスク付けたら擦れて痛いし最悪ですよね。かといって唇の内側にできた水泡もご飯食べる時痛いし、下手したら喋るだけでも痛い。
本当、「誰でもいいから早く治す方法を教えてくれー!!!」って感じです。
せめて「唇にできた水ぶくれの原因や病名」がわかれば適切な処置もできるのでしょうが、わからない状態だとどんな対応をしていいかわからないし、下手な対処をしてかえって症状を悪化させてしまう・・・って事もありえますよね。
そこで今回、「唇に水ぶくれができた原因や病名、症状の例」等を紹介しますよ。あなたの唇にできた水泡の原因が何なのかしっかりと突き止めて、正しい対処をすれば痛みも早く治りますよ♪
唇の水ぶくれが痛い!原因や病名は?
まず、唇に水ぶくれができてしまった場合、原因にはどんなものがあるのか、いくつか紹介しますね。見分け方といいますか、病気の症状例も載せていますので、あなたの唇トラブルの原因を突き止める参考にしてください。
唇の水ぶくれ原因1 口唇ヘルペス
唇に水ぶくれができていて、ズキズキヒリヒリ激痛がする場合、第一に考えられる原因は「口唇ヘルペス」です。唇以外にも口内や顎などにできることもあります。口唇ヘルペスの主な症状や特徴
・水ぶくれが発症する前に唇に違和感を感じる
・主に上唇、下唇の表面や、唇の周りにできる
・まれに口内や顎にできることもあり、酷い時には全身に水泡が広がる時もある
・ヒリヒリ、ピリピリといった激痛やかゆさがある
・1週間程度で水泡が枯れ、かさぶたになり、その後1~2週間で自然に治る
・人にうつるので、感染対策が必要
・痛みやかゆみ以外にも頭痛、身体のだるさ、リンパの腫れ、発熱などの症状が出る場合もある
口唇ヘルペスができた場合、処置が早ければ早い程、治りも早くなります。ですので、口唇ヘルペスの疑いが出た時点で、病院を受診し薬を処方してもらうのがおすすめです。
ちなみに放置した場合、健康な人なら1~2週間程度で良くなりますが、まれに重症化し1ヵ月以上も症状が治らない場合もあるので注意が必要です。最悪、唇がただれて痕が残ってしまう・・・なんて事もあります(´;ω;`)
また、口唇ヘルペスは感染するので、タオルや食器の共有は避け、しっかりとした感染対策を行いましょう。
関連記事
『口唇ヘルペスの症状経過と感染対策!早く治す方法も紹介!』
唇の水ぶくれ原因2 日焼け
春から夏にかけて紫外線が強い時期にできやすいのが、「日焼けによる唇の水ぶくれ」です。日中、日焼け対策をせず海等のレジャーで遊んだ後になりやすいのが特徴です。唇の日焼けの主な症状と特徴
・紫外線対策をせずに長時間外に出た後になりやすい
・特に紫外線が強い春から夏の時期にかけてなりやすい
・唇が熱を持っており、ほてりがある
・皮がむけたり、唇全体が腫れあがって「たらこ唇」状態
・ヒリヒリとした痛みがある
・唇以外にも日焼けで顔や首、腕などが赤くなりヒリヒリ痛む
唇の皮がむけたり、唇全体が腫れ「たらこ唇」状態になってヒリヒリと痛む場合の水ぶくれは「日焼け」が原因の事が多いです。
唇を日焼けした場合、軽い「火傷」と同じですので、まずは唇を冷やし、その後に白色ワセリン等を使って正しいケアをすることが大切です。正しいケアさえ行えば、1日で唇の腫れや水泡を治す事だって可能です。
関連記事
『唇日焼けの治し方!蜂蜜は逆効果!?病院を受診するタイミングは!?』
唇の水ぶくれ原因3 口内炎
1年を通して最もできる人が多いであろう唇の水ぶくれといったら「口内炎」ではないでしょうか。食事中は痛いし、下手したら喋るだけでも痛い。地獄です。「どうにかして早く治したい」と必死になる人が多いだけに、民間療法もたくさん存在します。
口内炎の主な症状や特徴
・唇の裏側や歯茎、頬の内側にできる事が多い
・熱い物やしょっぱい物、酸っぱい物を食べると染みて痛い
・できた場所によっては喋るだけでも痛い
・白い潰瘍(かいよう:粘膜がえぐれて白くなっている状態)ができる事が主だが、まれに水泡もできる
・ストレスや睡眠不足、栄養不足といった生活の乱れでできやすい
・歯や入れ歯、矯正器具で傷つけてできることもある
・1週間~2週間程度で自然に治る
私も口内炎にはよくなるのですが、口内炎を早く治す為のコツは「規則正しい生活」を心掛けることです。口内炎以外にも全ての病気対策の基本ですよね。生活が荒れている人は1度生活スタイルを見直しても良いですね。
ちなみに普通の口内炎でしたら自然に治るので、そう慌てる必要はないです。特別な治療も必要ありません。
が、もし症状が長引くようでしたら、口内炎以外の病気や、「カンジダ性口内炎」や「ヘルペス性口内炎」の可能性があり、この場合は病院を受診し適切な治療を受けた方が良いです。
何科を受診するか迷いますが、口内炎の場合「耳鼻咽喉科」が専門になります。皮膚科や歯科、口腔外科で治療する事も可能ですので、まずは病院へ電話して「口内炎の治療が可能かどうか」問合せしてみると良いですね。
関連記事
『口内炎を早く治す方法12選!即効で痛みが取れるおすすめはコレ!』
唇の水ぶくれ原因4 粘液嚢胞
粘液嚢胞は口内にある唾液を出す穴が何らかの理由で詰まり、唾液が外に出られずに粘膜が風船みたいに膨らんでしまう病気です。こんな風に書くと、なんだか怖い病気なような気がしますが、基本的に体に大きな害はないので、そう心配することはありません。粘液嚢胞の主な症状と特徴
・下唇の裏側にできる事が多いが、他の場所にできる事もある
・基本的に触っても痛くない。痛かったとしても耐えられる範囲の痛み
・放置すると1ヵ月くらいで治ってしまう場合もあるが、再発を繰り返す事が多い
・基本的に身体に害はない
粘液嚢胞は膨らんだ袋の中に入っているのは「唾液」なので破裂しても問題ありませんし、放置しても大きな病気になる事はまずありません。が、再発を繰り返す事も多く、その場合は手術で摘出した方が良いでしょう。
手術は口腔外科で10分程度で終わる簡単な物で、痛みはほとんどありません。費用も5000円もかかりませんよ。
関連記事
『粘液嚢胞を放置すると自然治癒するの?治療方法や手術費用は?』
唇の水ぶくれ対処法!早く治す方法は?
唇の水ぶくれですが、原因がわからないうちは下手な対処は厳禁です。間違った対処をしてしまっては逆に症状を悪化させてしまいます。ですので、もし病院を受診せずに自力で治す場合には、以下のポイントに気を付けてみてください。これが唇の水ぶくれを早く治すコツですよ。
・水ぶくれに極力触らない、絶対に潰さない
・かさぶたになっても無理にはがさない
・家族や友人、恋人間でタオルや食器の使いまわしは避ける
・親しい間柄でもキスや頬ずりなどは症状が完全になくなるまで禁止
・患部を他人に触れさせない
・水ぶくれを触った後はしっかり手洗い、消毒をする
・油っぽい食べ物や刺激物は控える
・できたら口紅は塗らない
・化粧水やリップ等は敏感肌用のものをつける
・歯磨きやうがいで口内を清潔に保つ
・バランスの良い食事をとる
・充分に体を休める
特に、もしも水ぶくれがヘルペスだった場合には「他人に感染させる」可能性がありますので、感染対策だけはしっかりしておきましょう。また、症状が良くならない場合は、早めに病院(皮膚科)を受診しましょうね。
唇の水ぶくれの原因や早く治す方法まとめ
いかがだったでしょうか?唇の水ぶくれといっても原因によって対処法、治療法が異なります。まずは原因をはっきりつきとめて、正しく対処するのが、唇の水泡を早く治すコツですよ。また、症状が良くならないようなら、我慢せず早めに病院を受診しましょう。もしもヘルペスだった場合も考慮して、感染対策も怠らないようにしましょうね(*´ω`*)