仕事等で長時間のデスクワークが続くと頭痛がしてきませんか?
私も以前、1日中パソコンと向かい合っている仕事をしていた事があるのですが、もう頭痛に肩こり、目の痛みが酷くて、毎日ヒイヒイ言いながら仕事をしていました。頭痛が酷いとイライラしてきますし、集中力が切れるせいか仕事のミスも増えますよね。
どうにかして頭痛を解消したい!でも、これが中々難しい(-_-;)
いや、簡単に頭痛を治すには「薬を飲む」という方法もあるんです。でも、薬には眠気等の副作用もあり仕事中には向きませんし、正直できたら頭痛薬に頼りたくありません。
「誰か!薬以外で頭痛を即効で治す方法を教えてください!」
って感じですよね。そこで今回、仕事中でも使えて「頭痛によく効く即効性のあるツボ」を紹介しますよ。頭痛がしたらこれらのツボを押して、ツライ頭痛にさよならしちゃいましょう。
頭痛のツボ 手で即効性がある場所は?
まずは頭痛に有効な手のツボから紹介しますね。手のツボでしたら、例えば仕事の会議中に突然頭痛が起きても、自然に押すことができますよね。
もちろん、仕事中以外でも、家で家事をしている間やTVを見ている時に押してもOKですよ。
頭痛のツボ 手偏1 合谷(ごうこく)
合谷は親指と人差し指の骨が合流する少し前。そこからやや人差し指側にずれた場所にあります。ここを反対の親指でグーっと押したり、グルグルと回しながら押すと良いですよ。親指だけではなく、ボールペンで押してもOKです。効く人なら、1回で頭痛が取れる人もいます。
この合谷、実は「万能のツボ」と言われていて、頭痛だけではなく、花粉症、歯の痛み、肩こり、いびき、かぜ、めまい、便秘、下痢、生理痛、物忘れ、不眠などとても多くの効能が期待されるツボなんですよ。
頭痛のツボ 手偏2 外関(がいかん)
外関は中指の延長線上で手首から指3本分下がった場所にあるツボです。この場所も仕事をしながら自然に押すことができますよね。押し方は、指の腹でゆっくりと中程度の力で指圧すると良いですね。
また、爪楊枝のようなもので刺すと鍼の効果もあるそうですが、私的には痛さの方が勝ってしまったので、指で優しく押す方がおすすめです(笑)
頭痛の他に、身体のだるさや目の疲れにも効果がありますよ。
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頭痛のツボ こめかみや頭、顔、首、肩等でで即効性がある場所は?
次は頭部周辺で頭痛がすぐ治るツボを紹介しますね。手のツボ同様に頭部のツボも職場や家事の合間に押しやすいですよね。
頭部周辺にはたくさんのツボがありますので、色々試してみて自分に合ったツボを見つけてみましょう。
頭痛のツボ 顔偏 攅竹(さんちく)
攅竹は眉毛の内側で、ちょうど眉毛が生え始めの場所にあるツボです。両手の親指や人差し指で押し上げるように押します。私的にはこのツボが1番効果がありました!
というもの、攅竹は頭痛以外にも眼精疲労、視力回復、眠気解消、顔のむくみ解消等の効能があります。仕事中って目が疲れませんか?目の奥の方がキーンって痛くなりますよね。このツボを押すと頭痛と一緒に目の疲れも取れるので頭がスッキリしますよ。
頭痛のツボ こめかみ偏 太陽(たいよう)
太陽は眉毛の外側とこめかみの間にあるツボです。こめかみらへん全体を指で押さえて、口をパクパク動かすと筋肉が動く場所がありますよね?そこが太陽です。親指で太陽を押さえ、他の指で頭を支えるようにして押すと気持ちが良いですよ。
太陽は頭痛、偏頭痛以外にも「眼医者ごろし」という異名がある程、目に良いツボです。眼精疲労や老眼防止等に効果的なんですよ。また、顔面神経痛、三叉神経痛にも効果ありです。
↓ちなみに攅竹や太陽周辺のツボを押しつつ、頭痛を解消する動画です。かなり効果的ですのでぜひ試してみてください。
簡単にできる頭痛を解消する方法
頭痛のツボ 頭偏 百会(ひゃくえ)
百会は頭の頂上、ちょうど左右の耳の穴を繋いだ線と、眉間の間から頭のてっぺんを繋いだ線とが交わる場所にあります。少しぶよぶよとして凹むところですので、比較的見つけやすいと思います。押し方は人差し指や中指を使って「気持ちが良い強さ」で下方向に向かって真っすぐ優しく押します。
百会は「癒しのツボ」でもあり、自律神経を整え、ストレスや不眠症、頭痛を解消してくれます。あと、抜け毛や痔にも効果的です。薄毛が気になる私としては、個人的に抜け毛に効果があるのが嬉しいところです。
夜に眠れない時や二日酔いで頭全体がガンガンする時に指圧するのも効果的ですよ。
頭痛のツボ 首・後頭部偏 風池(ふうち)
風池の場所ですが、首の後ろを触りながらちょっと上を向いてみてください。背骨のラインが途切れてくぼみができている場所がありますよね。そのくぼみと耳の下を結んだちょうど中間点が風池です。髪の毛の生え際の少し上らへんになると思います。こちらを親指でグーっと3秒押すのを繰り返してみてください。
頭痛と眠気がスッキリすると思います。風池は自律神経身を整え、頭痛、肩こり、眼精疲労によく効くと言われています。特に仕事中は風池と百会を交互に押す事で、頭痛、目の疲れ、肩こりなどが一気に解消されますよ。
頭痛のツボ 首・後頭部偏 天柱(てんちゅう)
天柱は首の後ろのくぼみから親指1本分離れた場所にあります。ちょうど髪の毛の生え際らへんですよ。肩が凝っていると、押した時強い痛みを感じる場合があります。指圧の方法は、両手で後頭部を包むように支え、親指で上に向かって押し上げます。
頭をゆっくり上下に動かしながら天柱と風池を交互にマッサージすると気持ちが良いですよ。数回繰り返すと頭痛と首の凝りがかなり解消されますのでおすすめです。
また、天柱は偏頭痛、肩こりの他、首の凝りや冷え、精神疲労、ストレス、肝臓、視力、統合失調症、自律神経失調症、血圧、めまいと沢山の効能がある万能ツボなんですよ。
頭痛のツボ 肩偏 肩井(けんせい)
肩井は最初に探す時は少し難しいですが、コツをつかめば簡単に見つけれるようになりますよ。まず少し下を向いてみてください。首の後ろ背中側で出っ張っている骨がありますよね。その骨と、腕側の肩の先端を結んだちょうど中間点にあるのが肩井です。この肩井ですが、肩が凝っている時に押すとかなり痛いです。
押し方は、中指や人差し指を使って垂直に押します。私的には少し押しただけでかなり痛いのですが、痛みは人によって違うと思いますので、好みで気持ち良い程度に指圧してください。
肩井は頭痛、肩の痛みだけでなく、目の疲れや自律神経、五十型、目の疲れにも効果的ですよ。
頭痛のツボ 足で即効性がある場所は?
次に足のツボで頭痛がすぐ治るツボを紹介しますね。さすがに足のツボは会社等のビジネス時に押すのは難しいですが、家に帰ってリラックスしている時に押すことで、仕事中の頭痛を予防できますよ。
家でお風呂に入っている時やTVを見ている時についで押しちゃいましょう♪
頭痛のツボ 足偏 臨泣(りんきゅう)
臨泣の探し方ですが、小指と薬指の骨の間に指を置き、足首方向に辿っていってみてください。途中で指が止る場所があると思います。そこが臨泣のツボです。指圧する時は、痛みが出るか出ないかくらいで優しく押しましょう。
足臨泣は頭痛はもちろんのこと、めまいや足の腫れ・痛みの軽減、月経障害にも効能があります。生理不順や生理痛で悩んでいる女性にもおすすめですよ。
頭痛のツボ 足偏 陥谷(かんこく)
陥谷の場所は、人差し指と中指の間を足首に向かって撫でると、すぐにくぼみで指が止る場所です。押す時は親指を陥谷のツボに当て、他の指を足の裏側にまわし、足をはさむようにしてやや強めの力で押します。
陥谷は緊張性頭痛などの目の奥からズキズキと痛むような頭痛に有効ですよ。
頭痛のツボ 足偏 通谷(つうこく)
通谷のツボは小指の外側、少しくぼんだところにあります。押し方は陥谷を押す時と同じ要領で足をつかむようにして、親指でグリグリと押します。横座りをしてから指圧すると押しやすいですよ。
通谷は膀胱系のツボと言われていますが、同時に血液の循環を良くしてくれるツボでもあります。頭痛の中でも後頭部の痛み解消に特に効果がありますよ。
手や足、こめかみの頭痛のツボまとめ
いかがだったでしょうか?仕事中に同じ姿勢を続けていると頭痛が酷くなりますよね。そんな時は手やこめかみのツボを覚えておくと、職場でも自然に押せるので便利ですよ。ただし、ツボを押しても改善が見られず痛みが長続きする場合は、他の病気の可能性もありますので、早めに整骨院や病院などを受診してくださいね。