「退職する側のお礼メッセージ文例を知りたい」
「退職時の挨拶って何て言えばいいの?」
「上司や先輩、同僚、後輩、取引先への挨拶はどうする?」
仕事をしているといつかは必ず訪れる退職。
定年退職する人もいれば、都合で退職する人もいるでしょう。
そんな退職時、必要になるのが「退職の挨拶」ですよね。
職場によっては送別会をしてくれて、その場で退職の一言を求められる場面もあるでしょう。
が、そんな時にどのようなお礼のメッセージを言えばいいのかわからないもの。
そこで今回は「退職する側のお礼メッセージ文例」をご紹介。
できたら感謝を伝えるメッセージで送られる側も見送る側も気持ちよく終えたいものです。
上司などのお世話になった人へのメッセージ、同僚や後輩、取引先など、イロイロな挨拶例文を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
退職時の一言メッセージ例文
朝礼時の退職挨拶例文
退職時は朝礼や仕事を始める前、あるいは終わりに一言挨拶を求められることってありますよね。そんな時はあまり長くならず、簡単に終わらせてしまうと良いでしょう。
私事ではありますが、本日をもちまして退職することになりました。
皆さんには今までたくさんご指導していただき、とても感謝しています。
皆さんからご指導していただいたことを忘れず、今後も頑張っていこうと思います。
最後になりましたが、皆さんのますますのご活躍を心より祈っています。
今まで本当にありがとうございました。
また、この時、人によっては「上司や会社に対しての不満」がある人もいるでしょう。
ですが、立つ鳥跡を濁さず。最後にネガティブな発言をしてもお互い気まずくなるだけです。
グッと我慢して、簡単な言葉だけで終わらせておきましょう。
取引先への挨拶例文
取引先へ挨拶する時は「後任に関する内容」を伝えると、相手方も安心できます。実は〇月〇日で退職することになりました。
△△様には今まで色々とご指導いただき、本当にありがとうございました。
こちらが後任の**です。まだ未熟ではありますが、1つ1つ確実に仕事をこなし力をつけており、信頼できる者です。
今後とも**ともども弊社をご愛顧のほどよろしくお願い致します。
送別会での挨拶例文
職場によっては送別会を開いてくれることもありますよね。そんな時の挨拶は自由に言ってOKです。仕事中の具体的なエピソードなどを交えて話すと印象が良くなりますよ。
今日は私のために送別会を開いていただきありがとうございます。
この会社に就職した際、最初はちゃんとできるだろうかと不安でしたが、〇〇課長から毎日熱心にご指導いただき、ここまで頑張ってこれました。〇〇課長の「………」という言葉は今でも私の座右の銘です。
また△△のプロジェクトでは特に**さんにお世話になりました。私がミスした際、**さんにたくさんフォローしていただきましたよね。あの時は涙が出るくらい嬉しかったです。ありがとうございました。
他にも多くの人にご指導していただき、私はこの会社で大きく成長できたと思います。
これからは新しい道に進みますが、この会社で皆さんにご指導していただいたことを活かし、今後も頑張っていこうと思います。
今まで本当にありがとうございました。
「具体的なエピソードなんてないんだけど…」という人は、朝礼時の挨拶のようなシンプルな挨拶を行うと良いでしょう。
あくまで前向きな内容にし、恨み言などは言わないようにするのがマナーですよ。
また、挨拶は長くても5分程度に行い、「もっと話したい」という場合は、送別会中に個別にお礼の挨拶を行うと良いですね。
定年退職時の挨拶例文
定年まで勤め終えた後に退職される人もいますよね。定年退職の挨拶の場合、退職した後の予定や今後の目標などがあれば伝えてみても良いですね。
本日で退職となります。
〇〇年にこの会社に入社し、〇〇年間。本日で定年を迎え退職となります。
私が〇〇年間もこの会社で頑張ってこれたのは、ひとえに支えてくれた皆さんのお陰です。ありがとうございました。
これからは健康を第一に気遣いながらも趣味の**に思う存分時間をつかい、第二の人生を謳歌しようと思います。
皆さんも健康には気を付け、そして今後も大いに活躍してくれることを祈っています。
本当に最後の最後までありがとうございました。
語りたいことが多くあると思いますが、会社での挨拶は少し短めにし、送別会などで少し長めの挨拶を行うと良いですね。
寿退職の挨拶例文
結婚が決まり、寿退社する人もいるでしょう。そういった場合、退職の挨拶時に入籍日や結婚式の日を伝えても良いですね。
ただし、幸せいっぱいの自慢になりすぎないように注意し、感謝の気持ちを一番に伝えるのが大切ですよ。
私事ではありますが、結婚することになりましたので、本日をもって退職することになりました。
皆さんには今までたくさんのご指導をいただき、本当にありがとうございました。
私がここまで頑張ってこれたのも、温かく支えてくれた皆さんのお陰です。
これからも皆さんのご活躍を祈っています。
これまで本当にありがとうございました。
派遣やパートを退職する時の挨拶例文は?
派遣やパートの場合「わざわざ退職の挨拶って必要?」と思われるかもですが、社会人として挨拶を行っていた方が良いでしょう。念のために先に上司に「退職の挨拶はどうしたらよいですか?」と尋ねてみましょう。
上司から「しなくていいよ」と言われれば、個人的にお世話になった人にだけ個別に挨拶しておくと良いですね。
もし上司から「なら挨拶の時間をとるね」と言われたら、その時に退職の挨拶を行うと良いでしょう。
私事ではありますが、〇月〇日で派遣の契約が終了となります。3ヵ月間、お世話になりました。
短い間でしたが、皆さんに温かくご指導していただいたこと、本当に感謝しています。
次の会社でも、こちらの会社で教わったことを活かして頑張っていこうと思います。
今まで本当にありがとうございました。
本日でパートの仕事も終わりになります。
失敗もありご迷惑を掛けたこともありましたが、皆さんに支えられ、今日まで楽しく働くことができました。
本当に今までありがとうございました。
皆さんも、健康に気をつけ、これからも頑張ってください。応援しています。
退職のお菓子を渡すときの挨拶
また、退職時に「お菓子」みたいなものを渡すこともありますよね。そういった時は簡単な挨拶の言葉と一緒に渡すと良いですね。
〇〇さん、今までありがとうございました。
美味しいと評判の焼き菓子ですので、良かったら食べてください。
お礼メッセージについてはこれから説明しますね。
退職時のお礼メッセージ文例
一人一人「退職のお礼のメッセージを贈りたい」という人は以下のような文例を書くと良いですね。メッセージは長く書く必要はありませんが、手書きで感謝の気持ちを込めて書くと印象が良いですよ。
ちなみにそこまで仲が良くない人に対してはシンプルなメッセージを送りましょう。
距離感が近い相手でしたら少し砕けた内容のメッセージにしても良いですね。
上司や先輩へのお礼のメッセージ文例
〇〇課長、これまで大変お世話になりました。
〇〇課長に丁寧にご指導していただいたお陰で、これまで頑張ってこれました。
これから違う会社になりますが、これからも〇〇課長の教えを活かして頑張っていきます。
本当にありがとうございました。
〇〇先輩へ
新入社員として入社し、右も左もわからなかった私に〇〇先輩が多くのことを教えてくださいましたね。
〇〇先輩の教えが今でも私の糧になっています。
本当にありがとうございました。
これからもお体に気を付けて頑張ってください。先輩のご活躍を祈っています。
同僚へのお礼メッセージ文例
〇〇さんへ
今まで本当にありがとうございました。
私がミスした時、一緒にフォローしてくれたの本当に嬉しかったです。
これから別々の会社になりますが、お互い頑張っていきましょう。
〇〇さんの活躍を陰ながら応援しています。
〇〇さんへ
今まで本当にありがとう。
私がこの会社でここまで頑張ってきたのは〇〇さんが支えてくれたからだよ。
感謝してもし足りないくらい、感謝の気持ちでいっぱいだよ。
ラインでも繋がっているし、またプライベートで食事に行こうね。
後輩へのお礼のメッセージ文例
〇〇さん
短い間だったけど、ありがとうございました。
〇〇さんが成長する姿は見ていて爽快でした。
これからも頑張ってくださいね。
陰ながら応援しています。
〇〇さん
今までありがとう。〇〇さんが頑張っている姿をみて、私もやる気を分けてもらっていたよ。
これからも持ち前の前向きさで、新しくできる後輩を引っ張っていってね。
応援しているよ。
退職する側のお礼メッセージ文例まとめ
いかがだったでしょうか?退職する時のお礼メッセージですが、会社内で挨拶する時はシンプルに短くまとめるようにすると良いですね。
送別会などでの挨拶でしたら、具体的なエピソードを交えつつ長めの挨拶にしても良いでしょう。
どちらにしろ、前向きで明るい内容、そして感謝の気持ちを伝える内容にすると良いですよ。
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