土用しじみの意味や由来は?土用餅や土用卵のいわれも紹介!

土用丑の日といえば「うなぎ」です。夏に食べるうなぎ!美味しいですよね~♪

そう、私の中では「土用丑の日=うなぎ」です。おそらく、ほとんどの日本人も同じように「土用丑の日=うなぎ」だと思うんです。が、私の友達はそうじゃないらしく、なんと彼女は土用丑の日にうなぎではなく


「しじみ」を食べるらしいんです。


「え!?土用丑の日にしじみ!?うなぎじゃなくて!?」とびっくりですΣ(・ω・ノ)ノ!

んで、疑い深い私は「本当に土用丑の日にしじみなんて食べる!?」のアレコレ調べてみたのですが、確かに昔から日本では「土用しじみ」と言って、土用丑の日にしじみを食べる習慣がありました。

しかも、驚く事に、しじみ以外にも「土用餅(あんころ餅)」や「土用卵」を食べる習慣までありましたよ!


知りませんでした(*´Д`)


というワケで、今回は「土用しじみの意味や由来」を調べてみましたよ。「土用餅」や「土用卵」の由来や意味についてもまとめていますので、良かったら読んでみてくださいね。

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土用しじみの意味や由来!土用しじみは腹の服薬!?

土用しじみの意味や由来は?

「土用丑の日にうなぎじゃなくてしじみを食べるなんて、どこのマイナー習慣だよ!」と思っていたのですが、本当ごめんなさい。そんな事を一瞬でも思っていた私を殴り飛ばしたいです。

調べてみてわかったのですが、実は土用丑の日にしじみを食べる習慣は、うなぎを食べる習慣以前から存在します。つまり、土用丑の日に食べる食材としては


「うなぎ」より「しじみ」の方が歴史が古いんです。


というのも、夏の土用の時期(7月中旬~8月上旬)は暑さが厳しく夏バテしやすい時期ですよね。現代のように冷房も扇風機もなく、食べ物も充分でなかった昔の人は、なんとかこの暑さを乗り切ろうと知恵を振り絞り、色々な方法を試しました。

とりわけ効果があったのが、やはり「栄養がある食べ物」を食べる事。今も昔も元気の源は「栄養満点で美味しい食事」ですよね。昔の人は限られた条件で生活していくうちに、自然と夏バテしやすい「土用丑の日」に栄養価の高い食材を食べるようになっていったワケです。


そして、その中でも特に効果があった食べ物が「しじみ」です。


夏が旬のしじみを「土用しじみ」と言いますが、「土用しじみ」は栄養たっぷりな上に整腸作用もあります。昔は冷蔵庫なんて便利な物はありませんでしたので、食材が傷みやすく食あたりを起こしやすい夏の時期に「しじみ」はぴったりです。


土用丑の日のしじみは腹の薬」とも言われ、しじみは土用丑の日に食べる食材として不動の地位を築いたというワケです。


実際、しじみにはアミノ酸(オルニチン)、ビタミンB、ビタミンE、カルシウム、鉄分、が多く含まれ、非常に栄養価が高い食材です。肝臓の働きを良くしてくれることから「二日酔い」にも効果があります。

昔の人は現代のように食材の栄養素を調べたりできませんが、「生活の知恵」としてしじみの有効性を実感し、土用丑の日にしじみを食べる習慣が広まったんですね。

また、しじみは整腸作用だけではなく、美肌効果や美髪効果もあり、女性に嬉しい食べ物なんですよ。

昔から「産後の肥立ちにしじみが良い」と言われているのは、栄養価が高いのはもちろんなのですが、こうした女性に嬉しい効果もあるからかもですね♪


土用しじみと寒しじみの違いは?しじみの旬の時期はいつ?

土用しじみ 意味

しじみには旬の時期が夏と冬、2回あるのをご存知ですか?

夏が旬のしじみを「土用しじみ」、冬が旬のしじみを「寒しじみ」と呼び、「土用丑の日」効果で圧倒的に土用しじみの方が有名なのですが、


実は夏の「土用しじみ」より冬の「寒しじみ」の方が美味しかったりします。


というのも、しじみは冬を乗り切るために、秋から冬にかけてたくさんの餌を食べ、たっぷり栄養を蓄えます。そして丸々と太った寒しじみは、冬の間、湖底深くに潜り込み、蓄えた栄養を使って寒い冬を越すんです。


熊が秋にエサを大量に食べ脂肪を増やし、冬眠して冬を越すのと同じですね。


ですので、冬の「寒しじみ」は身が引き締まって栄養たっぷり。味も土用しじみより寒しじみの方が上なんです。

とはいえ、夏のしじみは産卵時期です。どの生物でも産卵期には自然と栄養を体に蓄えますよね。しじみも同じで「土用しじみ」も栄養価が非常に高く、中には卵を持っているしじみもいます。寒しじみには劣りますが、やはり土用しじみも栄養たっぷりで美味しいんですよ(*´ω`*)

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土用餅の由来や意味は?

栄養価の高いしじみが「土用丑の日」に食べられるのは納得がいきますが、「お餅」が食べられるのって不思議じゃないですか?

確かにお餅は炭水化物としての栄養は高そうですが、それ以外のビタミンや鉄分の栄養ってほとんど含まれていません。腹持ちは良くなるので「満腹感」はありますが、食欲がなくなる夏場になぜお餅?

と疑問に思っていたら、どうやら「土用丑の日に食べる土用餅」は栄養面というより、


宮中で「夏に無病息災を願う縁起物」として食べられていたのが起源のようです。


昔、宮中の公家ではカガ芋を煮出しして作った味噌汁に、もち米の粉を丸く練った団子を入れ食べると「夏バテにならない」という言い伝えがあり、夏にはこの「団子入り味噌汁」が好んで食べられていました。


昔の人は「おまじない」や「ゲン担ぎ」みたいな言い伝えを大切にしたんですね。陰陽師の占いみたいな感じですかね?いや、違うか(笑)


んで、その夏に「団子入り味噌汁」を食べる風習が、江戸時代中期から「土用入りの日」に餅を小豆あんで包んで食べる「あんころ餅」に変わり、庶民の間にも「土用の時期の暑気払い」として広まったというワケです。

現代でも夏の風物詩として土用丑の日にあんころ餅を食べる風習が残っている地域もあります。甘い物好きの私としては羨ましい風習です。今年の土用丑の日は私もこの風習にあやかり、あんころ餅を食べようかな(*´Д`)

土用卵の由来や意味は?

「土用卵」の由来は、土用丑の日にしじみを食べる意味と同じで、「暑い夏の時期に栄養がある卵を食べて、夏バテを解消しよう」といういわれです。なんてったって、卵はひよこの元。


生物の体を作るのに必要な栄養素が、バランスよく含まれています。


中でも注目すべきなのは、タンパク質の源である「必須アミノ酸」です。この必須アミノ酸は免疫力を高める効果があるので、風邪等のウイルスに対抗する力を強めてくれます。

また、必須アミノ酸の中でも、更に最近注目されているのは「メチオニン」です。こちらはなんと癌予防効果まであるんです。


ですので、卵を食べることで病気になりにくい、強い身体になるんです♪


その他にも、卵にはビタミンやカルシウム、亜鉛、鉄も含まれているので、脳の活性化や美肌効果もあり、まさに栄養満点。夏バテしやすい「土用の時期に食べる食材」としてぴったりというワケです。


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いかがだったでしょうか?土用しじみや土用餅、土用卵は、昔の人が暑さが厳しくなる「土用の時期」に夏バテ防止として食べていた食材になります。

今年の土用丑の日は「うなぎ」だけではなく、しじみのお吸い物やあんころ餅、卵焼きなんかも一緒に食べると更に夏バテ解消効果がさらにUPするかもしれません( *´艸`)